つくってみたいけれど、「忙しい」「子どもが食べてくれない」「そもそもつくり方を知らない」という声も多いおせち料理。そこで、簡単につくれて子どもウケもばっちりの「洋風クイックおせち」を提案していただきました。もうあきらめかけていた…というあなたも、今年はチャレンジしてみませんか?
教えてくれたのは
管理栄養士 加藤彩子さん
Osechi Recipe7 飾りにんじん
縁起のいい梅の形に
紅白の花が咲き、実がつく縁起のいい梅の花に見立てて飾り切りします。
豆皿 瓢箪 和模様 RD(W6.7×D9.3×H1.2cm)¥100(NATURAL KITCHEN)手漉き和紙 渋色(約55×80cm)¥100(ダイソー)
材料(6人分)
にんじん(太い部分)…10cm
つくり方
① にんじんは1cm厚さの輪切りにし、梅の型で抜く。
② 花のくぼみから中央に向け、厚さの半分まで切り込みを入れる。
③ 花びらの半分を、②の切り込みまで切り取る。
④ 鍋に水を入れて沸騰したらにんじんを加え、中火で5分ゆでる。ざるにあげて冷ます。
【1】梅の形の型抜きで抜いたら、花のくぼみのところに切り込みを入れます。
【2】花弁の真ん中から切り込みに向けて包丁を入れて、半分を削ぎ切りにします。
Osechi Recipe8 飾りかまぼこ
紅白のお祝いの色
形が日の出に似ていることから、めでたいとされています。「紅」は喜びを、「白」は神聖を表現。
豆皿BL(W9.5×D8.2×H1.8cm)¥300(salut!)
材料(6人分)
かまぼこ(紅)…1本(約13~16cm)
かまぼこ(白)…1本(約13~16cm)
つくり方
① かまぼこは1.5cm厚さに切る。上部から3mmくらいをむくように切り、最後まで切り取らず2cm残す。
② むいた部分の中央に切り込みを入れて、端から切り込みにくぐらせる。
【1】最後の2cmほどを残してかまぼこの上をむくように切ります。
【2】むいた部分に切り込みを入れます。
【3】端を手綱こんにゃくをつくる要領で切り込みにくぐらせたら完成。
※具材のいわれは編集部調べ。
※掲載商品は取材時点のものであり、現在取り扱っていない場合があります。サイズは一部編集部調べです。
撮影/楠 聖子 フードコーディネート/加藤彩子 取材・文・スタイリング/湊谷明子 構成/Mart編集部
Mart2020年1月号
日本の伝統も教えたい!子どもが食べやすい洋風にアレンジ 今年は手づくり!「クイックおせち」講座 より