不幸アピールはもうやめて!私の周りにいた「悲劇のヒロイン」3選
失恋したときや辛い恋愛をしているとき、誰かに話を聞いてほしくなるもの。
でもそんなとき、ついつい「私、かわいそうでしょ?」と悲劇のヒロイン気取り全開で話をしていたりしませんか?
あまりにもアピールしすぎると、周りからやっかいなコだと思われてしまいますよ!
今回はそんな、女のコから敬遠される悲劇のヒロインエピソードをご紹介します。
(1)勘違い系ヒロインちゃん
「バイトで入ってきた21歳の女のコが、社員Aと体の関係を持ったんです。彼女は彼のことが好きになったみたいですが、男性にそんな気はなく……。それに嫌気がさしたそのコは別の社員Bとも関係を持ったんです。そうすると彼女は『私はやっぱりAが好き。でも私のことを大好きなBの気持ちに甘えてしまうんだ……。この状況が辛い』と言い出しました。だけど、Bは他のコとも関係を持っているただのチャラ男。気持ちが自分にあると思い込み、自慢交じりの相談をしてくる姿がイタイなと……」(飲食店勤務23歳)
モテていると勘違いして、周囲に“相談”という名目で自慢をする女のコ。
彼女のことを思って、「自分をもっと大事にして」「もてあそばれているよ」と忠告してあげてください。
(2)SNSが大荒れ系ヒロインちゃん
「私と同じサークルのコが、『急に気持ちが冷めた』と言って当時付き合っていたサークルの先輩を振り、その後1週間ほどでまた同じサークルの別の彼と付き合い始めました。付き合ってすぐは、記念日が七夕であることをもじって『LuckySeven★』と投稿するなど、SNSでノロケが爆発。冷ややかな目で見ながらも幸せならいいかとスルーしていた矢先、なんと新しい彼氏の浮気が発覚!その直後から、彼女のTwitterは失恋系ポエムのリツイートでいっぱいに……。かなりイタかったし、正直、『あなたもソッコーで彼氏変わったよね?』とツッコミたかったです」(D大学2年生)
同じサークル内でコロコロ彼氏が変わっているだけでも周りから「どういうこと?」と思われてしまうのに、SNSでも荒れまくるなんて……。
思わずツッコミたくなる気持ちがとてもよく分かりますね。
(3)現実を受け入れられない系ヒロインちゃん
「友達に念願の彼氏ができたのですが、相手は銀座でナンパしてきた既婚者でした。彼女は既婚者だと知ったうえで付き合っていたみたいですが、彼の奥さんから直接連絡がきて、2人は破局。その後、友達は自分のTwitterで『奥さんに引き裂かれた恋……。辛すぎてご飯が食べられない。ってか、ハイスペイケメンなのに、なんであの奥さんなのー!』などと、不幸アピールに加えて奥さんをディスる始末。常識的に考えて不倫するほうが悪いし、かわいそうなのは奥さんでしょって思ってしまいます」(営業事務23歳)
不倫しておきながら罪悪感も持たず、さらに相手の奥さんをSNSでディスるとは……ひどすぎますね。
これで“悲劇のヒロイン”を気取られても、周囲からの反感を買ってしまうだけですよ。
まずは自分の行動をしっかり反省してほしいものです。
周りの人から同情や心配をされるよりも、「このコ、幸せそうだな」と思われるほうが嬉しいはず。
「私ってかわいそう……」と自分の不幸を周りにアピールしてばかりいると、いい恋愛も遠のいてしまいますよ。
前向きな恋愛を心掛けましょうね!
文/桜井美穂子 画像/PIXTA(ピクスタ)(Fast&Slow)