【HERSエンゲイブ】野菜の花見、ちょっと続き……。
前回、「野菜の花見シーズンズです!」という記事を上げましたが、この季節の大事な花を忘れていました。
「ジャガイモ」の花です。
小生もそうですが、小学生の頃に、理科の授業で栽培したことがある人たちも多いでしょう。
原産はアンデス山脈で、17世紀にオランダ人によって日本にもたらされたジャガイモですが、その時にインドネシアの都市・ジャガタラ(現在の「ジャカルタ」)からはいってきたということで、「ジャガイモ」。……らしいです。
日本では、もう長いこと、作付面積も収穫量も野菜の中で第1位を守り続けています。
ということは、お米の次に作られている作物ということかしら?
でも、芋とはいっても、サツマイモやサトイモ、ヤマイモとは違う種類で、分類上はトマトやピーマンと同じナス科に属します。
だから、花もやっぱりナスの花に似てますよね?
首の長い鳥が何羽か集まって、頭を寄せ合いながら羽を広げている……。
まるで、そんな様子に見える可愛い花々に、ちょっと癒されます。
一方、小生が借りている市民農園の隣の区画の畑で、こんな花が咲いていました。
釣鐘型の小さな花がいっぱい。さて、何の花でしょう?
このアスパラの花です。
4月21日の段階では、上のような美味しそうなアスパラができていたのですが、小生のお隣さんは最近、半ば耕作放棄気味でして……。
GW明けには、こんなに育ってしまいました。
もうこうなると、茎の部分も固くなって美味しくないでしょう。
ああ、もったいない……。
やはり野菜作りのいちばん大事なところは、収穫の時期なんですね。
取材・文・写真/川原田朝雄