忙しい朝にホッとひと息入れたいとき vol.2
心に染み入る極上のリラックスアイテム
~お気に入りの作家で~「しっくりと手に馴染む唐津の野趣ある湯のみ」
中里 隆 作 湯のみ 原由美さん
「唐津で訪ねたお寿司屋さんで出合った名工・中里隆さんの作品。この地の思い出にと買い求め、今はここ十数年定番の京都・竹村玉翆園の『雁ヶ音ほうじ茶』を、このお湯のみで、何杯もおかわりをして飲んでいます」
「同じ鉄瓶でお湯をわかすことで一日のスイッチが入ります」
15年使い続けている鉄瓶 上田淳子さん
「鉄瓶に水を入れ、火にかけるところから朝が始まります。白湯も、コーヒーも食後のお茶も全てこの鉄瓶のお世話になっています。お湯が柔らかく美味しくいただけるのはもちろんのこと、一日のスイッチにもなっています」
~愛するヴィンテージで~「センスのいい店で見つけた選りすぐりのデザイン」
ハックマン ステンレスケトル 福田里香さん
「フィンランドのブランド『ハックマン』のステンレスケトル(1.5ℓ)。今はアンティークしかない、このやかんが朝の相棒。京都にある日用雑貨を扱う店「Kit」で購入しました。店主の椹木知佳子さんのセンスが好きです」
「そこにあるだけの佇まいが好きです」
ハックマン ウォーターケトル 冷水希三子さん
「ティモ・サルパネヴァがデザインしたハックマンのやかんは、シンプルなのに存在感があり、そこにあるだけの佇まいが好きで、朝の一杯のためにお湯をわかすことが、とても心地よく感じられます」
撮影/長谷川潤 スタイリング/岩崎牧子 取材・文/加藤登紀子 構成/中山佳奈子
※掲載中の情報は、2019年5月号掲載時のものです。