快適なワーキングスペースをつくりました!【Martist片岡牧子】

みなさまこんにちは、Martistの片岡牧子です。今回は、我が家に新たにつくった、ワークスペースをご紹介します!

オンラインミーティングの居場所がないときのためにワークスペースをつくることに!

我が家では昨年より自宅作業が増え、家族それぞれに仕事やお稽古のためにオンラインでやり取りすることが増えました。オンラインでやり取りするときは、家族がそれぞれ書斎に子ども部屋にリビングにと、声や音がかぶらないようにとそれぞれ場所を分けて行うようにしていました。

でも、子どもがリビングにいるときや寝ているときに私と夫が同時に仕事でオンラインの打ち合わせなどが入ってしまうことがあり、そうすると音の問題で別の場所を確保するのが大変なことも……。仕方がないので、私が寝室にあるピアノの上にPCを置いてzoomをしていました。ただ、ピアノの上は奥行きが狭いし、そこでzoomをすると書き物もしにくく不便で困っていました。

そこで、寝室にも仕事やオンラインミーティングができるワークスペースをつくることにしました!

家具の到着前に壁の色をチェンジ!

まずデスクと椅子とを購入。到着するのを待っている間に、思い切って壁の色を変えることにしました。

 

以前、Martの連載「Martist report」でも寝室の壁の塗り替えについて書いたのですが、今回は写真の奥にある白壁を塗り替えました。

子どもにも手伝ってもらいつつ、まずは、マスキングテープやマスカーでしっかり養生をしてからペンキを塗っていきます。使ったペンキは、オーストラリアの老舗塗料メーカー「Haymes paint(ヘイムスペイント)」のもの。今回はグレイッシュな「surface」という色を塗りました。

質感や風合いを残すために、少しニュアンスを出すようにしながら塗っていきます。

ムラをあえて残しながら完成!光に当たると表情が出てきます。

壁一面プラスアルファを塗るのにかかった時間は、2時間程度。塗るよりもむしろ養生をするときの方が気を遣うくらいで、塗るのは簡単にできました。

Haymesのペンキは水性塗料で匂いがほとんどないので、寒い中窓を開け放つ必要もなく、そしてすぐ乾くので、塗装した晩からここで問題なく寝られました。

我が家のワークスペース2つのこだわり

壁を塗り終えてからデスクが到着。椅子の到着はまだ少し先ですが、ワークスペースの完成が近づいてきました! ようやく快適に、と思ったら、主人がこのスペースを気に入っていて、私はほとんどここを使えておりません(笑)。
ワークスペースをつくるときに大切にしたポイントは次の2つです。
【1】プライベートと仕事の空間を分ける
寝室だったので、プライベート空間と仕事空間とが外から見て混ざらないように家具を配置しました。通常は壁側にデスクを向けて置きがちですが、そうすると我が家の間取りでは背景にお布団が映り込むことから、オンラインでの打ち合わせ時に壁が映り込むようにあえてデスクを壁から離して置いています。

間取りや配置によってできることは限られてくるかと思いますが、オンラインミーティングなど打ち合わせが多い方は、背景も気になりますよね。プライベートなものが映り込んでしまう場合は、背景にパーテーションを置くとか、ロールスクリーンをつけるのもいいかもしれません。

【2】温かみのある家具を選ぶ
寝室が冷たいイメージにならないような家具を選びました。事務机と椅子はスチールで冷たいイメージのものも多いですよね。そのため、我が家ではまだ届いていませんが、木とレザーの家具を選び、寛げる雰囲気を大切にしました。
ちなみに我が家はwi-fiも心もとなかったので、別の会社に乗り換え中。無事に開通したら、これでオールセット。2022年、働く準備も完了です。

在宅勤務の環境を快適にするには?

在宅勤務はこの先もメジャーな働き方になると思われるからこそ、仕事環境はよりよくするに越したことはありません。在宅勤務をしているかたで、環境を整えたいと思う方は、まずは「家のどこで仕事ができたら快適か」を想像してみてください。
その際、「コンセントの位置」「空調の向き」「家族との棲み分け」など、外せないポイントを押さえながら決めていくといいですね。部屋を片づけたりものを移動したり買い足したりは後からでもできるので、場所が決まってから取りかかるのがおすすめ。家の中でも、労働環境は工夫で改善&つくり上げることことができます!
ということで、2021年の私のブログは本日が〆。今年も大変お世話になりました。みなさまどうぞよいお年をお迎えください! そして2022年もどうぞよろしくお願いします。

写真・文/片岡牧子


片岡牧子
整理収納アドバイザー、整理収納コーチングサービス「Tidyup」の運営もスタート。

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