【Sexy Zone・松島聡】日常でこんなイケメンに出会える世界線だったなら…【全文掲載】

ちょうど1年前の本連載で〝花のような笑顔の男のコ〟が話題になった、花屋の店員・松島聡さんが再登場!テキパキと仕事をする姿から、コーヒーブレイクをする様子まで…いろんな表情の彼が見られました。

デートで女性に贈るなら真っ白か、黒のバラを選ぶかな。

前回、お花屋さんを演じさせていただいたときに、お花をよく買う話をしたと思うんですけど、最近も毎月のように買っています。つい先日も舞台に出演している友人に、フラワーボックスを差し入れとして贈りました。いつも相手のことを考えながら自分のセンスで選ぶことが多いだけに、花屋の店員さんが作るブーケもつい気になってしまいます。色の組合せとかバランスとか、すごく色彩の勉強になって楽しいんです。個人的には白い小ぶりの花が好きなので、今日の花屋さんにもあったワックスフラワーは、見つけるとブーケに入れることが多いですね。デートで女性に贈るなら真っ白か、黒のバラを選ぶかな。最近知ったんですけど、黒いバラって強く深い愛情を表す意味があるらしくて。…それだと愛が重すぎますか?(笑)いただいて印象的だったのは、グループ結成10周年を祝うひまわり10本のブーケかな。眺めているだけで、ひまわりから元気をもらえる気がして嬉しかったですね。

デビュー当時はジャニーさんから「Sexy Zoneはバラを持って歌いなさい」と言われていたので、バラを使った演出が多かったんです。でも最初の数年は自分のキャラクターとも年齢とも合わない気がして…正直しっくりきてなかった(笑)。今は、そろそろバラの似合う男になりたいという気持ちが芽生えています。人に明るいエネルギーを与えるひまわり的な存在感と、バラのように人を惹きつける魅力を併せ持った男になるのが目標です。

この号の発売中には桜が咲き始めるかな?ずっとお花見に行きたいと思っているのですが、まだ実現していません。地元・静岡には〝家山の桜トンネル〟という有名なお花見スポットがあって、すぐ横をSLも走っているんです。車内でお弁当を食べながらお花見なんて、きっと最高でしょうね。家では観葉植物のガジュマルを育てていて、世話をするうちにどんどん愛着が増しています。葉っぱが増えたり、ガジュマルの成長を見ることが僕の小さな喜び(笑)。

今日は本当に久しぶりに自転車に乗りました。

今日は本当に久しぶりに自転車に乗りました。色もデザインもめちゃめちゃ好み!こんなおしゃれな自転車で休日に代官山や自由が丘に行けたらいいな…。とは言っても、インドア派なので休日も家で過ごすことがほとんどなのですが(笑)、オフはたいてい愛犬や魚、観葉植物の世話をしたり、スマホデトックスのために好きなフォトグラファーさんの写真集を見て過ごしています。あとはお芝居の勉強のために映画を観ることが多いかな。映画の世界観にどっぷりハマっちゃうタイプなので、映画の中のシチュエーションがもし現実で起こったら…なんて妄想をすることもあります。何も考えずに楽しめる作品よりも、妄想というかテーマやメッセージについて深く考えさせられるような作品が好きなので。そういう作品を通して現実を知ったり、重いテーマについて自分なりに考えてみることで、引き出しを増やせると思います。色々な感性に触れて、演技のヒントをもらって、自分らしいお芝居を築き上げていきたいです。

後輩も増えましたが〝こういう先輩にならなきゃ〟みたいなのは全くない。下積みを積んだ後輩たちはみんなスキルも度胸もあって、キラキラと輝いているコばかり。むしろ僕のほうが刺激をもらって、学ばせてもらっています。目標にしたい先輩はたくさんいます。嵐の相葉くんは誰に対しても謙虚で、そういうところが多くの人から愛される理由なんだなと尊敬しています。

性別に関係なく、裏表がなくて、周りを大事にしている人には直感的に〝この人いいな〟と感じますね。あと、悩んでいる人!仕事や人間関係、ファッションやメークなど何でもいいんですけど、悩み事を解決させようとしているその努力が素敵だなと思うので。僕が悩むタイプなので、同じような感性の人に惹かれるのかもしれません。CLASSY.読者の皆さん、皆さんが努力して頑張っている姿は、周りの人の目に素敵に映っていると思います。考えすぎず自分らしく過ごしてくださいね。僕もバラが似合う男になれるように頑張ります!(笑)

So Matsushima

’97年11月27日生まれ 静岡県出身 血液型A型 ●アイドルグループSexy Zoneのメンバー。4月3日〜東京芸術劇場プレイハウスを皮切りに全国3カ所で上演される舞台『こどもの一生』にて舞台初主演が決定。LIVE Blu-ray&DVD『Sexy Zone Anniversary Tour 2021 SZ10TH』も好評発売中。

取材/伊藤綾香 再構成/Bravoworks.Inc