「スープジャー×キッチンバサミ」でラクに拍車がかかる①


冬のお弁当にイチオシの〝スープジャー〞。寒さが厳しい日も体がじんとあったまるようなお弁当を食べられるとほっこり癒されますよね。スープジャーを駆使し、ヘルシーレシピを考案している料理研究家で栄養士の阪下千恵さんの「麻婆味噌豆腐風スープ」と「ホタテ風味かまぼこのシェントウジャン風スープ」のレシピをご紹介します!

「麻婆味噌豆腐風スープ」レシピ

辛さの調節OK! ピリ辛で体の芯から温まる


MINI TANK KAMAWANU・KYABETSU 300㎖ ¥3,520、UMBRELLA BOTTLE MINI KAMAWANU・KYABETSU 190㎖ ¥2,860(ともにthermo mug)ステンレス製先割れスプーン・イエロー¥1,320(いろさじ)

【材料】(1人分)
木綿豆腐……70~100g(1/4丁)
豚ひき肉(できれば赤身)……40g
長ねぎ……5㎝
小松菜……1株
ラー油、または山椒の粉……お好みで
もち麦ご飯(パック)……100~150g
A[味噌 …小さじ2 豆板醤…小さじ1/2 おろししょうが(またはチューブ)…小さじ1/2  鶏がらスープの素(顆粒)…小さじ½ 水…150㎖]

【つくり方】
1.小鍋にAを入れて中火にかけ、ひき肉を加えてほぐす。キッチンバサミで長ねぎを小口切りにし、鍋に直接入れる。小松菜も同様にキッチンバサミで約3㎝長さに切って入れる。
2.豆腐を容器からスプーンなどで2~4等分しながらすくって鍋に入れる。
3.煮立ってから約1分煮て、スープジャーに入れる。お好みでラー油、山椒をふる。
4.もち麦ご飯でおにぎりをつくり、添える。

【ポイント】

豆腐は容器からスプーンですくって鍋に入れます。調理もラクなうえ、味の染み込みもよくなります。

「ホタテ風味かまぼこのシェントウジャン風スープ」

ホタテ風味のかまぼこがいい味を出してくれます♪


ho-onキャニスタージャー・アッシュグリーン 330㎖ ¥2,530(オルゴ) ステンレス製スプーン、フォーク・ホワイト 各¥1,320(いろさじ)

【材料】(1人分)
ホタテ風味かまぼこ……3個(またはカニ風味かまぼこ3本)
もやし……1/4パック(50g)
豆苗……1/8パック
酢(または黒酢)……小さじ1
五穀米混ぜご飯パック……100~150g
ザーサイ……5g
A[無調整豆乳…100㎖ 水…100㎖ 鶏がらスープの素(顆粒)…小さじ1 オイスターソース(またはしょうゆ)…小さじ1/2 塩、こしょう…各少々]

【つくり方】
1.小鍋にAを入れて火にかけ、もやしを入れる。ホタテ風味かまぼこはキッチンバサミで半分に切って直接鍋に入れる。
2. ①が煮立ったら豆苗をキッチンバサミで3㎝長さに切って鍋に入れ、再度煮立ったら火を止め、酢を加える。スープジャーに入れる。
3.五穀米混ぜご飯を容器に詰めて、ザーサイを添える。

【ポイント】

鍋の上で豆苗をカットして、直接鍋の中に。まな板などを汚さないので洗い物がラクになります。

レシピを教えてくれた 料理研究家・栄養士 阪下千恵さん


《プロフィール》

外食大手企業、無農薬・有機野菜・無添加食品などの宅配会社を経て独立。現在は、書籍、雑誌、企業販促用レシピの開発など幅広く手がける。著書は『やせるスープジャー弁当100 1~3分煮るだけ』(学研プラス)など多数。

「スープジャー×キッチンバサミ」でラクに拍車がかかる!

スープジャー弁当は簡単なのが魅力。キッチンバサミと組み合わせれば、包丁やまな板が不要になって、さらに簡単&ラクに。忙しくて寒い朝でもお弁当づくりがグッと楽しくなります。

容器とセットで便利

スープジャー、ご飯などを入れる容器、専用ポーチのセット。ポーチに入れると保温効力が上がり、お弁当に持って行くのにも便利。真空断熱スープランチセット ¥7,700(サーモス)

ステンレス製でサビにくい!

切れ味もよく、野菜、肉、魚がスムーズに切れます。オールステンレスで、丸洗いできるので、清潔に保てます。セフティオールステンキッチンハサミ ¥2,750(下村工業)

鍋ひとつでお弁当がつくれる忙しい朝の救世主です!
「スープジャー弁当はとにかく簡単。材料も冷蔵庫にあるものを組み合わせるだけでいいので、つくりやすいですよ」と阪下さん。おかずとして食べるので、肉、魚、豆腐などのたんぱく質と野菜を組み合わせるのがいいそう。「自宅で仕事をするとき、朝スープジャーに仕込んでおけば仕事の合間にサッと食べられます。高校生の娘は自分でお弁当をつくって持って行っていますよ。〝スープの味つけ×具材〞でバリエーションも無限大です」

Mart2022年 1月号 簡単!満腹!あったかい♡ 「スープジャー弁当」が恋しい季節です より

撮影/楠 聖子 取材・文・コーディネート/岡部礼子 編集/高田愛子 構成/上原奈緒