オシャレな人たちの『THE ROW』集めました!バッグからシューズ、パンツまで20点を一気見
数年前、彗星のごとく私たちのマストバイリストに現れたザ・ロウ。究極のシンプルと老舗ハイブランドにも匹敵する価格帯で、次世代を象徴するブランドとしての存在感を年々強めています。今回は、VERY界隈でも有数のザ・ロウLOVERの愛用アイテムを拝見!魅了される理由に迫りました。
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バリエ買い勢も続出!
次世代アイコンバッグの
〝MARGAUX〟
\三瓶康友さん私物/
「トレンチコートから着想を得たというデザインはシンプルで控えめながら、強く意志を感じるのがいい! 他にも定番の黒などコレクションは増えています」(三瓶)
\高橋志津奈 私物/
「スニーカーに合わせてもキマる佇まいはさすが。ブランドバッグとしての使い勝手に魅了され、旅先のNYで17サイズも追加!」(高橋)
\武市奈々子さん私物/
Margaux 15
「ファーストマルゴーはグリーンのタイニー。こちらは店頭で見つけ、絶妙なグレージュに一目惚れしました。すっかり沼にハマり、その後マルゴー貯金をして15の黒も買いました」(武市)
\申 真衣さん私物/
Soft Margaux 17 Suede
「仕事のPCを毎日持ち歩くので、何でも入る17サイズの包容力は有難い。仕事帰りにスーパーに寄ってもエコバッグ要らず」(申)
\増田奈津子 私物/
「カーフの15は、初期モデルですでに廃番。人生でこれ以上ないくらい気に入ったバッグです。7.5は乳児を抱っこしても持ちやすい。他にもソフトマルゴー10は自転車のカゴに納まるサイズでどれも甲乙つけ難い!」(増田)
機動力高くいたい日はパークトート&
マルゴーインサイドアウトも人気
右◇「ナイロンとレザーのコンビ素材で撮影の日も気兼ねなく使える一方、ブランドの美学はしっかり感じられる実用名品です」(三瓶)
左◇「自転車カゴに納まり、厚手コートでも肩掛けOK、買物したものをざくざく入れて自立するから玄関でラフに置いても倒れない! 機動力は120点満点」(増田)
オシャレ上手が「シューズ」に投資中!
一点で全身バランスを
グッと新鮮に変えてくれるシューズ
\武市奈々子さん私物/
「3年前に買ったメッシュソックは、その個性的な佇まいにノックアウト。フィッシャーマンとともに、履くだけでコーデバランスが変わるほどの存在感を発揮」(武市)
\田村可那美さん私物/
「履くと急に輝きを放つザ・ロウの靴。ブーツは私が試着をした途端、その場にいた他のお客様も全員試着をしたほど。スニーカーも、モノトーン派の私が挑戦できたカラー分量が絶妙。毎度やられた!と思います」(田村)
\増田奈津子 私物/
「産後4年間で買った唯一のヒールがこの1㎝ヒール。ギリ子連れもOKでいつもと違う足元になりたい日の強い味方」(増田)
じつは「黒パンツ」も名品揃いだった
高い匿名性にもかかわらず
その美しさにハマる人続出のパンツ
\田村可那美さん私物/
「裾カット可能なパンツはあれば買い。これは細身でもスタイルアップ力大」(田村)
\申 真衣さん私物/
「妊娠中にウエストゴム目線で選んだサテンパンツ。薄手なのにラインを拾わない素材の良さは圧感。2022年の初めにルックごと一目惚れしたコットンのタックパンツは、3シーズン週3ペースで穿いているから、コスパ的にも合格」(申)
\武市奈々子さん私物/
「2年前に買ったウールのタックパンツ。今季も色褪せずヘビロテ」(武市)
\高橋志津奈 私物/
「なめらかな素材に惚れ込んだ初ザ・ロウパンツ。スニーカー合わせでもカジュアルになりすぎない上質感はさすが」(高橋)
◉三瓶康友さん フォトグラファー
アイテムを超え、世界観そのものに
没頭してしまう稀有なブランド
特定のアイテムに対する興味というより、ブランドそのもののコンセプトやクオリティに心惹かれるのがザ・ロウ。単なるファッションを超え、フォトグラファーとして目指す写真の方向性とも相通じる世界観を持つブランドなので、ザ・ロウのバッグを買うというより、その世界観丸ごとにお金を払っている感覚です。上質な革素材にはそれぞれマテリアルナンバーが存在し、見た目の美しさならL72、使い勝手ならL133、親しみやすさならL129…と、細かすぎる知識とこだわりを増やし続けています。
◉高橋志津奈 VERYライター
カジュアルともハイブランド
ともケンカしない
全く新しいラグジュアリー
公私とも多くのハイブランドと出会いますが、使い勝手の良さでザ・ロウの右に出るものはないと思います。上質な名品のオーラがありながら、靴はどれも歩きやすく、バッグは絶妙なフォルムで持ちやすく…とそのどれもが理に適った実用的なデザイン。カジュアルやコスパファッションを格上げしてくれるのはもちろん、ほぼノーロゴと言っていい匿名性が他のラグジュアリーブランドともケンカすることなく調和するのもヘビロテの理由のひとつ。特にマルゴーは素材&色違いで10、15、17と3サイズ愛用中です。
◉武市奈々子さん PR
〝姉妹の推し〟で上陸時から注目!
白髪のお婆ちゃんでも持ち続けたい
もともとオルセン姉妹のスタイルのファンで、日本上陸した頃から少しずつコレクション。特にフィッシャーマンサンダルを試着したときのインパクトは鮮烈でした。ともすると野暮ったくなるアイテムも、他とは明らかに何か違う…! 一点で洒落させる力に脱帽でした。シーズン色がハッキリ分かるデザインではない分、どれもずっと現役。大切に着続けて、ザ・ロウが似合うシルバーヘアになるのが密かな目標です。最近はシーズン初めにまずザ・ロウをチェックして、無駄のないお買物計画を立てるのが決まり。
◉申 真衣さん VERY専属モデル
自分だけが分かる美しさや贅沢さで
何年も使える究極のコスパ大賞!
ザ・ロウとの出会いは7年前のサンフランシスコ。旅先で寒さ対策に急遽買ったサマーニットがきっかけでした。着心地の良さに衝撃を受けてその魅力に開眼して以来、ワードローブのザ・ロウ率は年々上昇。一見何の変哲もない究極シンプルながら、着ると自分だけが分かる圧倒的な素材の良さやディテールの美しさがこっそり心を豊かにし、自己満足オシャレの贅沢を教えてくれます。値は張るけどタイムレスに長く使えるCPの高さにも納得。
◉増田奈津子 VERYライター
持つ人のカラーに染まる
ハイブランドでオシャレと
真摯に向き合いたくなる
初ザ・ロウは3年前に購入したマルゴー15。当時仕事でひとつの節目が訪れ、これから生き方を模索していたのもあり、出会った瞬間「これは次世代の名品!」と直感したマルゴーを思い切って相棒に迎えました。ハイブランド特有の主張がなく持つ人のカラーに染まれるミニマルデザインは、高級感があるのに老けない、タイムレスなのに今の服とも相性が良い、と使うほどに奥深い魅力を発見します。モノづくりの確かさやシンプルで洗練された世界観で、夫の共感を得やすいところもハイブランドとして新しい!
◉田村可那美さん orb.デザイナー
服作りに携わるようになり
一層深まるブランドへのリスペクト
好きなものにとことん傾倒するタイプなので、大好きだったセリーヌのフィービーがブランドを退任して喪失感を味わっていた頃、そのロスを埋めてくれたのがザ・ロウでした。洗練され尽くしたミニマルデザインは出会った瞬間から夢中になり、やがて服作りに携わるようになった今、いっそうザ・ロウというブランドの偉大さを痛感。どこにでもあるように見えて、身につけると分かる底力。時間が経ってもどれも一軍揃いなので、買い足すことで徐々にワードローブの幅が広がっていく充実感は至福そのものです!
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撮影/松永大樹 取材・文/塚田有紀子 編集/引田沙羅
*VERY2023年1月号「【大特集】着る服でQOLはこんなに変われる VERYが全力で探した! マザーフレンドリーなトレンド大賞2023 Part3 読者・チームVERYの感動を丁寧に拾ってきました!」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。
*掲載のTHE ROW商品はすべて私物につき、すでに販売を終了しているものも含まれます。