川上洋平さん「最近は、家にいるのがすごく楽しくて…」その理由は? 素顔に迫るスペシャルインタビュー

CLASSY.本誌やONLINEに登場するたび、読者から大反響が寄せられる[Alexandros]の川上洋平さん。9月28日には、自身初となるエッセイ『余拍』を発売し、バンドとはまた違うマルチな才能を発揮している川上さんに、CLASSY.ONLINEが直撃。書籍への思いを聞いた前回に続き、今回は“最近の川上さん”に迫ります!

新たに挑戦してみたいことは…映画の脚本!

-書籍というのは川上さんにとっ

-書籍というのは川上さんにとって、一つ大きな挑戦だったと思うのですが、ここからまた新たに挑戦してみたいことはありますか?

今回、物を書く楽しさみたいなものを知ったので、それが最終的に映像化されるようなことができたらいいなと思いますね。映画とか。映画、本当に好きなんですけど、今まで携われるとしたら、音楽で主題歌を担当するとかそういう形だったので。映画そのもののきっかけになるような文章、脚本とかを書けたら、素敵だなって思いますね。

-エッセイ以外のジャンルにも挑戦したい?

けっこう大それたことなんですけど、でも、死ぬまでに叶ったらいいなって思いますね。

-では、[Alexandros]として新しく挑戦していきたいことは?

バンド活動に全力というのは昔から変わってないですけど、世界どこに行ってもライブできるようなバンドになりたいし、最高の音楽、最高のライブを作っていけるようになりたいなと思っています。それはずっと変わらないですね。だから最近の目標は、それをどれだけ長く続けることができるか。健康でいなきゃできないことなので、ね。

最近ハマっているYouTubeチャンネルで体が激変!?

-以前CLASSY.ONLIN

-以前CLASSY.ONLINEでインタビューをさせていただいた時には、健康のために炭水化物を控えていると言いながらドーナツを食べていましたが…(笑)。

今日は、スパゲッティを食べました(笑)。完全に小麦で、完全にグルテンです。ドーナツも食べましたし、今日は小麦しか食べていないかもしれない。でも、最近筋トレをはじめました。YouTubeにパメラさんの筋トレっていう動画があるんですが、その動画を見ながら一緒に筋トレしています。10分間の筋トレなんですけど、ノンストップで。休憩まったく挟まずに、スタイルのいいパメラさんが筋トレしてるんです。腹筋をいじめ抜く10分間を、最近は毎日やっています。

-効果はどんな感じですか?

締まりましたね! 運動にもなるし、いいですよ。動画の最後でパメラさんが投げキッスをしてくれて、それを見たいがために10分間頑張るんですけど、ノンストップでハードだから投げキッスシーンが流れる頃にはバテて見てる余裕なんてない…って感じです。

川上洋平を作るキーワード、“食べること”、“映画”、“猫”、“[Alexandros]”あと1つは…?

    -以前CLASSY.ONLIN-以前CLASSY.ONLIN

-では、最近買ったお気に入りのファッションアイテムはありますか?

何か買ったかな…インテリアグッズは買ったんですけど、あ! 財布を買いました。レディースのFENDIの財布です。長財布じゃない財布を買ったのは初めてで、『余拍』の発売日に買いました。発売日が、すごく運気のいい日だったみたいで、財布を買うのにもいい日って言われて。一粒万倍日と大明日が重なる日だったんです。

-以前のインタビューで、川上洋平をつくる4つのキーワードは、“食べること”、“映画”、“猫”、“[Alexandros]”だと言っていましたが、もう一つ追加するなら、どんなキーワードを選びますか?

うーん…(しばらく考え込んで)余生、ですかね。今、いい意味でも悪い意味でもなく、「死」を意識する自分がいて。40歳って折り返しって言われているけど、ここからさらに何ができるかなと考えると、人生折り返しくらいかな?と思うと同時に、ワクワク感もあって。よく「死ぬまでにやりたいことリスト」みたいなのありますけど、本を出したことをきっかけに、「あ、本は出せたな」とか「2年くらい前にドラマも出たな」とか、予想もしてなかったことができているなって気づいたんですよね。だから、今まで自分に無意識に「これは違うんじゃないか」とかけていたストッパーを外してみようかなって思っていて。これからの人生を、生き抜いていきたいなという気持ちが強いので、「余生」がキーワードですかね、(書籍のタイトルの)『余拍』にかけて。

映画館でポップコーンが…最近悲しかったこと

-では、最近の喜怒哀楽について

-では、最近の喜怒哀楽について教えてください。最近うれしかったことは?

お渡し会で、ファンのみなさんの声を直接聞くことができたこと。名古屋と大阪、東京でたくさんの方にお会いできて、すごく楽しかったです。

-では、最近怒ったことは?

怒ったこと、ありますよ。この前映画館に行ったんですけど、21時に劇場についたらポップコーンが買えなくて。もうレジを締めたって言われたんです。いやいや、映画とポップコーンって…と思って、怒るというか悲しくなったんですよね。“怒”よりは“哀”というか、悲しくなりました。それで、俺はクレームのメールを書いたんです。

(一同:大爆笑)

いや、愛のある意見としてですよ? それも、川上洋平の実名で送りました。1人の映画館ファンとして、気持ちを伝えたくて。そうしたら返事が来て、レジ締めをしてしまっていたのは、ミスだったってことが分かったんです。その時はちょっと怒っちゃいましたし、悲しかったですけど、ミスでよかったです。映画館がちゃんとポップコーンを大事に思ってくれていることがわかったので、安心しました。

-ちなみに、次に悲しかったことを聞こうと思っていたんですが…。

このポップコーンの話ですね。ちょっと怒ったし、悲しかったことです。

-では、最近楽しかったことは?

最近、家具を新しくしているんです。黄色の椅子とか、ダークグリーンのランプとか、カラフルなものを集めようと思って。結果、楽しい家になっています。以前はシンプルで、モノトーンだったりアースカラーが中心のインテリアだったんですけど、今は差し色を散りばめたり、大きめのフィギュアや絵なんかを乱雑に置いたりして。ヨーロッパのアトリエみたいなところをイメージにして家具集めをしているんですけど、ビビッドな家具がひとつあるだけで、楽しくなるんですよね。だから今は、家にいるだけですごく楽しいです。


[Alexandros]川上洋平
初エッセイ『余拍』好評発売中

生い立ち、学生時代、これまでとこれから…“川上洋平”のすべてがわかる

ロックバンド[Alexandros]のボーカル&ギター、川上洋平さん初のエッセイ。シリアで過ごした幼少期、帰国後の学生生活、20代後半でデビューし、駆け抜けてきた音楽への思い、そしてこれからの人生についてーー川上さんがこれまで明かすことのなかったエピソードを盛り込んだファン必見の1冊。セルフコーディネートを含む撮りおろしカットも多数掲載。

TOUR INFO

「But wait. Arena? 2022 supported by Panasonic 」
11月16日(水) 大阪府 大阪城ホール OPEN 17:30 / START 18:30
11月17日(木) 大阪府 大阪城ホール OPEN 17:30 / START 18:30
12月7日(水) 東京都 国立代々木競技場第一体育館 OPEN 17:30 / START 18:30
12月8日(木) 東京都 国立代々木競技場第一体育館 OPEN 17:30 / START 18:30

info :https://alexandros.jp

【衣装協力】
SHIRTS ATTACHMENT/PANTS VEIN

【STAFF】
撮影/永峰拓也 ヘアメーク/坂手マキ(vicca) スタイリング/長坂啓太郎(Sakas) 取材・構成/宮島彰子(CLASSY.ONLINE編集室)