【レシピ】ハルマキ100本ノック 87本目
「春巻きは楽しい」「春巻きは簡単で美味しい」をモットーに、毎週1本ずつご紹介する「ハルマキ100本ノック」。
ノックを打つのは、銀座にあるワインセラーローゼンタールの店主・島田由美子さん。
春巻きはお店の定番メニュー。季節によって、中の具材が変わることで、ファンも多いのです。まだまだ100本達成への道のりは遠いですが、日々の暮らしのなかで春巻きが、皆さんの身近な存在になったら嬉しいです。
巻いて欲しい素材のリクエストやご質問なども大歓迎。(herself@kobunsha.com)まで、いつでもお待ちしています。
まずは最初に、100本すべての共通ルールです
- レシピは春巻き3本分の量で表記。
- フライパンを使用。※ここで使用しているフライパンは、直径26㎝のテフロン加工のものです
- 使う油は、大さじ4。フライパンが小さい場合は、これより少ない量に加減しましょう。
- 火加減は弱火から中弱火。じっくり揚げ焼きする感じです。
- 火を入れる時、ひっくり返す時以外は、なるべく触らない。下手に触らない方が、きれいに仕上がります。
- 巻き終わりの糊付けは不要。巻き目を下にして火を入れれば大丈夫です。
巻き方のコツはこちらから
春巻きの皮は、モランボンの春巻きの皮を使っています。時にはゴツゴツした具を巻いたりもするので、破れにくく、かつ美味しい皮が理想。モランボンの皮は、ちょうどいい厚さで、パリッと仕上がるところが気に入っています。薄い皮を使う場合は、具材を巻く時や火を入れている時に破れないよう気を付けましょう。
87/100
桃と豆腐の春巻き
桃があるだけで、家路が楽しくなるのは私だけでしょうか。食べる1時間前ぐらいに冷蔵庫に入れて、待つ時間もウキウキ。さて食べるか、と剝くとグズグズし始めて、気づけば台所でダラダラ汁をたらしながら丸かじりするのも一興。かといって、ちょっと固めに当たると興ざめ。そういう時は、思い切って春巻きにしませんか? 贅沢な時間が過ごせますよ。
【材料】3本分
- 桃…1個(固めのものがよいです)
- 木綿豆腐…1/4丁(70g~80g)※しっかり水切りしておく
- クリームチーズ…大さじ山盛り1
- 塩…少々
- 春巻きの皮…3枚
- サラダ油…大さじ4
【作り方】
1.豆腐はボウルに入れ、クリームチーズと塩ひとつまみを加え、スプーンの背でペースト状に練る。
2.桃は皮ごと6等分にくし切りする。
3.春巻きの皮の上に1を塗り、桃2個を並べてしっかり巻く。
4.フライパンにサラダ油を入れ、弱めの中火で温めたら、春巻きの豆腐の側を下にして並べ、そのままの火加減で揚げ焼きする。
5.両面が美味しそうなキツネ色になったら、油を良く切って半分に切り分け、好みで塩を添える。
【合わせたいお酒】
桃に敬意を表して、ここはちょっと気張りたい。シャンパーニュもしくは辛口のスパークリングワインと。
【ポイント】
- なるべく固めの桃を使いましょう。
- 桃の水分が皮に滲みないうちに、巻いたらすぐに揚げ焼きしましょう。
【動画でも作り方を紹介しています】
バナナと塩鮭の春巻き
【プロフィール】
島田由美子:ドイツワインと野菜料理を楽しめる「ワインセラーローゼンタール」店主。春巻きはお店の定番メニュー。季節によって、中身が変わります。J-WAVE 「KURASEEDS」でもハルマキ100本ノックについて紹介いただきました!
ワインセラーローゼンタール
住所:東京都中央区銀座8-7-11 ソワレ・ド・銀座第2弥生ビル8F
03-3574-8758
営業時間: 18:00~23:00
休:日、祝
公式サイト
撮影/牧田健太郎 構成/松本朋子
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