福田春美の日々是工藝 Vol.01
仕事で日本各地を飛び回っている、ブランディングディレクター福田春美さん。
仕事はもちろんプライベートでも、出来る限り各地に足を運び、作り手さんとお話をしたり、時間を共有することを大切にしているそう。
毎日の暮らしを“良い日”にしてくれる、生活まわりの“工藝品”。福田さんが目利きならではの視点で、とっておきの「工藝品」を紹介します。
まず初回は、「良い日にしてくれる工芸品」と言えば、福田さんの心を掴んで離さないという陶芸家・安藤雅信さんの器からスタート。
誌面では作品と春美さんの作家さんへの想いを、webではプロフィールをご紹介します。
安藤 雅信(あんどう・まさのぶ)
(1980年度 武蔵野美術大学 造形学部 彫刻学科卒業)
陶作家、彫刻家、茶人であり、岐阜県多治見市で「ギャルリ百草」の廊主をつとめる。ギャルリ百草は「美と暮らし」をテーマに1998年、衣食住にまつわる提案を行う空間として妻・明子さん(衣服作家)とともに開廊。
「ギャルリももぐさ」では、企画展の他、安藤夫妻の作品も並ぶ。併設カフェでは、展覧会にまつわる作家のうつわなどを使い、食を楽しめる。
「暮らしの中の工芸」について考えていく活動「生活工芸プロジェクト」を、つくり手の中心人物の一人として提唱。近年、中国茶の世界にも造詣が深く、2018年著書『どっちつかずのものつくり』が河出書房新社より刊行。
http://www.momogusa.jp/index.html
ギャルリももぐさ
〒507-0013 岐阜県多治見市東栄町2-8-16
TEL:0572-21-3368 FAX:0572-21-3369
http://www.momogusa.jp/index.html
■中央道多治見ICより車で10分 ■JR多治見駅より東鉄バス13分「高田口」下車1km ■JR多治見駅北口よりタクシーで約10分(1500円位)
撮影/伊藤徹也 取材・コーディネイト/柿本真希 構成/山田麻琴