アラサー女子「OLから転職→フリーランス」という働き方改革!

大学を卒業したら就職して…当たり前だった働き方が今変わってきています。やりたいことは「全部やる!」。それが今関西のU30読者たちの間でじわじわと広がっている新しい働き方。〝二足〟だけじゃなく〝三足のわらじ〟だって履きこなしてしまう働き方を見せてもらいます。

好きな仕事から一度離れたからこそ本当にやりたいことが見えてきました

アパレルブランドディレクター /アクセサリーブランドプレス

大塩七海さん(26歳)の場合

    自身のアパレルブランド〝newi〟の展示会では春夏の新作を着用。

    お手伝いしている〝S e a’ds Mara〟の関西展示会では普段とは違うマニッシュなジャケットスタイルに髪はまとめてすっきりと。

子供の頃からファッションが好きで、高校卒業後初めてのアルバイトも、就活で入ったのもアパレルの会社でした。働き始めて3年後、子供の頃のようにファッションがピュアに好きという気持ちでいられなくなっていたので、少し離れてみようと25歳でフリーになることを決意し退職。アパレルとは全く関係のないグラフィックを独学で学び、WEBサイトを作るスキルを身につけてみたものの、ファッションの仕事がやっぱりしたい! と一念発起し、自身のアパレルブランド〝newi〞を立ち上げました。そしてもう1つ〝プレス〞という仕事をするきっかけになったのが、愛用していたアクセサリーブランド〝Sea’ds Mara〞のデザイナー前田さんとの出会いでした。デザイナーとしても女性としても尊敬し憧れだった人に、「一緒に盛り上げてほしい」と話を頂き、関西のプレスとして集客やマーケティングの手伝いをするようになりました。プレスの仕事は毎シーズンのモノづくりのこだわりを近くで感じられること、自分だけでは出会えない多方面の方々との出会いがあることが一番大きいこと。OL時代とは違い、いい意味で責任とプレッシャーはあるけれど、やればやるほど面白いんです。

撮影/山口洋平 取材/金 セアル