【レシピ】ワインセラーローゼンタール 島田由美子さんのハルマキ100本ノック 48本目/100
「春巻きは楽しい」「春巻きは簡単で美味しい」をモットーに、毎週1本ずつご紹介する「ハルマキ100本ノック」 まだまだ100本達成への道のりは遠いですが、日々の暮らしのなかで春巻きが、皆さんの身近な存在になったら嬉しいです。巻いて欲しい素材のリクエストやご質問なども大歓迎。(herself@kobunsha.com)まで、いつでもお待ちしています。
まずは最初に、100本すべての共通ルールです
- レシピは3本分の量で表記。
- フライパンを使用。※ここで使用しているフライパンは、直径26㎝のテフロン加工のものです
- 使う油は、大さじ4。フライパンが小さい場合は、これより少ない量に加減しましょう。
- 火加減は弱火から中弱火。じっくり揚げ焼きする感じです。
- 火を入れる時、ひっくり返す時以外は、なるべく触らない。下手に触らない方が、きれいに仕上がります。
- 巻き終わりの糊付けは不要。巻き目を下にして火を入れれば大丈夫です。
春巻きの皮は、モランボンの春巻きの皮を使っています。時にはゴツゴツした具を巻いたりもするので、破れにくく、かつ美味しい皮が理想。モランボンの皮は、ちょうどいい厚さで、パリッと仕上がるところが気に入っています。薄い皮を使う場合は、具材を巻く時や火を入れている時に破れないよう気を付けましょう。
48/100
カボチャとカボチャの種、生姜の春巻き
ハロウィン。いつの間にやら日本に浸透していて、気がつくと近所のスーパーにカボチャ関連グッズが溢れています。本場では、オレンジ色した大きなカボチャでランタンを作り悪魔よけにしますが、水っぽくて美味しくないとか。日本には、嬉しいことにホクホク甘いカボチャがたくさん。せっかくだからハロウィンに乗じて食べて、悪いものを退けましょう。
【材料】 3本分
- カボチャ…70g(中サイズ1/4個を、5㎜幅にスライスして3枚ほど)
- 生姜…50g
- カボチャの種…大さじ3
- 春巻きの皮…3枚
- 塩…少々
- 粉山椒…少々
【作り方】
1.塩と山椒は混ぜておく→山椒塩。
2.カボチャは5㎜幅に切り出し、なるべく細く切りボウルに入れる。
3.生姜は皮付きのまません切りにし、②に加え混ぜる。
4.春巻きの皮の上に③を細長く置き、カボチャの種を全面に載せ、きっちり巻く。
5.フライパンにサラダ油を入れ弱火で温めたら春巻きを並べ、そのままの火加減でじっくり揚げ焼きする。
6.すべての面が美味しそうなキツネ色になったら、油を良く切り半分に切り分け、山椒塩を添える。
【合わせたいお酒】
ギネスなどコックリとした黒ビールを冷やし過ぎない温度で。
【バックナンバー】
25本目:グリーンアスパラガスと、その皮、ちりめんじゃこの春巻き
【プロフィール】
島田由美子:ドイツワインと野菜料理を楽しめる「ワインセラーローゼンタール」店主。春巻きはお店の定番メニュー。季節によって、中身が変わります。
ワインセラーローゼンタール
住所:東京都中央区銀座8-7-11 ソワレ・ド・銀座第2弥生ビル8F
☎03-3574-8758
営業時間: 18:30~23:00
休:日、祝
公式サイト
撮影/牧田健太郎 構成/松本朋子