クリスマスはやっぱりツリーを飾りたいけど、けっこう場所をとるし、床に置くと意外と邪魔なんですよね……。
その悩み、壁に掛ければ解決します!
軽くてコンパクトだけど、華やかでインパクトある2種類のウォールツリーのつくり方を気鋭のフラワーデザイナー・佐藤俊輔さんが教えてくれました。
リースタイプのウォールツリー
小さなリースを7個つなげてクリスマスツリーの形にするアレンジ。ゴールドのリーフとブルーのバラで大人っぽいツリーに仕上げました。造花だけではなく、ドライの自然素材を組み合わせることで本物らしいツリー感が。軽いのも魅力で、好きなところに掛けて楽しむことができます。
【つくり方】
直径7㎝ほどの小さなリースを7つつなげます
ベースとなるモミやヒバの造花をまんべんなくつけ、金色のドライリーフをところどころつけます。
白とブルーのバラの造花をグルーガンでまんべんなくつけます。
小枝のドライパーツをワイヤーでつけます。
各種オーナメントをつけて完成です。
【飾り例】
キッチン近くの壁に
玄関に
ボックスタイプのウォールツリー
こちらはフラワーボックスをくっつけてツリー形にするバージョン。壁掛けでも置き型でも2通りの飾り方ができます。
あまり難しく考えずに自由にパーツを挿してみましょう。スポンジに挿すだけなので修正するのも簡単です。ボックスの角が空きがちなので、角に入れることを意識するといいと思います。
【つくり方】
吸水スポンジをいれたボックスを接着剤でくっつけ、一番下にシナモンスティックをつめる。
ベースとなるモミやヒバの造花を挿す。
白とブルーのバラの造花を挿す。
飾りのアップルピックとボールピックを挿す。
サンタのオーナメントなどをワイヤーをかけて挿して完成。
【飾り例】
壁にかけて
テレビ台の横に置いて
【教えてくれたのは】
人気フラワーデザイナー
佐藤俊輔さん
三越伊勢丹ホールディングス退社後、花の世界へ。2014年モナコ国際親善作品展国内選考会で特別賞を受賞。2020年から「CREA WEB」(文藝春秋)にて季節のアレンジメントを掲載。
発売中のMart1月号では、この2種類のウォールツリーのつくり方を細かく丁寧に紹介しています。今年のクリスマスは手づくりのウォールツリーで過ごしてみてはいかがでしょう?
撮影/志波慎寿介 取材・文/湊谷明子 編集/永島 大