アラサーがやりがちな「時代遅れコーデ」4選【トレンドアイテムの着こなし方】

「トレンドを取り入れているはずなのに、逆に古臭く見える…」「実際に着てみると理想からかけ離れている…」なんて悩み、ありませんか? そう感じたらアイテム選びやコーデ術を見直すべきタイミング!そこで今回は、アラサー世代が「やりがちなNGコーデ」をテーマに、「時代遅れに見えない」トレンドアイテムの着こなし方をご紹介します。

1. 「トレンチコート」コーデ

新入社員に見えちゃう原因と、その解決策は?

    【こんなコーデしてませんか?】
    デニム同様、定期的な見直しが必要なトレンチコート。ジャストサイズ&中途半端な丈感のシルエットは野暮ったくなって古く見えがち。きれいめコーデに羽織るとフレッシャーズのようになってしまい、顔と服がちぐはぐになる可能性も。先輩社員の余裕を感じさせるなら、ドロップショルダーとサイズ感を意識して。

    【Point】
    ・ドロップショルダーで今っぽく
    ・着流し風に羽織れるオーバーシルエット

    ルーズなシルエットでカラースカートの美人度3割増し♡
    スタンダードなベージュならペールイエローのリネンスカートとも好相性。がばっと羽織れるルーズなシルエットで女っぽさもレイヤード。トレンチコート¥32,000(アーバンリサーチ ロッソ/アーバンリサーチ ロッソ ルミネ有楽町店)ノースリーブニット¥5,500(ビーミング by ビームス/ビーミング ライフストア by ビームス アーバンドッグ ららぽーと豊洲店)スカート¥15,200(FRAY I.D)バッグ¥33,000(À MON GOÛT)サンダル¥7,990(MANGO/LOCONDO)

     

2. 「アニマル柄」コーデ

バブリーっぽくなる原因と、その解決策は?

    【こんなコーデしてませんか?】
    大人っぽさを意識するあまり、かっちりしたジャケットなどできれいめにまとめるとバブル感のある時代錯誤な着こなしに。また、カラーアイテムを組み合わせてしまうと派手になりすぎるのがレオパード。ゆるさやカジュアル感のあるアイテム選びや色味を控えたスタイリングが鉄則です!

    【Point】
    ・フレアシルエットで女らしく
    ・バランスが取りやすいミディ丈

    フーディでラフに着崩して、レオパードの強さを中和
    きれいめに着るとがんばった印象になってしまうから、フーディでカジュアル感をMIXしてレオパードの強さを引き算。全体の色使いを少なめにすることもケバく見せないコツ。ふくらはぎが隠れるくらいの丈感なら、スニーカーでもバランスキープ。スカート¥3,685(3rd Spring)スウェットパーカー¥23,000(THIRD MAGAZINE/THIRD MAGAZINE)バッグ¥40,000(Epoi/Epoi本店)スニーカー¥6,500(コンバースインフォメーションセンタ-)

3. 「ライダース」コーデ

ハードに見えすぎる原因と、その解決策は?

    【こんなコーデしてませんか?】
    もはやアラサー女子の定番=ライダース。カッコよさを追求するあまり、スキニーパンツを合わせてしまうと、ルパン三世の不二子ちゃんのような気合いの入った着こなしに。さらにバランスも取りにくく、スタイルが悪く見える可能性も。ピチピチのサイズ感はひと昔に流行ったシルエット。強すぎる上にボディラインも拾ってしまい、エロすぎ!?なコーデになってしまいます。

    【Point】
    ・コンパクトすぎないシルエットを選ぶ
    ・ベルトやジップが主張しないものがベター

    ニュアンスカラーのフレアスカートでライダースの強さを中和
    ボトムスでニュアンスカラーを取り入れることが、ライダースのハードさを軽減する簡単なテクニック。フォトTをインナーにして今年っぽさも忘れずに。ライダースジャケット¥88,000(アッパーハイツ/ゲストリスト)ロンT¥9,000(STUDIOUS/STUDIOUS WOMENS新宿店)リネンスカート¥8,500(ビーミング by ビームス/ビーミング ライフストア by ビームス アーバンドッグ ららぽーと豊洲店)バッグ¥19,000(ジャンニ キアリーニ/ジャンニ キアリーニ 銀座店)サンダル¥7,900(EMMEL REFINES/エメル リファインズ ルミネ新宿店)

     

4. 「マーチンブーツ」コーデ

ロック感満載になっちゃう原因と、その解決策は?

    【こんなコーデしてませんか?】
    マーチンブーツ自体が主張の強いアイテムなので、柄や色でインパクトがある服と合わせてしまうと、抜け感のないハードな着こなしに陥りがち。シンプルコーデに投入して、トゥーマッチにならないよう心掛けて。

    【Point】
    ・慣れ親しんだショートブーツ感覚で履ける黒がベスト
    ・脚長効果も期待できる定番の8ホールが初心者向け

    今年らしい茶系グラデの引き締め役に投入して大人っぽく
    きれいめなムードに仕上げるツヤのあるナロースカートで、マーチンのハードさを回避。足元で黒を効かせればメリハリが付いてスタイルアップにも効果的。ミディ丈+マーチンのバランスで今っぽさも倍増。8ホールブーツ¥24,000(ドクターマーチン/ドクターマーチン・エアウエア ジャパン)ジャケット¥16,000(EMMEL REFINES/エメル リファインズ ルミネ新宿店)Tシャツ¥6,000(アッパーハイツ/ゲストリスト)サテンスカート¥5,446(ZARA/ZARA JAPAN)フォーンショルダー¥33,000(マイケル マイケル・コース/マイケル・コース カスタマーサービス)

トレンドアイテムも、一歩間違えれば古臭く見えてしまうので要注意!正しい選び方と着こなしをマスターして、春夏コーデをオシャレにキメてくださいね。

撮影/草間智博(TENT) イラスト/室木おすし スタイリング/田臥曜子 取材/坂本結香 構成/CLASSY.ONLINE編集室