食べたものがあなたを作る♡ エイジングケアに貢献する食事の摂り方

私達の体は食べたものでできています。アンチエイジング効果のある食べ物を意識して摂取すれば、肌質が改善されたり、免疫力がアップしたり、さまざまなメリットがあるんです!

 

チュニック¥19,500/ハニーミーハニー

 

教えてくれたのは…… 一色由美子さん

日本アンチエイジング・ダイエット協会理事長、Y Style New York & Tokyo代表。健康で美しく自由に輝いて生きる人達を増やすトータルライフスタイリスト。

 

老化の原因は?

A.体内を老化させる「糖化」と「酸化」に注意して。

老化の原因は、食事、紫外線、ストレス、環境ホルモンなどさまざま。これまでシミやシワは紫外線などの外的要因が大きいとされてきましたが、最近では、糖化と酸化が大きな原因ともいわれています。「糖化」とは、体のコゲ。体の中でたんぱく質と余剰な糖が結びつき、老化物質が生まれる反応のこと 。肌のハリを保つコラーゲンが破壊されて肌が弾力を失ったり、老廃物が沈着しシミやくすみの原因になることも。血糖値が上昇すると糖化を起こしやすくなるので、甘いものはときどきのご褒美にする。早食いせずによく噛んで食べることが大切です。「酸化」とは、体のサビ。体のサビとは、体内の「活性酸素」によって細胞が傷つけられ、老朽化すること。抗酸化作用のある食材を摂取することで防げます。

 

なるべく避けたほうがいい食材は?

A.精製糖質や加工食品は極力避けて 、体への負担が少ないものに置き換えて。

酸化の原因になる白い砂糖は、自然派甘味料の「ラカント」に置き換えましょう。ラカントは、カロリー0なのに砂糖と同じように料理に使える安心の天然素材です。また、小麦に含まれるグルテンは腸内環境を悪化させ、代謝を下げる原因になるので、主食はパンやパスタからご飯やそばに置き換えましょう。日本人は乳製品が体に合わない人が多いので、豆乳や豆乳ヨーグルトに置き換えたほうがいい場合も。乳酸菌はヨーグルトでなくても、発酵食品で補えます。また、コンビニ食やファストフードなどの添加物を多く含んだ食品は、肝臓の機能を低下させる原因になります。肝臓の機能が低下すると、脂質や糖質などの栄養素が正常に分解できなくなってしまいます。腐らない食べ物はなるべく摂らないように意識して。お酒の飲みすぎも肝臓の機能を低下させるのでほどほどにしましょう。

 

お菓子は食べないほうがいいの?

A.血糖値を緩やかにする、ナッツやチョコがおすすめ。

どうしてもお菓子が食べたくなってしまったときは、ナッツ類やカカオの含有量が多い高カカオチョコレートを食べましょう。ラカントを使った「ロカボスタイル 低糖質スイートナッツ」や血糖値の上昇を緩やかにするサラシノールを含んだ「サラチョコ」がおすすめ。

 

bis 10月号の誌面ではインナーケアを助けてくれる置き換え食品や酵素ドリンクのほか、抗酸化作用が高い食材を摂取するレシピもご紹介。あなたも“内面からきれい”を目指してみては?

 

Photo_MELON(TRON) Styling_Mika Nagaoka Hair&Make-up_Mikiko Suzuki Model_Myra Meadows(VoCE exclusive)Text_Sayoko Ishii Edit_Miki Kuwamori Cooperation_AWABEES