どうしようもなく苦しい…嫉妬する気持ちとの向き合い方

彼の周りにいる女友達と自分を比べてしまって「私のほうが劣っている」と感じ、嫉妬心が生まれることがあります。

そして、自分が一番信じるべき彼に対して疑いの目を向けてしまい、「自分よりも可愛いコが好きに決まっている」と思い込んで、嫉妬の感情にさいなまれることはありませんか?

そんなとき、どんなふうにそんな嫉妬の感情と向き合えばいいのか……。今回はそのヒントをご紹介します。

 

(1)「自分は自分でいい」と自己肯定感を持つ

嫉妬してしまうときは、自分に自信がないことが多いのではないでしょうか?

嫉妬しないためには、他の誰かと比べるのではなく「自分は自分でいい」と強く思うことです。

自分よりもキレイなコや可愛いコを見て落ち込んでいてもキリがありません。

それよりも、自分のことを認め、少しでも自分を好きになること。周りに左右されない芯の強さを持ちましょう。

(2)嫉妬の感情を受け入れる

頭では「嫉妬してはいけない」「嫉妬の感情は邪魔だ」と思っていても、止められない気持ちが嫉妬だと思います。

そんな自分を一度受け入れてみましょう。

嫉妬してしまうのは、それだけ相手のことを思っているから。心の底から好きだからこそ、妬いてしまうのだと思います。

そんなふうに客観的に自分を見ることで、相手に対する思いの大きさを知ることができるでしょう。

嫉妬とうまく付き合うためには、このように、嫉妬している自分を遠くから見つめることが大切。

客観的に自分を見つめることで「あぁ、自分はこんなに相手のことが好きなんだ。だから嫉妬するんだ」とわかりますよね。

そうだとわかれば、嫉妬の感情ともうまく付き合えるのではないでしょうか?

自分の感情を全て受け入れ、まるごと好きになる

嫉妬の深さは、相手への愛情の深さと同じだと思います。

「それだけ相手のことが好きなんだ」と自分を受け入れ、そして認めてあげましょう。

嫉妬の感情を憎まず、受け入れてうまく付き合っていくほうが、心は軽くなるはずです。

 

ときにはどうしようもない嫉妬の感情に苦しむことがあるかもしれません。

でも、よく考えてみて。どうでもいい人なら嫉妬の感情も生まれません。嫉妬は愛情の証なのです。

自分に自信を持って、相手を信じる気持ち、そして愛情と思いやりの気持ちで相手と向き合いましょう。

そうすることで、きっと上手に嫉妬の感情と付き合っていけることでしょう。

 

文/カフカ
恋に悩む女子の背中を優しく押す言葉の数々が共感を呼び、Twitter、Instagramともにフォロワー約15万人。恋愛エッセイ『何度も諦めようと思ったけど、やっぱり好きなんだ』(KADOKAWA)、『ただそれだけで、恋しくて。』(ワニブックス)ほか。

画像/PIXTA(ピクスタ)(Fast&Slow、Pangaea)