【レシピ】ワインセラーローゼンタール 島田由美子さんのハルマキ100本ノック 54本目/100
「春巻きは楽しい」「春巻きは簡単で美味しい」をモットーに、毎週1本ずつご紹介する「ハルマキ100本ノック」 まだまだ100本達成への道のりは遠いですが、日々の暮らしのなかで春巻きが、皆さんの身近な存在になったら嬉しいです。巻いて欲しい素材のリクエストやご質問なども大歓迎。(herself@kobunsha.com)まで、いつでもお待ちしています。
まずは最初に、100本すべての共通ルールです
- レシピは4本分の量で表記。
- フライパンを使用。※ここで使用しているフライパンは、直径26㎝のテフロン加工のものです
- 使う油は、大さじ4。フライパンが小さい場合は、これより少ない量に加減しましょう。
- 火加減は弱火から中弱火。じっくり揚げ焼きする感じです。
- 火を入れる時、ひっくり返す時以外は、なるべく触らない。下手に触らない方が、きれいに仕上がります。
- 巻き終わりの糊付けは不要。巻き目を下にして火を入れれば大丈夫です。
春巻きの皮は、モランボンの春巻きの皮を使っています。時にはゴツゴツした具を巻いたりもするので、破れにくく、かつ美味しい皮が理想。モランボンの皮は、ちょうどいい厚さで、パリッと仕上がるところが気に入っています。薄い皮を使う場合は、具材を巻く時や火を入れている時に破れないよう気を付けましょう。
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竹輪と豆苗のピリ辛春巻き
ふと食べたくなるものの一つに、竹輪の磯辺揚げがあります。油を吸った竹輪はネッチリ感が増して、おつまみにも、ごはんのおかずにも、たのもしくパワーアップします。最近は竹輪の穴が(値上げする代わりに重さを減らしたいため)大きくなったとの噂もありますが、大きい穴の方が、いろいろ詰められて楽しいと思うのは、私だけでしょうか?
【材料】 4本分
- 竹輪…2本
- 豆苗…1パック
- かんずり…小さじ2/3
- 胡麻…小さじ1
- とろけるチーズ…15g
- 春巻きの皮…4枚
- サラダ油…大さじ4
【作り方】
1.豆苗は根元を切り落とし、沸騰した湯で5秒ほど茹でたらざるにあげ、うちわなどで扇いで冷ます。
2.1の水けをしっかり絞ったら1㎝長さに切りボウルに入れて、かんずりと胡麻を加え、全体に馴染むように混ぜる。
3.竹輪は縦半分に切る。
4.春巻きの皮の上に竹輪を置き、凹みにとろけるチーズを詰めたら上に2を載せ、しっかり巻く。
5.フライパンにサラダ油を入れて中火で温めたら春巻きを並べ、そのままの火加減で揚げ焼きする。
6.全体が美味しそうなキツネ色になったら油をよく切り、ひと口大に好みの長さに切り分ける。
【合わせたいお酒】
とにかくビール!
【コラム】
いつも冷蔵庫に「かんずり」を
「かんずり」が手に入らない場合は豆板醤でも代用できます。その場合、辛みが主体になるので少なめにしましょう。ただ、「かんずり」の爽やかな辛みは、いろいろと使えて重宝します。柚子胡椒より塩分が少ないのも嬉しいところ。鍋やうどんはもちろん、肉じゃがや煮しめなど、優しい味の料理のアクセントにちょこっと添えてみだくさい。いつものおかずが少しよそ行きに、そしてお酒のお伴に変身します。
【動画でも作り方を紹介しています】
25本目:グリーンアスパラガスと、その皮、ちりめんじゃこの春巻き
【プロフィール】
島田由美子:ドイツワインと野菜料理を楽しめる「ワインセラーローゼンタール」店主。春巻きはお店の定番メニュー。季節によって、中身が変わります。
ワインセラーローゼンタール
住所:東京都中央区銀座8-7-11 ソワレ・ド・銀座第2弥生ビル8F
03-3574-8758
営業時間: 18:00~23:00
休:日、祝
公式サイト
撮影/牧田健太郎 構成/松本朋子
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