エロすぎ、デブ見えする…アラサーが陥る「夏トップス」の失敗例5つ

肌見せシーズンのトップスは、アイテム選びを間違えるとエロく見えたり、太って見えたり…。シンプルに一枚で着たいからこそ、ディテールにはこだわって選びたいですよね。そんなアラサー女子の悩みを解決すべく、「夏トップス」を使ったNGコーデとその改善案をお届けします。

NG①:「シアートップス」がエロく見えてしまう

トップス&インナーのカラー選びに要注意

    肌見せシーズンのトップスは、ア

    【Before】
    清楚派に人気の「ピンクベージュ」は、シアートップスの場合、肌なじみが強く無意識にも透け感を強調してしまうものがあるので注意。甘すぎて、イタく見える危険性も。インナー選びも重要で、胸元がざっくり開いた黒のキャミソールは、下着感が強くてエロ見えの原因に。トップスとインナーのコントラストが強すぎると野暮ったさも生まれるので、色のトーンを合わせることが必要です。

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    【After】
    爽やかなブルーなら、透け感もヘルシーでこなれた印象に。シアートップスはコーデ全体がぼやけた印象になりがちなので、ポケットつきのシャツなど、ディテールがあるものを選ぶと、メリハリがつきます。インナーは、パンツと同じ白ではなく、あえてカーキなどのニュアンスカラーを合わせるのが最旬のテクニック。シャツ¥18,700(ストラ)カップ付きインナーキャミ¥15,400(HAKUJI/BRAND NEWS)パンツ¥19,800(セオリー/リンク・セオリー・ジャパン)イヤリング¥17,600(ReFaire/UTS PR)バッグ¥14,300サンダル¥15,400(ともにダイアナ/ダイアナ 銀座本店)

NG②:「背中開きトップス」がエロく見えてしまう

やりすぎ感のない絶妙な肌見せを意識して

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    【Before】
    背中がV字にざっくりと開いたリブトップスは、肌見せの割合が高く大人世代にはハードルが高め。ふとした瞬間に肩が落ちてしまったり、インナーが少しも見えないようにする必要がある、着こなしが難しいもの。もし背中開きトップスを選ぶなら、ヘルシーさをキープできるさりげない肌見せ&大人らしいディテールのものがおすすめです。

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    【After】
    ネックラインのある背中開きトップスなら、肌見せを強調せず大人らしい印象に。首と背中の間にラインが入るだけでも、肌の面積が減って自然とヘルシーに着られます。トップスはインナー付きなので、インナー選びに悩む心配もなし。落ち着いたダークブラウンにベージュのパンツを合わせて、今っぽいワントーンコーデに仕上げます。トップス¥7,480(Mila Owen/Mila Owen ルミネ新宿2店)パンツ¥18,700(ルーニィ)イヤリング¥3,850(mimi33/サンポークリエイト)リング¥13,200 バングル¥14,300(ともにe.m./e.m.表参道店)バッグ¥40,700(VASIC/VASIC JAPAN)サンダル¥6,490(seren ce cool/ロコンド)

NG③:「レーストップス」が一昔前のコンサバスタイル

レースの存在感を抑えてカジュアルにシフト

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    【Before】
    肌の透け感が際立つレーストップスは、コンサバ臭が一人歩きしてどこか野暮ったい印象に。インナー選びを間違えると、余計に古臭く見えてしまいます。甘めレースの主張が強いので、コーデ全体に抜け感を作りにくいのが難点。大人が着こなすなら、レースの存在感が控えめで、カジュアルコーデにもハマるものがおすすめです。

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    【After】
    レースの甘さが緩和される黒のレーストップスは、カジュアルなアイテムともマッチしやすく、大人にもぴったり。裏地つきで肌の透け感が目立たないので、気になるコンサバ臭を軽減できます。シャリ感のあるカーキのタイトスカートを合わせれば、こなれ感のある通勤スタイルにアップデート。ブラウス¥28,600(ピンキー&ダイアン)スカート¥14,300(アンクレイヴ/オンワード樫山)イヤリング¥3,180(アネモネ/サンポークリエイト)3連リング¥12,650リング¥8,745(ともにDaughters Jewelry/Daughters Jewelry Online)バッグ¥52,800(フルラ/フルラ ジャパン)サンダル¥7,150(チャールズ&キース/チャールズ&キース ジャパン)

NG④:「ノースリーブ」が太って見える

ハリのある素材&体のラインを拾わないシルエットが正解

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    【Before】
    通勤シーンにも使いやすい、リブニット素材のノースリーブは、体のラインを拾いやすく上半身が太って見えるのでNG。胸やワキ周りのお肉を強調しすぎてしまうほか、腕の付け根がはっきり見えてしまい、肩幅や二の腕のシルエットも悪目立ちします。夏らしくヘルシーに着るなら、肉感を拾わないシルエットと素材選びが重要です。

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    【After】
    ハリ感素材のノースリカットソーで、ヘルシーにアップデート。シルエットが崩れにくくラインを拾わないので、抜群の着痩せ効果です。さらにボックスシルエットで気になるワキ肉をカバーしながら、二の腕の華奢見えを狙います。甘すぎないコーラルカラーに上品なネイビーパンツを合わせて、きちんと感のある着こなしに。トップス¥9,900(アニュアンス)パンツ¥15,400(アンクレイヴ/オンワード樫山)ピアス¥26,400ネックレス¥39,600ブレスレット¥50,600(すべてエル・エー・エイチ・ヴァンドーム青山/エル・エー・エイチ・ヴァンドーム青山 有楽町マルイ店)バッグ¥9,790(チャールズ&キース/チャールズ&キース ジャパン)サンダル¥4,998(SESTO)

教えてくれたのは…スタイリスト・近藤和貴子さん

Profile  スタイリスト・近藤和貴子さん
1991年生まれ。身長164cm。女性誌やビューティ誌、モデルやタレント、女子アナのスタイリングまで幅広く担当する。カジュアルスタイルをベースにアレンジを効かせるコーディネートはInstagram(@wakikokondo)でもファンが多い。行きつけのショップはCABANやカレンソロジーなど。

撮影/谷口巧(PygmyCompany) モデル/鈴木詩織(CLASSY.LEADERS) ヘアメーク/小松胡桃(ROI) スタイリング/近藤和貴子 取材/所 優里 編集/平賀鈴菜(CLASSY.ONLINE編集室)