【業務スーパーで「楽ウマおかず」レシピ】島本美由紀先生の「冷凍パプリカ」ですぐ出せる一品

業務スーパーで目を見張るのが、冷凍野菜の豊富さ。でもいったいどれがいちばん使いやすいの？　そんな疑問に冷凍食品・保存の第一人者・島本美由紀先生が答えてくれました。今回は「パプリカ」の魅力とおすすめレシピをご紹介します。

料理研究家、食品保存アドバイザー、ラク家事アドバイザーの島本美由紀先生
テレビ、雑誌など多くのメディアで活躍中。無駄なく美味しくを掲げた料理レシピが人気で、特に冷凍食品に関しては美味しく食べる方法を研究中。一般社団法人「食エコ研究所」主宰。

パプリカ（300g ￥178）

色つやと品質のよいパプリカを選び、丁寧にカットして湯通しし、急速冷凍。バラ凍結してあるので必要な量だけ取り出せます。「パプリカを3種類用意して切る手間を考えたら、これは便利！　赤・黄・緑の彩りが簡単につけられ、均一の細長さも優秀」（島本先生）

箸休めに、副菜にと重宝するピクルス。一晩漬け込む手間はなし、食べたいときにつくってすぐに食卓に。

材料（4人分）
冷凍パプリカ……250g（1/2袋）
A[酢……大さじ2と1/2、砂糖……大さじ2]

つくり方
①ボウルに冷凍パプリカを入れて、ふんわりとラップをし500Wの電子レンジで2分加熱する。
②①を水気を切ってからビニール袋に入れ、よく混ぜ合わせたAを加え、軽くもむ。
③空気を抜いてから袋の口を縛って、5分ほど置く。

ビニール袋の中に加熱したパプリカを入れ、その中に混ぜ合わせたⒶを注ぎ入れます。

空気を抜き、袋の口を縛っておきます。すぐに味が染み込むのは冷凍野菜ならでは！

白いワタ部分もなく、細長くカットされたパプリカは、炒めものにしたときにグンと威力を発揮。味の絡みもよくご飯のすすむ一品です。

材料（4人分）
冷凍パプリカ…… 250g（1/2袋）
豚薄切り肉……200g
片栗粉…… 小さじ1
ごま油……大さじ1
A[オイスターソース……大さじ1、しょうゆ……大さじ1、酒……大さじ1、砂糖……大さじ1/2、顆粒鶏がらスープの素……小さじ1]

つくり方
①豚肉は細切りにして、片栗粉をまぶす。
②フライパンにごま油を入れ中火で熱し、①を炒める。
③肉に軽く火が通ったら冷凍パプリカを加え、しんなりしたらAを加えて炒め合わせる。

豚肉と合わせて異なる食感を楽しんで。大皿にたっぷりつくれる量です。

先に片栗粉をまぶした豚肉を炒めます。調味料の味がしっかり入り、美味しく仕上がります。

【食品に関するお問い合わせ】
業務スーパーお客様相談室 0120-808-348
https://www.gyomusuper.jp
※店舗数は2020年8月現在のもの。価格は税抜き価格で、取材時（2020年8月14日）のものです。本誌発売後に変更されている場合があります。

撮影／楠聖子、光文社写真室　　取材・文・スタイリング／新里陽子　構成／長南真理恵

Mart2020年10月号別冊
美味しさもチェック済みの〝お宝食材″だけで！　業務スーパーで「悩まないおかず」47　より