【レシピ】ワインセラーローゼンタール 島田由美子さんのハルマキ100本ノック 58本目/100
「春巻きは楽しい」「春巻きは簡単で美味しい」をモットーに、毎週1本ずつご紹介する「ハルマキ100本ノック」 まだまだ100本達成への道のりは遠いですが、日々の暮らしのなかで春巻きが、皆さんの身近な存在になったら嬉しいです。巻いて欲しい素材のリクエストやご質問なども大歓迎。(herself@kobunsha.com)まで、いつでもお待ちしています。
まずは最初に、100本すべての共通ルールです
- レシピは2本分の量で表記。
- フライパンを使用。※ここで使用しているフライパンは、直径26㎝のテフロン加工のものです
- 使う油は、大さじ3。フライパンが小さい場合は、これより少ない量に加減しましょう。
- 火加減は弱火から中弱火。じっくり揚げ焼きする感じです。
- 火を入れる時、ひっくり返す時以外は、なるべく触らない。下手に触らない方が、きれいに仕上がります。
- 巻き終わりの糊付けは不要。巻き目を下にして火を入れれば大丈夫です。
春巻きの皮は、モランボンの春巻きの皮を使っています。時にはゴツゴツした具を巻いたりもするので、破れにくく、かつ美味しい皮が理想。モランボンの皮は、ちょうどいい厚さで、パリッと仕上がるところが気に入っています。薄い皮を使う場合は、具材を巻く時や火を入れている時に破れないよう気を付けましょう。
58/100
餅と茹で小豆、ゴルゴンゾーラの春巻き
豆好きなのに、小豆が今ひとつ苦手でした。美味しく感じるようになったのは、お酒を飲むようになってから。あんこも含め、小豆を煮たのは赤ワインに合うことに気が付いて。以来、大福や羊羹をいただくと、赤ワインのつまみにしています。夜も深い時間、この組み合わせで飲んでいると背徳感も手伝って一層美味しい。たまには自分を甘やかしましょう。
【材料】2本分
- 切り餅…1個
- 茹で小豆…大さじ4
- ゴルゴンゾーラ・ドルチェ…20g
- 春巻きの皮…2枚
- サラダ油…大さじ3
- 塩…少々
【作り方】
1.餅は縦に4等分に切り分ける。
2.春巻きの皮の上に餅ふた切れを横一列に並べ、茹で小豆とゴルゴンゾーラ・ドルチェを載せ、きっちり巻く。
3.フライパンにサラダ油を入れ弱めの中火で温めたら、春巻きの餅の面を下にして並べ、そのままの火加減でじっくり揚げ焼きする。
4.全体が美味しそうなキツネ色になったら、油を良く切って半分に切り分け、塩を添える。
【注意ポイント】
茹で小豆のトロミが皮に沁みないうちに、巻いたらすぐに揚げ焼きしましょう。
【合わせたいお酒】
ミディアムボディの赤ワイン。シラーやメルロなど、渋みが少なく、柔らかな果実味のタイプがおすすめ。
【動画でも作り方を紹介しています】
【バックナンバー】
25本目:グリーンアスパラガスと、その皮、ちりめんじゃこの春巻き
【プロフィール】
島田由美子:ドイツワインと野菜料理を楽しめる「ワインセラーローゼンタール」店主。春巻きはお店の定番メニュー。季節によって、中身が変わります。
ワインセラーローゼンタール
住所:東京都中央区銀座8-7-11 ソワレ・ド・銀座第2弥生ビル8F
03-3574-8758
営業時間: 18:00~23:00
休:日、祝
公式サイト
撮影/牧田健太郎 構成/松本朋子
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