【基本の常備菜】色よく仕上げるにはコツがある!上島亜紀さんのほうれん草のおひたし
忙しいときに「あってよかった」と重宝する常備菜。休日にまとめてつくっておき、朝食に出せば、健康的な朝定食がすぐ完成します。また、晩ごはんに「一品足りない」というときにも、大助かり。
上島亜紀さんの「ほうれん草のおひたし」は、簡単ななかにマネしたくなるコツが満載。ほうれん草はきれいな色合いのまま、栄養をしっかりとることもできます。
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目次
- 「ほうれん草+しょうゆ」がおひたしではありません
- ほうれん草のおひたしのレシピ
「ほうれん草+しょうゆ」がおひたしではありません
「ほうれん草をゆでて、しょうゆをかけたもの」をおひたしと思っている人もいるのではないでしょうか? そうではなく、だしに調味料を合わせたつけ汁に浸すので、「おひたし」なのです。
つけ汁が熱いうちにほうれん草を入れると色が悪くなってしまうので、しっかり冷ますのがポイント。 冷蔵庫で約3日保存可能で、だしごと味噌汁やお吸い物にも使えて便利です。
ほうれん草のおひたしのレシピ
材料(つくりやすい量)
- ほうれん草 1把
- 合わせだし 200㎖
- しょうゆ 小さじ1
- みりん 小さじ1
- 塩 小さじ1/2
- かつお節(糸削り) 適宜
- 白いりごま 適宜
つくり方
- ほうれん草はよく洗い、根元に1.5㎝くらい切り目を入れる。
- 鍋に湯を沸かし、湯の分量の1%の塩(分量外)を加え、ほうれん草の根元を10秒、次に葉まで入れて10秒、上下を返して5秒ゆで、冷水に浸す。
- 水を替えてざるに取り、なるべく広げて水気を切る。
- 鍋に合わせだし、しょうゆ、みりん、塩を入れて煮立たせ、常温まで冷ます。5㎝幅に切ったほうれん草を手で軽く握るようにして水分をきり、浸す。
- お好みでかつお節、白いりごまなどをかける。
栄養の多い根元を捨ててしまうのはもったいない! 切り目を入れてゆでることで、おいしく食べられます。
上島亜紀さん
料理家。食育アドバイザーやジュニア・アスリートフードマイスターの資格を持ち、幅広いレシピ提案で女性誌やメディアで活躍中。 『考えなくていい冷凍作りおき』(ナツメ社)など著書も多数。
撮影/安彦 幸枝 フードコーディネート/上島 亜紀 編集・文/梅津 有希子 WEB構成/長南 真理恵
Mart BOOKS
ファミレスよりおいしい 家ごはんの基本 より再構成