【セックスレス】の40代50代に必要な「セルフプレジャー」って?
年齢とともに女性ホルモン、男性ホルモンも低下し、自然とセックスレスになるカップルも少なくない40代、50代。そんなミドル世代には、「セックスレスだけど円満」という層も多数存在します。そこで、株式会社TENGAの広報を務める本井はるさんに、セルフプレジャーで「自分の機嫌は自分で」とりつつ健康的に生活するコツについてお話を伺いました。
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1:セックスレスでも関係が良好なカップルも多数
婚姻関係にあるカップルのセックスレス率が、51.9%にのぼるとも言われる日本。株式会社TENGAの新ブランド「CARESSA(カレッサ)」が独自に行った調査でも、約半数が「セックスレス」状態でしたが、そのうち7割は「パートナーとの関係性が良好」と回答していました。さらに、年齢を重ねるにつれてホルモンバランスが変化し、身体的にセックスを求めないカップルも増えていくと思われます。セックスレスという言葉にはネガティブなイメージがありますが、「セックスレスであること」自体が問題なのではなく「セックスレスで悩んでいること」=「パートナーに悩みを打ち明けられないこと」「話し合えないこと」が問題なのだと思います。そのため、お互いが納得している状態でのセックスレス状態は十分にありえることですし、セックス以外のコミュニケーション方法を充実させていくフェーズにあるとも考えられますね。
2:セックス以外のコミュニケーションでも絆は深められる
「パートナーとセックス以外でコミュニケーションを深めたい」という方におすすめなのは、お互いのマッサージ。スキンシップを行うと、信頼関係や愛情を深める「絆ホルモン」と呼ばれるオキシトシンの分泌が増加するという研究結果もあります。手を使ったマッサージも効果的ですが、指の力が必要です。疲れてしまって習慣にしにくいという方には、マッサージ用のアイテムをぜひ取り入れてみてください。一例といたしましては、「CARESSA」の℃-STONE(シーストーン)という商品は、最大44℃まで温まるウォーミングデバイスで、ツボを刺激したり、温かさでリラックスしたりしながら、簡単にマッサージができます。
3:話題の「セルフプレジャー」って?
セルフプレジャーは、日本において、マスターベーションやオナニーを女性向けに言い換えた言葉です。自分で自分の心地よさを満たしてあげる行為のことを指しています。「セックスはしなくてもいいけれど、性的な満足は得たい」という方は、自分のタイミングでできるセルフプレジャーがおすすめです。いま、セルフプレジャーはセルフケアの一つと考えられるようになっています。睡眠の導入を助けたり、ストレスを軽減したり、気持ちよさ以外のメリットもたくさん。自分の心地よさを満たしてご機嫌でいることも、夫婦円満につながります。
4:「セルフプレジャー」は必ずしもオーガズム目的ではない
セルフプレジャーは必ずしもオーガズムに達することを目的とした行為のみを指すわけではないので、ぜひご自身の「心地よさを探す行為」として自由に楽しんでほしいと思います。決まった手順などはないので、ご自身が気持ちいいと思える場所を優しく触れたり、刺激してみてください。首や耳、バストトップ、デリケートゾーンなどに性感帯がある方が多いです。手を使う方もいますが、アイテムを使うことでより満足感を得たり、かわいいアイテムで気持ちを盛り上げたりすることもできるのでおすすめです。弊社で展開する女性向けセルフプレジャー・アイテムブランド「iroha」では「手指の延長として思ってほしい」と考えてアイテムを開発しており、和モダンをコンセプトにした可愛らしいデザインや、やわらかなシリコン素材、操作の簡単さが特徴で、ご好評をいただいております。
5:40代50代の女性にとってセルフプレジャーのメリットとは?
性的な快感だけでなく、美肌と眠りに効果が期待できると言われています。婦人科医の先生によると、セルフプレジャーをして「幸せだな」と感じることで、セロトニンやドーパミンなどの“幸せホルモン”と言われるホルモンの分泌量が増えるとのこと。“幸せホルモン”が増えて自律神経系が活発になると、肌のターンオーバーが活性化し、血流や血色が良くなって保湿効果も高まるということにつながるそうです。実際に弊社が行った調査では、48.5%の方が「セルフプレジャー後に肌の調子が良いと感じた」と回答しています。
また、睡眠の専門家によると、セルフプレジャーでオルガズムを得ると、睡眠ホルモンのメラトニンの元となるセロトニンの分泌を促すオキシトシンと、強力な鎮静・鎮痛効果のあるエンドルフィンという2つのホルモンが分泌され、睡眠の助けになるそうです。
6:安心安全なセルフプレジャーのコツやおすすめの場所
リラックスできる環境を整えること、手指やアイテムを清潔に保つことが大事です。ご自宅でも、家事や仕事モードからセルフプレジャーモードに切り替えて、リラックスタイムを作りましょう。お香を炊いたり、ミストなど香りを変化させるのも方法の一つ。また、女性は身体が冷えやすいと言われるので、湯船に浸かったり、布団に入ったりするなど、身体を温めると血流が良くなり、オーガズムを得やすいそうです。デリケートゾーンに雑菌が入らないよう、セルフプレジャーの前には手を洗ったり、アイテムを洗うなども気をつけてください。
7:異性と切り離したソロ活動ならではのメリットも
一人で行うマッサージは、ご自身のペースで心からリラックスして心地よさと向き合うことが出来るメリットがあります。パートナーの方と使用すると、人によってはプレッシャーを感じたり気を遣ってしまったりする場合もあるかもしれません。しかしセルフプレジャーで最も大切なことは「リラックスすること」なので、タイミングもやり方も自分次第で調整できるという点でも、セルフプレジャーやお一人でのマッサージがおすすめです。
8:リンパマッサージにも使えるグッズも
ちなみに、irohaの調査では、「アダルトグッズはセルフプレジャー体験を高めると思う?」という質問に対し、98%の方が「高める」と回答していました。手だと疲れてしまったり、ワンパターンな刺激になってしまったりすることも。例えばバスタイム中に使用できる「iroha ukidama」は、入浴中にリンパマッサージ機としてもご使用いただくことができます。専門家の方いわく、お風呂に入り、水圧で筋肉がほぐれている状態でマッサージをすると、リンパの流れがよくなります。リンパは血液の回収媒体でもあるので、血液が流れやすいタイミングでリンパマッサージをしてあげると相乗効果が得られるそうです。
今回は、女性が1人でも気軽に生活に取り入れることができる「セルフプレジャーのコツやメリット」について教えていただきました。セックスと切り離して考えても、美容や健康、ストレス解消などにメリット満載のセルフプレジャー。加えて「自分の機嫌は自分でとろう」と意識することで、おのずと身近な相手のことを思いやる余裕も生まれる可能性も。ストレス解消によりパートナーシップも深まる作用が期待できますし、パートナーとグッズを使うこともできるので、マンネリ解消や新しい刺激として利用してみるのもおすすめです。
TENGAグループとは……「世界中の人々の性生活を豊かにし、人を幸せにする」をミッションに、セクシャルアイテムの開発・販売をおもに行っています。男性向けのTENGA、女性向けのirohaのほか、2022年2月にカップルのコミュニケーションを深めるCARESSAも誕生しました。
参考
https://www.value-press.com/pressrelease/296707
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