バチェロレッテ裏話❺「僕たちの結婚観と理想の女性像」【杉ちゃん&黄皓&ローズ特別対談】

Amazon Prime Videoで配信された、恋愛リアリティ番組「バチェロレッテ ・ジャパン」。その衝撃的な結末が話題になり、様々な物議を醸し出しました。恋愛リアリティ番組の枠を超えて、今を生きる男女のリアルな恋愛や結婚観、そして葛藤までもさらけ出し、私たちアラサー世代の女子に強烈なインパクトを与えました。そこでCLASSY.ONLINEでは、初代バチェロレッテを取り巻いた魅力的な男性3人にインタビュー。黄 皓さん、當間ローズさん、杉田陽平さんに番組の裏側からあの時の真実。そして初代バチェロレッテ・福田萌子さんについて、さらに私たちアラサーが幸せになるためのヒントを一緒に探っていきましょう!
今回は2カ月もの間、バチェロレッテ・福田萌子さんと共に本気で自分をさらけ出し、傷付き悩んだり、時には男性メンバー内で激しいぶつかり合いがあったり…過酷な旅を通して見えてきた3人の結婚観と理想の女性像について聞いていきたいと思います。それでは「番組内やスタジオでは語れなかったカメラの裏側の真実と3人の本音をぶっちゃけトーク」スタートです!

※インタビューにはネタバレ的な内容を含みますのでご注意ください

左から今回インタビューした、當間ローズさん、黄 皓さん、杉田陽平さん。

Q.この旅を通して、改めて気付いた理想のタイプや恋愛観の変化は?

―――今回、衝撃の結末によって誰も結ばれることがなく終わったこの旅。しかし、バチェロレッテ・福田萌子さんと男性メンバー17人とがお互い対等な関係でそれぞれ“真実の愛“を探していたことは明らかでした。男性も選ばれるだけでなく、対等な立場で男性側からも理想の恋愛や結婚を追い求めた2カ月間。それぞれ、恋愛や結婚観、そして理想の女性像について変化はあったんでしょうか?

【當間ローズさんの答え】

ありのままの自分を受け入れてくれる女性が必要だと感じた

當間ローズさん・歌手
「愛と筋肉のハイブリット」
強烈なビジュアルと一途なまっすぐな愛で、圧倒的存在感を放つ。いつの間にかそのクセの強さに夢中になってしまったアラサー女子も多いはず。

當間ローズ(以下、ロ)「自分の理想像がフワッとしてたというか。萌子さんに出会ってより再認識させられたような気がする。今の自分を受け入れてくれる、ありのままを受け入れてくれる女性って必要だなって感じた。

【黄皓さんの答え】

最後は萌子さんのようなタイプにのめり込んでしまうと再認識

黄皓さん・実業家
「僕はバチェラーの親友」
貿易やジムを経営する実業家。ルックス・仕事・性格・男子メンバーからの人望の厚さまで、パーフェクトのCLASSY.編集部一番の推しメン。しかし台湾で思わぬ、行動に出て…。

これって、僕が人生でずっと考えてきたことで……前の婚約者って、実は萌子さんと似ているんですよね。どこか雰囲気が似てるんです。自分の意見ははっきり伝えて見るところが深いから相手が嘘をつけない。一方で、天真爛漫でニコニコしている女性ともお付き合いした経験もあって。どっちのタイプの方が自分が好きで、合っているのかがずっとわからなくって。両極端の女性に惹かれてきたんです。それが萌子さんと出会ったことで理想が変わったとかはないんだけど。前者の萌子さんのような女性に会った時にやっぱり最後はこういうタイプの方に自分が夢中になってのめり込んでしまうんだなってことを再認識した。前の婚約破棄は決して笑顔で語れるような内容ではなかったので、萌子さんのようなタイプとは合わないんだろうなって思いながら、避けて恋愛をしようとしていたんですけど、やっぱりここに行き着いてしまったなという。避けてきたけど、やっぱり意思があって賢くて嘘をつけないタイプ好きなんだなと改めて思ったんです。自分がわかったような気分です。だから逆に今後は自分の理想像を追ったりせずに、直感で好きになった人を避けずに好きになっていこうかなと前向きな変化はありました

【杉田陽平さんの答え】

自分から好きになるっていうことがすごく尊いと思えた

杉田陽平さん・画家
「アートで愛を奪い取れ」
CLASSY.編集部の大穴予想だった“杉ちゃん”。そのセンスと美しいフレーズにうっとり❤︎ 出場者No.1の変身と成長を遂げていくプロセスは絶対に見逃さないで。

「僕はこの旅の前までは、女性側から好きになってもらってお付き合いを始めることが多かったんですよ。『そんなに僕のこと好きなの!じゃあ、付き合おうか』というような。その方が楽じゃないですか。決してモテてるとかそういうんじゃなく(笑)。実らないかもしれないけど、自分から好きになったことが今までほとんどなくて。女性に好きだと言われて、自分もそうなってお付き合いするパターンだったんですけど。この旅で生まれて初めて自分のことを好きかどうかもわからない状態で、自分がどんどん好きになっていってなんとか爪痕を残していくっていう恋愛をした。だから自分から好きになるっていうことがすごく尊いなって。その尊さを初めて知ることができた旅でした」

Q.結婚願望や結婚観はどう変化した?

―――杉ちゃんがトラウマになっていなくて、むしろ清々しくポジティブに次の恋愛に向かえていることを知ることができて、いち視聴者としてもホッとしました!では、結婚観に関しては何か変化はありましたか?

結婚観は変わらないけど、結婚願望は確実に増した

黄皓さん・実業家
「僕はバチェラーの親友」
貿易やジムを経営する実業家。ルックス・仕事・性格・男子メンバーからの人望の厚さまで、パーフェクトのCLASSY.編集部一番の推しメン。しかし台湾で思わぬ、行動に出て…。

僕は一度婚約した経験があるので、しばらく結婚と向き合いたくはないって思っていて、楽しい仕事や友達との時間を優先してしまっていたんです。しかし今回は両親も巻き込んでしまったので…。両親が来てくれた時に息子の奥さんや家庭を持つこと、孫ができるかもしれないこと。家系図の線がさらに伸びていくことをイメージさせたことで、両親がそれに期待を抱いているのを感じたんです。それを感じて早く結婚して安心させてあげたいなって熱が出てきた。結婚観や価値観はあまり変わってないけど、仕事だけじゃなくて家族を持ちたいな。親にも恩返したいなと思わせてくれる長い旅だった。僕、なんか真面目だな(笑)

【當間ローズさんの答え】

結婚を強く意識するようになったのは、間違いなく萌子さんのおかげ

當間ローズさん・歌手
「愛と筋肉のハイブリット」
強烈なビジュアルと一途なまっすぐな愛で、圧倒的存在感を放つ。いつの間にかそのクセの強さに夢中になってしまったアラサー女子も多いはず。

僕は今回初めて親に女性を紹介したんですけど、やっぱり結婚を強く意識するようになった。それまでは結婚まで真剣に考えることが少なかった。萌子さんのおかげでそういった道が開けたような気がします

【杉田陽平さんの答え】

結婚とは、羽根。新たな場所に連れて行ってくれる

杉田陽平さん・画家
「アートで愛を奪い取れ」
CLASSY.編集部の大穴予想だった“杉ちゃん”。そのセンスと美しいフレーズにうっとり❤︎ 出場者No.1の変身と成長を遂げていくプロセスは絶対に見逃さないで。

僕は画家じゃないですか。だから大きなチャレンジが必要な時ってあると思うんですよね。結婚するとやっぱり責任が重くなるじゃないですか。だから結婚って、制限や責任が重くなったり、いいことがあまりないって今まで思っていたんですよね。でも両親に会ったりしたことで、結婚は不自由なだけじゃなくて、ある意味別の自由にもなり得るんだってことに気づいた。どんなに苦しい仕事しても家に帰ったら愛があるって。結婚っていうのは一種の羽根みたいなもので、結婚をすることでまた新たな場所へ飛んでいけるんだって。あ、羽根は今思いつきました(笑)

次回最終回は、現代女性の幸せな恋愛や結婚について、3人が真剣に考え抜きます

―――最後の最後に杉ちゃんの名言も飛び出したこの対談も次回が最終回。このバチェロレッテの旅で福田萌子さんが下した大きな決断。それによって現代女性の恋愛や結婚の価値観が一歩進化したことは明らかです。そこでその現場に立ち会ったこの3人に現代の日本に生きるアラサーが幸せな恋愛や結婚を目指すために大切にしてほしいことをインタビュー。男性ならではのリアルな視点と今まで以上に真剣な3人のトークを見逃さないで。


バチェロレッテ・ジャパンとは?

誰もが憧れる要素を兼ね備えたパーフェクトな独身女性=バチェロレッテが主役となり、多数の男性参加者の中から、未来の結婚相手を選びぬくバチェラーの男女逆転バージョン。初代バチェロレッテ・ジャパンに選ばれた福田萌子さんのパートナーの座を狙うべく、全国から集った男性陣は、実業家、料理研究家、画家、歌手、旅作家、職業も国籍も年齢も様々。バチェラーに引き続き、豪華でロマンチックなデートや国内外の旅を通じて繰り広げられる、男性陣の熱いバトルや友情も見どころ!
https://www.amazon.co.jp/dp/B085QH1H6D

撮影/中田陽子 取材/さとうかな子 構成/CLASSY.ONLINE編集室