梅雨も明け、いよいよ夏本番！　恋愛において、夏といえば“ひと夏の恋”という切ない言葉もあるシーズンですが、不倫カップルが増えやすいのも、これからの季節だといいます。

そこで今回は、“夏に不倫が始まりやすい理由”をご紹介。不倫の沼に落ちないためにも、しっかりとその理由を把握しておきましょう。

1．お盆休みで同窓会や飲み会が増えるから

「毎年お盆休みの時期に、地元でプチ同窓会があるので参加しています。お盆は休みになる会社が多いので、皆が集まりやすいんですよね。私も旧友と会えるのは楽しみですが、中には不倫相手を探しているような同級生もいて……。『そういうのに引っかからないように気を付けようね』って女友達と話しています」（31歳女性・通信関連）

お盆期間中は夏期休業とする会社も多く、自然と同窓会など飲み会が多くなる時期。旧友や懐かしい仲間たちと会えるのは嬉しいものですが、参加者の中には「あわよくば」と不倫相手を探している既婚男性も。

同級生と久しぶりに会って話が盛り上がり、お酒の勢いで不倫に発展したというケースもあるので、気心の知れた仲間同士だからといって油断しないように十分気を付けましょう。

2．海水浴など異性と出会えるイベントが増えるから

「夏は女友達と海やBBQに行くのが毎年の楽しみなのですが、女性だけで来ていると『ナンパ待ち』と思われて、男性グループから声をかけられることがあります。普通に『一緒に遊ばない？』くらいならまだ良い方で、たまに既婚者で堂々とナンパしてくる人もいるんですよ。そういう人は海で遊ぶんじゃなくて、不倫のターゲット探しが目的なんでしょうね」（30歳女性・金融関連）

海やBBQ、プール、キャンプ、ビアガーデン、音楽フェス。夏は何かとイベントの多い季節。こうしたイベントには多くの人が参加するため、必然的に異性との出会いも増え、不倫に走る確率も高くなるようです。

さらに、イベントという“特別感のある場所で出会った”ということ自体も、お互いのテンションを高め、不倫を加速させる材料になる可能性が。イベントには、純粋に楽しみたい人だけではなく、出会い目的の人も少なからずいることを把握したうえで参加するようにしましょう。

3．開放的な気分になりやすいから

「夏って、クールビズになったり、女性の服装も肌の露出が増えたりするから、開放的な気分になる人が多い気がします。だから、ちょっとしたノリや酔った勢いで不倫に走る人が増えがち。私の周りにも『一回くらい、いいかな』『実は既婚者と付き合ってみたくて』なんて、急に不倫を始めた友達がいました」（29歳女性・福祉関係）

夏の暑さがそうさせるのか、夏になると普段より開放的な気分になる人は少なくないですよね。そうした開放的な気分になった人たちが、ノリや勢いで不倫を始めるケースも多いよう。

しかし、勢いで始めた不倫がいつまで続くのでしょうか。もしかすると“ひと夏の恋”のように、短期的には燃え上がるものの、すぐに別れてしまう不倫カップルが意外と多いかもしれませんね。

4．妻や子供の帰省で一人の時間が増えるから

「うちの会社はお盆時期が忙しさのピークなので、お盆に奥さんとお子さんだけ帰省して、旦那さんだけしばらく一人暮らし状態になることが結構あるんです。でもそうすると、一人だからって不倫に走る男性社員もいて……。私も前の上司から『今、妻も子供も家にいないから……』と誘われたことがあります」（30歳女性・サービス業）

お盆期間中も仕事がある既婚男性の場合、奥さんと子供だけで実家に帰省しているケースもあるでしょう。その間は男性が一人自宅に残り、実質“一人暮らし”のような状態に。

そんな一人の状況に人恋しさを感じてか、不倫相手を探そうとする男性も。お盆期間中も真面目に仕事に励んでいるかと思いきや、実は堂々と不倫相手探しなんて、家族が知ったらどんな言い訳をするつもりなのでしょうか。油断も隙もありませんね。

夏になると増える傾向のある、不倫カップル。主に上記のような理由から、夏に不倫を始める人が増えるようです。不倫は決して、軽い気持ちで始めて良いものではありません。たとえ不倫が増えやすい季節であっても、自分の意思をしっかりと持ち、不倫の誘惑に負けないような心持ちでいることが大切です。

不倫をすることで失うもの、負うべきリスク、不倫が発覚したその後の人生……。一時の快楽を得るために、多くのものを犠牲にしてしまわないよう、十分に注意したうえで夏を楽しみましょうね。

文／大内千明　画像／Shutterstock（kiuikson、Africa Studio、Jacob Lund、stockfour、ArtOfPhotos）