【次の旅行先におすすめ】コンセプトがユニークな「日本のホテル&旅館」3選|CLASSY.

コロナ禍の影響があり、ここ数年

コロナ禍の影響があり、ここ数年で旅の様式やトレンドは大幅に変化し、ステイケーションやホカンスという言葉も、昨今ではスタンダードになりました。せっかくホテルという非日常な場所へ足を運ぶなら、コンセプトがユニークで何か面白い発見や新しい経験ができるホテルに泊まってみるのもおすすめです。そこで今回は、コンセプトがユニークな唯一無二の日本のホテル3選をご紹介していきます。ホテルや旅先選びの参考になれば嬉しいです。

1.メズム東京(東京都)

オートグラフ コレクションで五感を魅了するホテルステイを体験

取材、プライベート合わせて多く

取材、プライベート合わせて多くのホテルに宿泊するライターが「コンセプトがユニーク」で、まず思い浮かべたのが、『メズム東京、オートグラフ コレクション』。“TOKYO WAVES”をコンセプトに、絶えず変化する東京の“今”に根ざしたサービスやコンテンツを展開。新たな発見やインスピレーションを提供する、ラグジュアリーホテルです。

取材、プライベート合わせて多く

メズムといえば、本の形をしたアメニティボックス!オリジナルアメニティ『THE BLEND』は、メズム東京と様々な企業がコラボして作り上げた、ここでしか体験できないアメニティシリーズです。

取材、プライベート合わせて多く

『チャプター2 キング ガーデンビュー』
浜離宮側を望むバルコニー付きの客室。大きなバスタブに、ハンドシャワー、レインシャワー、バスルーム周りの充実度はピカイチ。

取材、プライベート合わせて多く

全客室にカシオのデジタルピアノ『Privia(プリヴィア)』を完備。ピアノとしてだけでなく、Bluetoothスピーカーとしても利用することも可能。

取材、プライベート合わせて多く

朝食は、16階『Chef’s Theatre(シェフズ・シアター)』にて。メズム・ブレックファストは、ホテルのコンセプトに沿って、五感を魅了するラインナップが揃います。

章や節目を意味する「チャプター

章や節目を意味する「チャプター」を客室カテゴリ名に使うのには、ホテルでの滞在が人生の大切な一章、節目であってほしいという願いから名付けられたそう。ホテルを訪れる度に新しい発見があり、その空間を体験することで新しい発見やアイディアが生まれる、一味違うホテルステイが叶います。
ホテルから見える美しい眺望、館内に散りばめられたアートや音楽を通して、ホテルでリラックスするのはもちろん、ゲスト一人ひとりが主体的に新しい体験を楽しむことができる、今までにないコンセプトのラグジュアリーホテルです。

▽メズム東京、オートグラフ コレクション
住所:〒105-0022 東京都港区海岸1丁目10-30

2.Azumi Setoda(広島県)

邸宅に招かれたような、新感覚の旅館体験を

尾道市瀬戸田に2021年オープ

尾道市瀬戸田に2021年オープンした新しい旅館『Azumi Setoda』。日本の文化にも精通する、アマンの創業者Adrian Zecha氏が手がけたことでも話題に。
しまなみ海道沿い、人口8,000人の『生口島』は、日本一のレモンの生産地としても知られています。空き家などの増加による空洞化が問題となっていた、瀬戸田地区。長い間空き家となっていた古民家を旅館として再生し、地域の活性化を目指したプロジェクトです。

尾道市瀬戸田に2021年オープ

贅沢に檜を使ったバスルームは、日本の良さを再認識させてくれるはず。

尾道市瀬戸田に2021年オープ

全22室の客室は50㎡〜と広々としたつくり。

Azumi Setodaは、かつて、この地で製塩業や海運業を営んでいた堀内家の邸宅「旧堀内邸」を改装して作られた旅館です。築140年という歴史ある建築を最大限生かし、修復に近い形でリノベーションされています。
全22室、檜をふんだんに使った和モダンな客室は、50 ~70㎡と広々贅沢な空間。客室に足を踏み入れると、檜の香りがふわっと香り、日本の美や文化の素晴らしさを改めて実感させてくれます。また、客室には小さい箱庭がついているので、お風呂上がりに涼んだり、お部屋から眺めたり…風情のある景色を楽しむことができます。

Azumi Setodaで特筆

Azumi Setodaで特筆すべきは、お食事が大変ユニークという点。地元産の新鮮な海鮮、旬の野菜などを使った、豪華なおもてなし料理が並びます。
海運業の要所として昔から知られている瀬戸田。アジアや中東を彷彿させるハーブや調味料のアレンジが魅力。定番の旅館のお食事とは一味違ったメニューや味付けが新鮮です。また、邸宅とともに受け継いだという美しい器の数々は色鮮やかで美しく、さまざまな地域のエッセンスを取り入れたお料理とマッチしています。

▽Azumi Setoda
〒722-2411 広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田269

3.アロフト東京銀座(東京都)

銀座の一等地でスタイリッシュなホテルステイを

マリオットのライフスタイルブラ

マリオットのライフスタイルブランドとして、世界各国で人気を集める『アロフト』。銀座の一等地に佇むアロフト東京銀座は、スタイリッシュな外観ながら、内装はガラリとイメージが変わり、モダンかつエッジの効いた雰囲気が魅力です。銀座という場所柄、ビジネス利用や仕事後のディナーなどにも、おすすめしたいホテル。

マリオットのライフスタイルブラ

『アロフトスイート』は、ホテルの上層階13〜16階各フロアに1室のみ。都心のホテルながら客室の広さは54㎡。最近流行りのワーケーション、定員3名なので女子会利用も可能です。全スイートルームにレコードプレイヤーを設置しています。

マリオットのライフスタイルブラ

インダストリアルテイストを基調としたインテリアに、和のエッセンスやアートをプラス。煌びやかなエントランスやロビーフロアとコントラストのある落ち着いた内装。

マリオットのライフスタイルブラ

バスタブも完備のバスルームなのは嬉しいポイント。

スイートルーム4室を含む全205室のゲストルームに、フィットネスジム、1階にはバー、2階にはレストラン、屋上にはルーフトップバーなど、充実の施設ラインナップ。宿泊はもちろん、お買い物のついでに、レストランでのランチやバーで一杯。なんて使い方もおすすめです。

コンセプトがユニークなホテルと

コンセプトがユニークなホテルとしてご紹介した理由は2つ。1つ目は、アロフトのブランドフィロソフィー【Different.By Design.】からデザインによる差別化とともに、「みんな違うのが当たり前」という、現代にフィットした価値観を提供している点。
2つ目は、地域に根付いたホテル作りをしているという点。銀座をイメージしたアート作品や、日本の文化が取り入れられたインテリアが館内に散りばめられているのも要チェック。

▽アロフト東京銀座
〒104-0061 中央区銀座6-14-3

コンセプトがユニークな日本のホテル3選【まとめ】

今回は、日本のコンセプトがユニークなホテル3選をご紹介しました。一言でホテルと言っても、近年では各ホテルが趣向を凝らしているため、チェーン系、独立系問わずユニークなホテルも増えています。この記事がホテルや旅先を決めるきっかけになれば嬉しいです。

文・写真/山水 由里絵(やまみ

文・写真/山水 由里絵(やまみず ゆりえ)
大学卒業後は広告代理店などに勤務し、結婚を機に海外へ。現在はアメリカ在住。旅行・美容関連の記事をメインに、CLASSY.読者と同世代のフリーランスのトラベルライターとして活動中。2019年9月よりCLASSY.ONLINEで執筆をスタート。
Instagram:@yuuurie_1211
YouTubeチャンネル:Travel in Style|トラベルライターYURIEの旅vlog