ご自宅のセンスよいインテリアが人気のMartist・蓮見京子さん。自宅の壁紙や飾り棚はほとんどDIYされていますが、今ハマっているのが「フロアタイル」を使った床リフォーム。「とにかく簡単で、ズボラな私でも失敗なしです」というおすすめアイテムの使い方とは!
蓮見京子さんって?
アンティークテイストながら、過ごしやすい家づくりが得意。「計測が苦手なので、DIY自体アバウトですが(笑)」とは本人談。Francfrancのショップ店員さんという一面も。
おうちが見違えて楽しい! 貼らずに「置く」ので気楽です
娘の部屋の模様替えを考えていて、ネット検索をしていたら「え、これ、すごくない?」と目に留まったのが壁紙屋本舗さんのフロアタイル「シフォン ソルズ」でした。見た目は木そのものなのに、薄くて軽く、そして〝貼らずにOK〞の文字が。木目の模様も好みで迷わずポチりました。届いて、いざ作業を開始してみると「こんなに簡単に床が変えられていいの?」と笑ってしまうほど。家族もママ友たちも「すごいね」「雰囲気ががらりと変わるね」と大絶賛してくれました。計測などを少し適当な私がやっても、大満足な完成度です。
フロアタイルって?……木目プリントが施された細長い形の床材。リフォーム業界では、プロ用商品は以前からあったものの、最近、一般ユーザー向けの商品がさまざまなメーカーやショップから登場し、大注目DIYアイテムのひとつです。
まずは蓮見さん宅のベッドルームを簡単DIY!
大好きなフレンチテイストのグレーの壁紙を貼り、壁のディスプレー&収納がお気に入りの部屋。休みの日はゆっくりこの部屋でくつろぎたいから、もっと落ち着かせたくて……。
BEFORE
[このタイルを使用しました]高級な質感で深い色の木目。
サンゲツ ウッドブラッシュドオーク 1ケース15枚入り¥9,133(壁紙屋本舗)
フロアタイルを部屋の角から1 列ずつぴったり合わせて置いていきます。
AFTER
ベッドは移動しないままの作業で完成。ベッド下ギリギリまでタイルを入れて、隙間やズレることは気にならないようにしました。23枚使用。
次に、床にお悩みのあるママ友のお宅でフロアタイルDIY
フロアタイルでイメージチェンジした蓮見家の床を見て、「私もやってみたい!」というママ友が続出。蓮見さんがレクチャーしつつ、一緒に挑戦することになりました。「北欧インテリア好きなので家具も揃えましたが、どうしても床との相性は今ひとつだったんです」という福原さんのお宅へ突撃DIY!
キッチン横のスペースがリビングで、くつろぎ用のソファやチェアを置いています。床面積が広くフロアの色が雰囲気をつくるため、色選びが決め手になりそう!
BEFORE
[このタイルを使用しました]はめ込み式でしっかりジョイントでき、ずれないので広い面積に使うのには頼れる存在。JOINT-LOCK フロアタイル JL-05 10枚入り¥9,130(アサヒペン)
2 枚のフロアタイルを並行になるように並べ、ジョイント部分はしっかりはめていきます。
AFTER
「傷が目立たなくなればうれしいと思っていましたが、床が変わるだけでこんなに印象が変わるとは! お気に入りの家具とのカラーバランスもよく、我が家じゃないみたいと感動です。おうち時間が充実しますね」(福原さん)
蓮見さん自前の「フロアタイルDIY」道具も拝見
「カッターは、厚みのあるものを切る大きいサイズ、小回りのきく小さいサイズと2 種類用意しておくと便利ですね。ハサミは特別なものでなく普段使いしているもので、定規も本当はステンレス製が推奨されていますが、買うのも面倒なので(笑)こちらのプラスチック製を使っています。ホームセンターでよく売っているゴムハンマーは、はめ込み式フロアタイルの作業に必要です。フロアタイル専用の両面テープやカッターマットもお忘れなく」
Mart10月号では、蓮見さんのさらなるテクニックや、さまざまなフロアタイルのバリエーションも見つかります。ぜひ誌面をチェックしてみてくださいね。
撮影/中林 香 取材・文/新里陽子 デザイン/尾崎利佳(Phrase) 編集/小橋健太郎
Mart10月号「ズボラさんでも、一人でもできる! 蓮見京子さんの『《魔法の》フロアタイルDIY』講座」より
※記事中のリンクから商品を購入すると、売上の一部がMart webに還元される場合があります。