【ディオール】トップモデル・松島花が語る「ハイブランドの本当の魅力」

今月からリニューアルした『HANA’S Session』。花ちゃんが注目するブランドを毎月ピックアップし、実際にプレスルームに同行、今本当に着たいスタイリングを一緒に考え、提案していきます。メゾンブランドがもつ本当の魅力を、小物だけでなく服を交えて、深く掘り下げます。

今回のメゾンブランドは「DIOR」

History
1946年にデザイナーのクリスチャン・ディオールが創設。ニュールックに代表されるエレガントなスタイルで一世を風靡する。2016年からアーティスティック ディレクターにマリア・グラツィア・キウリが就任。「ディオール ブックトート」や「ジャディオール」のスリングバックパンプスなどを発表。創業当時から大切にする女性のエレガンスを追求しながら、革新的なクリエイションで私たちの心をとらえて離さない。

ブランドが描く女性像もクリエイションも永遠に憧れであり最愛

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コストパフォーマンスのよいもので溢れている今の時代ですが、少しずつ揃えていきたいハイブランドの魅力をみなさんに伝えながら、私も一緒に学べたらと思い、今回、連載をリニューアルしてみました。10代でモデルを始めた私は、幸運なことにいろんなお洋服に触れる機会があったので、ハイブランドの服が持つ特別な魅力に早い段階で気づくことができました。今回ピックアップさせていただくのは、私の憧れ〝ディオール〞
「ディオールブックトート」をはじめとする「IT」アイテムをウィッシュリストに掲げている人も多いと思いますが、私にとっての〝ディオール〞は、初めて着たその日から、いつか私のワードローブに揃えていきたい特別なブランドです。
〝ディオール〞が憧れから大好きへと変わった理由のひとつがマリア・グラツィア・キウリの存在。長年務めてきたメゾンを辞して、〝ディオール〞初の女性クリエイティブディレクターに就任するというニュースを耳にしたときには、まさに心が躍りました。女の子がキュンとくるツボを確実に突いてくる彼女ならではの感性は実にお見事。女性の体をより美しく見せてくれる圧倒的なエレガンスはそのままに、繊細さや可愛らしさがより際立つコレクションが毎シーズンの楽しみとなりました。
私にとっての〝ディオール〞は、やっぱり特別な日に特別な気分になれる、自分を高めてくれるブランドなのです。今、私のワードローブには、いくつかのバッグとシューズ、それからパンツが一本。体にぴたりと合うワンピースとの出合いを今か今かと心待ちにしています。

撮影/酒井貴生(aosora)モデル/松島 花   ヘア/Dai Michishita  メーク/佐々木貞江 スタイリング/三好 彩 取材/西道倫子 再構成/Bravoworks.Inc