【レシピ】ワインセラーローゼンタール 島田由美子さんのハルマキ100本ノック 51本目/100
「春巻きは楽しい」「春巻きは簡単で美味しい」をモットーに、毎週1本ずつご紹介する「ハルマキ100本ノック」 まだまだ100本達成への道のりは遠いですが、日々の暮らしのなかで春巻きが、皆さんの身近な存在になったら嬉しいです。巻いて欲しい素材のリクエストやご質問なども大歓迎。(herself@kobunsha.com)まで、いつでもお待ちしています。
まずは最初に、100本すべての共通ルールです
- レシピは4本分の量で表記。
- フライパンを使用。※ここで使用しているフライパンは、直径26㎝のテフロン加工のものです
- 使う油は、大さじ4。フライパンが小さい場合は、これより少ない量に加減しましょう。
- 火加減は弱火から中弱火。じっくり揚げ焼きする感じです。
- 火を入れる時、ひっくり返す時以外は、なるべく触らない。下手に触らない方が、きれいに仕上がります。
- 巻き終わりの糊付けは不要。巻き目を下にして火を入れれば大丈夫です。
春巻きの皮は、モランボンの春巻きの皮を使っています。時にはゴツゴツした具を巻いたりもするので、破れにくく、かつ美味しい皮が理想。モランボンの皮は、ちょうどいい厚さで、パリッと仕上がるところが気に入っています。薄い皮を使う場合は、具材を巻く時や火を入れている時に破れないよう気を付けましょう。
51/100
鶏ササミとゴボウ、ドライプルーンの春巻き
酢豚のパイナップルなど、「肉類に果物」が苦手な方は結構多いと思います。かつての私もそうでした。ところが、「鶏とプラムの赤ワイン煮」というフランスの家庭料理を食べて、その呪縛から解放されました。何といってもワインに合うのが嬉しい。いきなり煮込みはハードルが高いから、まずは春巻きで試してみませんか? ワイン好きな方におすすめです。
【材料】4本分
- 鶏ささ身…2本
- ドライプルーン…6個
- ゴボウ…20㎝
- 塩…少々
- 春巻きの皮…3枚
- サラダ油…大さじ4
【作り方】
1.鶏ささ身は筋を取って縦半分に切り分けたら、全体に軽く塩を振る。ゴボウは5㎝長さのせん切りに、ドライプルーンは粗くみじん切りにする。
2.春巻きの皮の上にゴボウを敷き、上に鶏ささ身を載せ、ドライプルーンを全体に散らす。
3.フライパンにサラダ油を入れ弱火で温めたら、ゴボウの面を下にして春巻きを並べ、そのままの火加減でじっくり揚げ焼きする。
→ゴボウをこんがり焼いた方が美味しいです。
4.すべての面が美味しそうなキツネ色になったら、油をよく切って半分に切り分ける。
【合わせたいお酒】
軽めの赤ワイン。今の時期ならボジョレー・ヌーヴォを軽く冷やして。
【動画でも作り方を紹介しています】
【バックナンバー】
25本目:グリーンアスパラガスと、その皮、ちりめんじゃこの春巻き
【プロフィール】
島田由美子:ドイツワインと野菜料理を楽しめる「ワインセラーローゼンタール」店主。春巻きはお店の定番メニュー。季節によって、中身が変わります。
ワインセラーローゼンタール
住所:東京都中央区銀座8-7-11 ソワレ・ド・銀座第2弥生ビル8F
☎03-3574-8758
営業時間: 18:30~23:00
休:日、祝
公式サイト
撮影/牧田健太郎 構成/松本朋子