医師が教える「ホルモンバランスの乱れ」チェックリスト12選
30代になり感じ始めた、理由のはっきりしない不調や気分の落ち込み。もしかしてホルモンが関係しているのかも?ホルモンバランスが崩れる理由や症状、自律神経を整える生活習慣について、専門家の先生に教えていただきました。
ホルモンヌちゃん
本名フフゥンヌ・ホルモンヌ。雑誌『美ST』発、子宮をモチーフにしたセクシーでお茶目なアイドル。チャームポイントは卵巣イヤリングと手に持ったティースプーン。女性ホルモンUPが人生のテーマ。夫はチョコ腹筋くん。
体調不良の原因は、ホルモンバランスや自律神経の乱れが理由かも⁉
あなたはいくつあてはまる?チェックリスト
0個
現時点で心配はありません
1~4個
今後注意が必要かも
5~8個
やや乱れ気味。生活習慣の改善を!
9個以上
クリニックの受診をおすすめします
正しい知識を身につけその上でベストな対処法を
女性は年齢とともに卵胞ホルモンであるエストロゲンが減少するのですが、特に35歳からはその減少速度が加速します。それに伴い少しずつ女性ホルモンの低下が始まるので、CLASSY.世代の方でも理由のはっきりしない不調に悩まされている方が多いのでは。ホルモンバランスが崩れて生理痛が悪化したり、PMSの症状がある、気分の浮き沈みが激しいなど、タイミングや度合いに差はあれど、すべての女性に起こることであり、避けられません。思春期や妊娠・出産、更年期障害などで起こるホルモンの揺らぎは女性にとってストレスの原因となってしまうもの。どうしても翻弄されてしまいますが、仕方のないことですし、それに対しての治療方法がしっかりとあります。なので、まずはホルモンバランスについて正しい知識を身につけ、自分なりの対処法では解決できなくなった時にクリニックを受診する、という心構えでいてもらえたらと思います。中にはピルの服用によって改善、予防ができる症状もあるので、クリニックで相談し、自分にとってベストな対処法を見つけてみてください。
お話を伺ったのは…
恵比寿みかレディースクリニック 院長 田中美香先生
順天堂大学医学部を卒業後、順天堂大学産婦人科学講座入局。その後、公立昭和病院勤務を経て、2018年に恵比寿みかレディースクリニックを開院。婦人科検診を推進するとともに、温かな雰囲気で気軽に相談できるクリニックを目指す。
イラスト/今井久恵 取材/伊藤綾香 再構成/Bravoworks.Inc