災害時の備えや夏のアウトドアに!氷がつくれる「ポータブル冷蔵庫」がお目見え

アウトドアシーズンが到来。初心者をはじめ、身軽にキャンプなどを楽しめる季節ですね。
ただ気温が上がってくると、食材の鮮度が心配だったり、定番のバーベキューやダッチオーブンを使ったメニューなどの料理&食事シーンはちょっぴりキツかったり…。
この度、最先端のポータブル電源やクリーンな電力技術を開発するテクノロジー企業「EcoFlow」から、そんなお悩みを解決してくれる新商品が登場すると聞き、1キャンパーとして興味津々で「EcoFlow Japan GLACIER/WAVE 2発表会」に行って参りました!

目次

  • 最強のポータブル電源を提供する「EcoFlow」冷蔵庫が画期的!
  • アウトドアシーンで食品の冷蔵・冷凍保存や製氷が可能に
  • スムージーやソーメンなど冷製メニューも楽しめる
  • 災害時の備えとしても持っておきたい!

最強のポータブル電源を提供する「EcoFlow」冷蔵庫が画期的!

3台並んだ冷蔵庫

「EcoFlow」といえば、本体に内蔵されているバッテリーにあらかじめ電気を蓄え、電源コンセントがない場所で家電製品等に電気を供給できる“ポータブル電源”。
「EcoFlow」のポータブル電源は、特許取得済みの充電技術「X-Stream(エックス ストリーム)」により大容量の充電には時間がかかるという今までの常識を覆して世界最速で大容量の充電ができることから、“最強のポータブル電源”ともいわれています。

その「EcoFlow」から国内では5/10(水)〈4/26(水)から先行予約開始〉、ブランド初の製氷機と着脱式バッテリーを搭載した、画期的なポータブル冷蔵庫「GLACIER(グレイシア)」が発売されます。

冷蔵庫のアップ

冷蔵・冷凍の組み合わせが自由に選べたり、同時にスマホ充電できたり…と1台で何役もこなしてくれる優秀なポータブル冷蔵庫。Wi-Fi環境下ならアプリを使って遠隔コントロールもできるスマートデバイスです。オプションでハンドルとキャスターを取り付ければ、スーツケース感覚でラクラク運べますよ。

本体左側は仕切り板で2つのスペースに分かれていて、それぞれ冷蔵・冷凍を設定できます。右側上部が製氷機、下部は操作パネル。2スペース間の仕切り板を外せば1つの大きなスペースになり、釣りで大きめの魚を入れることなどもできます。仕切り板はまな板としても使用できるスグレモノ。内臓バッテリーはこのように取り外すことができます。冷蔵モードで約40時間、冷凍モードで約19時間、10回製氷可能(※数値は使用条件によって変わります)。製氷中。12分でキューブ状の氷を18個作れます。氷ができました! オーディエンスからは感嘆の声が!

サイズ:本体のみ776×385×445mm
重量:23kg
容量:左の貯蔵室が23L、右が15L
メーカー希望小売価格:¥124,300(税込み)

アウトドアシーンで食品の冷蔵・冷凍保存や製氷が可能に

キャンプシーン

筆者もこれまでキャンプを何度も経験してきて、買い込んだ食材はクーラーバッグに大きな氷をいくつも入れることでなんとか乗り切っていたのですが、時間が経つとどうしてもバーベキューなどに欠かせないバターは溶けるし、スパークリングワインやジュースなどのドリンクもぬるくなってしまう、そもそも肉や魚などの生鮮食品の鮮度も心配…と食品の保存面が悩みのタネでした。

食材が詰まった冷蔵庫内部

でも、こちらのポータブル冷蔵庫があれば問題なし! 食品はフレッシュなまま保つことができ、暑い時期キンキンに冷えたドリンクやアイスクリームをいただくことができるんです。
アウトドアで冷蔵・冷凍機能が確保できる、さらにはあっという間に氷もつくれてしまうなんて、すごすぎます!

スムージーやソーメンなど冷製メニューも楽しめる

また単に食材を保存できるだけではないのもポイント。
今までアウトドアでは難しかった冷製メニューも、冷蔵庫でしっかり冷やしておくことができるので諦めなくていいんです。

今回、料理研究家・野口 英世さんに、春の行楽シーズンにぴったりのレシピを紹介してもらいました。

料理研究家が食材を紹介している様子

野口 英世さん 料理研究家、調理道具の専門家、フードスタイリストとして、テレビや雑誌、新聞、広告などで活躍中。無理や無駄のない、作り手重視の効率的なレシピとスタイリングアイデアが人気。

教えていただいたのはガスパチョとスムージー。
とてもおいしいので、レシピを参考にぜひ作ってみてくださいね。

簡単冷製ガスパチョ

ガスパチョ

【材料(1人分)】

  • ミニトマト 6~8個(100g)
  • セロリ 1/5本(茎部分を20g)
  • パプリカ 1/8個(赤黄使用で合計20g)
  • 赤玉ネギ 1/10個(20g)
  • キュウリ 1/5本(20g)
  • バゲット 1切(20g)
  • 白だし 大さじ1/2
  • レモン汁 小さじ1/2
  • すりおろしニンニク 少々
  • ペッパーソース(タバスコ)少々
  • クミンパウダー 少々
  • (トッピング用に)彩り野菜 (パプリカ、キュウリ、赤玉ネギを5ミリ程度に角切り)およびオリーブオイル 適量

【つくり方】

  1. セロリ、パプリカ、赤玉ネギ、キュウリをフードプロセッサーに入れ、撹拌する。
  2. お好みで皮をむいたミニトマト、ちぎったバゲット、白だし、レモン汁、すりおろしニンニク、ペッパーソース、クミンパウダーを加えて撹拌する。
  3. グラスに盛り付け、彩り野菜をちらし、オリーブオイルをかける。

べリベリースムージー

スムージー

【材料(1人分)】

  • イチゴ・ブルーベリー 100g
  • 氷 50g
  • ヨーグルトドリンク 50g
  • ガムシロップ 適量

【つくり方】
ミキサーに氷、へたをとったイチゴ、ブルーベリー、ヨーグルトドリンク、ガムシロップを入れて、なめらかになるよう攪拌する。

その場で試食・試飲させていただきましたが、屋外で暑い中冷えたスープやスムージーがいただけることに感動でした。
実際のアウトドアシーンでも、冷たい麺類などを楽しむことが可能になるので、料理のレパートリーが増えそう。家族で汗だくになるまでたっぷり遊んだ後に、冷製メニューがいただけるのはうれしいですね。

災害時の備えとしても持っておきたい!

アウトドアでの使用以外にも、災害時の備えとしても持っておきたいところ。有事の際、一時的に電気の供給が途絶えても、このポータブル冷蔵庫が強力な味方になってくれます。
そしてキャンプや災害時以外も、しまい込んでおくことはありません! キッチンから離れたところにある部屋や庭、長距離ドライブなどでも重宝しますよ。
気になるポータブル冷蔵庫「GLACIER」の詳細は、ぜひ公式サイトでチェックしてみてください。

EcoFlow公式HP:https://jp.ecoflow.com

取材・文/市川麻子