優しい人に見られたい大人女子のための「パステルアイテム」7選

毎日を心地よく過ごすには、気分のアガる色を身につけるのが何よりも効果的。優しいブルーとピンク。そんな大人がときめくベイビーカラーをさりげなく取り入れるコツとは?ニュアンス配色の名手・スタイリスト乾千恵さんに、素材選び&配色ワザを教えてもらいました。

「ベイビーカラー」コーデのポイントは?

“ベーシックカラーとの配色”パステルを上品なムードに落ち着けて

優しげなベージュや白、知的なネイビーetc.…次は見慣れたベーシックカラーに溶け込ませて、「ベイビーカラーを際立たせて楽しんでほしい」と乾さん。

カジュアル⇔エレガントな“素材感”使い分けてコーデに奥行きを

乾さんが大事にしているのは「淡いパステルカラーを〝可愛い〟と感じたときの気持ち」。無難なコンサバ素材より、サテンやカシミヤなどムードのある素材で気分をアゲて

    冬に重宝するのはふんわり心地いいピンクニット

    冬に重宝するのはふんわり心地いいピンクニット
    [上]大人が投資すべきは「上質なカシミヤ100%ならではの、高級感のあるピンク」。ニット¥54,00(ヴィンス/ヴィンス表参道店)[下]ワンピースやふんわりスカートに重ねてゆるっと着るのが素敵。ニット¥17,000(CELFORD/CELFORDルミネ新宿1店)

    カジュアルorキレイめ。ピンク選びの秘訣は素材にあり

    カジュアルorキレイめ。ピンク選びの秘訣は素材にあり
    [右]カジュアルなTシャツなら、気負わず楽しめる。Tシャツ¥6,000(フルーツ オブ ザ ルーム フォーRHC/RHC ロンハーマン)[左]今年らしさを叶えるツヤ感のあるサテンスカート。ピンクも自ずと大人っぽく。スカート¥16,000(マイストラーダ)

    淡いブルーのアウターで優しげエレガンスな表情に

    淡いブルーのアウターで優しげエレガンスな表情に
    [右]カシミヤ100%の上品ベイビーブルー。グレーのストール代わりに。ショールジレ¥79,000(ロゥタス/ロゥタス カスタマーサービス)[左]ベーシックカラーに1枚羽織るだけで、気分がアガりそう。裏地の淡いグレーも◎。コート¥90,000(ADORE)

    重ねるだけでオシャレ鮮度が上がるファーベスト

    重ねるだけでオシャレ鮮度が上がるファーベスト
    出合えたときがタイミング!ターコイズブルーのムートンファーは、なかなかない逸品。乾流で着るなら「デニムとワントーン配色にしたり、グレーのニットワンピースに重ねて」と楽しみ方は無限。ベスト¥320,000(ドゥロワー/ドゥロワー青山店)

“理想はベイビーカラーのように――。まわりを優しく和ませる、フェミニンな女性でありたい”
昔からニュアンスカラーが大好き。スタイリングも、全身黒でカッコよくというより、柔らかい色でフェミニンな女性像を作りたい。年齢を重ねると、その人の佇まいや人格がより服に表れると思うようになりました。だからこそ、選ぶ色はビビッドカラーより断然パステルカラー。この秋なら、優しいベイビーピンクとブルーが気になります。この甘く可愛らしい色を大人っぽく着るなら、ワントーンorベーシックカラーで馴染ませるのがいい。そしてベロアやサテンの光沢、モヘアのふんわり感…など、ムードのある素材感も大事。纏ったときに“心がときめく”かどうか、それが配色と素材選びのコツなのかもしれません。

教えてくれたのは…

スタイリスト・乾 千恵さん CLASSY.やSTORYなど多くの女性誌で活躍。大人がときめくスタイリングにファン多数。撮影時には淡いブルーが印象的なMARIHAの天然石リングを着用。「気分をアゲてくれるお守り的存在」として最近仲間入りしたそう。

スタイリスト・乾 千恵さん
CLASSY.やSTORYなど多くの女性誌で活躍。大人がときめくスタイリングにファン多数。撮影時には淡いブルーが印象的なMARIHAの天然石リングを着用。「気分をアゲてくれるお守り的存在」として最近仲間入りしたそう。

撮影/谷田政史(CaNN)〈人物〉、佐藤 彩〈静物〉 モデル/オードリー亜谷香 ヘア/EIJI KADOTA(SIGNO)メーク/Ryota Nakamura(3rd) スタイリング/乾 千恵  取材/横山理恵