【レシピ】ワインセラーローゼンタール 島田由美子さんのハルマキ100本ノック 47本目/100
「春巻きは楽しい」「春巻きは簡単で美味しい」をモットーに、毎週1本ずつご紹介する「ハルマキ100本ノック」 まだまだ100本達成への道のりは遠いですが、日々の暮らしのなかで春巻きが、皆さんの身近な存在になったら嬉しいです。巻いて欲しい素材のリクエストやご質問なども大歓迎。(herself@kobunsha.com)まで、いつでもお待ちしています。
まずは最初に、100本すべての共通ルールです
- レシピは3本分の量で表記。
- フライパンを使用。※ここで使用しているフライパンは、直径26㎝のテフロン加工のものです
- 使う油は、大さじ4。フライパンが小さい場合は、これより少ない量に加減しましょう。
- 火加減は弱火から中弱火。じっくり揚げ焼きする感じです。
- 火を入れる時、ひっくり返す時以外は、なるべく触らない。下手に触らない方が、きれいに仕上がります。
- 巻き終わりの糊付けは不要。巻き目を下にして火を入れれば大丈夫です。
春巻きの皮は、モランボンの春巻きの皮を使っています。時にはゴツゴツした具を巻いたりもするので、破れにくく、かつ美味しい皮が理想。モランボンの皮は、ちょうどいい厚さで、パリッと仕上がるところが気に入っています。薄い皮を使う場合は、具材を巻く時や火を入れている時に破れないよう気を付けましょう。
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柿と梅の春巻き
この数年、柿が個人的にブームです。美味しくても積極的に買わなかったのが、びわと同じくワインに合うと気づいたら大好きに。料理に使う場合は、固めで若めのものを選ぶのがコツ。火を通して甘味をギュッと凝縮させたところに、酸味や塩けがあるものを合わせると一気に「おつまみ」化します。ちなみに柿は二日酔い予防にもよいとか。最高のお酒の友です。
【材料】 3本分
- 柿(あまり熟していないもの)…1個
- 梅干し…1個
- 片栗粉…大さじ1
- 春巻きの皮…3枚
- サラダ油…大さじ4
【作り方】
1.柿は皮を剝き、1㎝角に切り分けボウルに入れる。
2.梅干しは種を取り、包丁で叩いてペースト状にし1に入れ、全体に絡めるように混ぜる。
3.2に片栗粉を振り入れ、全体が均一になるようにザックリ混ぜる。
4.フライパンにサラダ油を入れ弱めの中火で温めたら、春巻きを並べる。
5.春巻きの全体が美味しそうなキツネ色になったら、油を良く切り半分に切り分ける。
【合わせたいお酒】
辛口のスパークリングワイン。カヴァでもスプマンテでも、ゼクト(ドイツのスパークリングワイン)でも。豪勢にシャンパンなら最高です。
【動画でも作り方を公開しています】
【バックナンバー】
25本目:グリーンアスパラガスと、その皮、ちりめんじゃこの春巻き
【プロフィール】
島田由美子:ドイツワインと野菜料理を楽しめる「ワインセラーローゼンタール」店主。春巻きはお店の定番メニュー。季節によって、中身が変わります。
ワインセラーローゼンタール
住所:東京都中央区銀座8-7-11 ソワレ・ド・銀座第2弥生ビル8F
☎03-3574-8758
営業時間: 18:30~23:00
休:日、祝
公式サイト
撮影/牧田健太郎 構成/松本朋子