冬は、トップスとボトムスだけで成立する他の季節とは異なって、アウターや小物などが必須になり、取り入れるアイテムが増えて、40代にとってはコーディネートの悩みが増える時期でもあります。逆にいえばオシャレが充実する時期でもあるということ!これから紹介する大人のための最旬コート、ニット、ボトムス、バッグ、靴etc.で、2022~23年冬のレディーストレンドをマスターして、オシャレを楽しんでくださいね。
2023-24年の冬のトレンドは?
●冬の定番アウター、ダウンは「パファーダウン」と「カラーダウン」がオススメ!
冬のアウターとしてすっかり定番となったダウン。耳慣れない「パファーダウン」とはパフという名前どおりふっくらとしたボリューム感のあるダウン。中でも今季はショート丈、短め丈がトレンドです。バランスがとりやすいボトムスと合わせると着こなしやすい。カラーダウンはさまざまな色が出ていますが、40代が取り入れやすいのはブルー系とオレンジ系。こちらもショート丈が多く出ています。
●この冬の注目素材は「ボア」と「ファー」。防寒性も高いからコートで取り入れたい
最近女性にも人気が高まっているのが起毛素材のボア。もこもこ素材は高い防寒性に加えて、柔らかさやかわいらしさもプラスしてくれます。シンプルなコーディネートでも素材感が目を引きます。冬の定番アイテムのファーも、ジレだったり、カラーのバリエーションが増えていたりと着こなしが楽しめます。
●「スタンドカラー(立ち襟)コート」がコートの新しい形として注目
シャツのスタンドカラーは定番化しましたが、コートにもその流れが。フーディタイプのものを中心に、カジュアル感やスタイリッシュ感が加えられて、これまでの衿のコートとは違ったオシャレが楽しめます。
●丈が短くなった「リバーコート」が薄手アウター派の強い味方に
車での移動が多い人など、冬のアウターがあまり重くならないようにしたい人におすすめなのがリバーコート。サッと羽織って着流しで着られて軽さがうれしいアイテムです。今季はリバーコートもショート丈が多くなっているのが特徴です。
●トップスは、「柄物ニット」が復活。なかでも懐かしさのあるフェアアイル柄、ノルディック柄を
ニットが豊作な2022-23秋冬シーズン。なかでもトレンドとして注目なのが柄ニット。幾何学模様のパターンが続くのがフェアアイル柄、トナカイや雪の結晶が配されているのがノルディック柄。いずれもレトロ感があるデザインがむしろ新鮮です。どこかほっこりしてしまうので、大人はきちんと感のあるものなどを選んで。
●ボリューム感のある「オーバーネックニット」もオススメ
ざっくりしたニットは今季も継続して人気。特にタートルネックやボリュームネックなど首を覆うニットがトレンドです。コーディネートとしてはボトムスは細めのものを合わせるのがバランスがとりやすいです。
●ボトムスは「ボリュームスカート」が引き続き人気。冬でもチュールなどを楽しんで
スカートはロング丈が人気です。チュールスカートが目につきます。この時期でも靴下やタイツを合わせれば大丈夫。むしろ地味になりがちな冬コーデの可愛いスパイスになってくれます。
●この冬の注目カラーは「赤」!生き生きとポジティブな印象に
くすみカラーの流行から一転、今季は鮮やかな色が目を惹きます。グリーンやイエロー、オレンジもオススメですが特に40代に選んでほしいのは赤。特に朱赤といった目の覚めるような赤色を思い切って取り入れるのが今季のオシャレを楽しむ秘訣に。顔回りも明るくパッと華やかになります。
●柄は定番「チェック柄」。小さめでさりげないのが大人ポイント
毎年秋冬におなじみのチェック柄。今季はタータンチェックやガンクラブチェックなど細かく、さりげないチェックに注目。グレーやベージュベースのアイテムで取り入れて。あまり柄を意識せず取りいれられ、端正さがあるので、コンサバさんにもカジュアルさんにもオススメです。
●ボアやムートンなどの「もこもこシューズ」が冬っぽさ満点で新鮮!
トレンド素材のボアやムートンは足元にも。もこもこで暖かいシューズがトレンドです。ボアなどで覆われているアイテムの場合、インパクトも出てくるので合わせるトップスやボトムスも色みやオシャレ感のあるものを選ぶとすんなり着こなせます。
●「スクエアトゥブーツ」なら美脚と歩きやすさの両方が叶います
すっかりロングブーツが復活しましたが、トゥが太く角ばっているスクエアトゥに注目。それなりに高さも出て、安定感があるので久しぶりのブーツの40代にぴったりなアイテムです。
パファーダウンなら暖かさと今っぽさの両方が手に入ります
【パファーダウン×デニム】旬のショート丈を選べばカジュアルも一味変わる
重くなりがちな冬のコーディネートに爽やかな印象を与える白ダウン。旬のショート丈を選べば、デニムカジュアルもさらに一味変わる。デニムが苦手な人は足元をヒールパンプスを選べば着こなしやすいです。
【ボリュームダウン×パンツ】スラっとしたボトムスでバランスよく
内側のブルーも印象的なボリューミーダウンは、ラインのきれいなテーパードパンツを合わせてスタイルよく着こなして。アニマル柄のバッグでシンプルコーデにインパクトを。
【ボリュームダウン】カジュアルなダウンはスカートと好相性
ダウンはえてしてカジュアル感とマスキュリン感が出やすいアイテムなので、女性らしさをプラスできるスカートだとコーディネートも組みやすいです。いつものワンピースに羽織ったり、プリーツなどの加工やレザーなど素材感のあるスカートを合わせたりして差をつけて。
カラーダウンは思い切って鮮やかな色味を選ぶのが今年っぽい
【カラーダウン×ロングスカート】ブルーならコーディネートにも取り入れやすい
ショート丈でパファー感もプラスされた、まさに今旬を象徴するダウンコートは、発色のいいブルーが大人の女性らしいスカートにグッとこなれた魅力をプラス。カラー選びに迷ったら寒色系のブルーやグリーンなら使いやすいのでオススメです。
【カラーダウン×ワンピース】合わせる色味をそろえてワントーン風ならコーデしやすい
暖色系カラーダウンの場合は、茶系など近い色みのアイテムをインに合わせてトーンをそろえることで、よりまとまりが出て着こなしやすくなります。ドット柄のワンピースもダウンと合わせることで甘さを程よくオフ。足元はロングブーツでさらに今季っぽく。
【カラーダウン×スカートコーデ】女性らしいアイテムとも相性◎
今季はカラーダウンもショート丈を選ぶと鮮度がアップ。タイトスカート、マーメイドスカート、プリーツスカートといずれも女性らしいスカートと合わせるとカジュアルになりすぎず、おしゃれ感をキープできます。
【ボアコート】はカジュアル、キレイめどちらにも柔らかな表情が出せる
【ボアコート×ストレートパンツ】大人のキレイめカジュアルの秘訣はセンタープレス
ボアコートはパーカーとも相性抜群。フードを出して着こなすとレイヤードスタイルもオシャレにまとまります。カジュアルにふりすぎないように、白パンツはセンターラインの入ったものできちんと感をプラスし、シューズもスニーカーなどではなくローファーを選ぶことで、大人のキレイめカジュアルの完成です。
【ボアコート×デニム】ロングボアのボトムスはすっきりさせるのが着こなしのコツ
白やアイボリーカラーでオーバーサイズ気味のボアコートを選べば、より柔らかな表情を湛えた女性らしいコーディネートに。華やかさのある”冬の白”です。バッグや靴はカチッとしたものをチョイスすることで、かわいらしさだけでなく大人らしさも加わります。
【ボアコート】ショート丈で旬のバランスを完成させて
ボアコートはショート丈を選ぶとより今季っぽく。フェミニンなスカートと合わせやすいアイテムです。パーカーなどと組み合わせるときはパンツはセンタープレスなどきちんと感があるものを選ぶのがオススメ。足元もスニーカーなどカジュアルな靴ではなくパンプスなど女性らしいものを選ぶと大人っぽくまとまります。
【ファーコート】なら暖かさと大人のかっこよさの一挙両得
【ファージレ×ワンピース】羽織るだけだからジレならいつものコーデに使える
すっかり今季大ブレイクしたジレも、ファーを選べば冬のアウターとして活躍。ワンピースにサッと羽織るだけでオーケーだから、コーデに迷いがちな40代の強い味方になってくれます。フード付きを選べばより暖かくおしゃれ感もアップ。
【ファーコート×黒コーデ】深みのある色を選んでトーンをまとめるとより大人っぽい
ノーカラーでオーバー気味のシルエットながら深みのあるグリーンでシックに。黒などの落ち着いたカラーのコーディネートには色味を選べば大人っぽく決まります。足元はスタイリッシュなニーハイブーツでさらにオシャレ上級者見え。
【ファーコート×スカートコーデ】スカートコーデにリッチ感をプラスして
明るいカラートレンドにのっかって彩りのよいファーコートを選ぶのもありです。ボトムスにも素材感のあるものを選べば、冬のオシャレがより楽しく!あるいはコートの色味を抑えた分、ボトムスにカラーをもってくるのもオススメ。やはりショート丈のほうが今っぽさが出るのと、スカートとの相性が抜群です。
【スタンドカラーコート】なら首回りすっきりで
【スタンドカラーコート×パンツ】ダッフルコートは立ち襟でよりこなれ感アップ
フード付きアウターは慣れたパーカーのように着られるアイテム。カチッとしたハイネックのフードだからどこか子どもっぽさを感じがちなダッフルコートもスタイリッシュで新鮮な大人のコーディネートに。
【スタンドカラーコート×デニム】白コートも立ち襟ならスタイリッシュに
スタンドカラーのモッズコート。ミリタリーウェアですが、白を選ぶことで、爽やかさも演出。ハリのある生地感とゆとりのあるサイズ感で羽織るだけで今っぽくオシャレ感が演出できます。デニムでもいいし、スカートなどを合わせても新鮮なオシャレが楽しめます。
【スタンドカラーコート×パンツ】上質なコートならフード付きで洗練&オシャレが手に入る
フード付きコートはフード自体はカジュアルさがあるので、デザインや生地が洗練されているものが大人にはオススメ。コートが大部分を占めるのでバッグやパンプスに素材感や柄のものを選ぶことでオシャレにさらに差をつけることができます。
【リバーコート】は丈が短くなって薄手アウター派の強い味方に
【リバーコート×デニム】今っぽいショート丈できれいめデニムカジュアルを更新
40代にはおなじみのリバーコート。今季はショート丈がオススメ。定番のデニム&パンプスコーデも今年っぽくまとまります。バッグもミニサイズを選ぶとさらに旬の雰囲気に。
【リバーコート×ロングスカート】トレンドのロングスカートともショート丈コートで良いバランスに
旬シルエットでノーカラーのリバーコートはインにボーダーで変化をつけて。丈が短い分、ロングスカートならバランスよく着こなせます。足元の白ソックスでより今っぽく。
【ショールコート×ワンピース】短い丈で軽やかに羽織って、ウエストマークでスタイルアップも
大きなショールのあるリバーコートもショート丈になってより軽快な冬のコーデに。共布ベルトを合わせれば肩のラペルをより強調できます。スクエアトゥのアイボリーブーツでより安定感を。
豊作なニットは柄物が復活。懐かしいフェアアイル柄を今っぽく
【フェアアイル柄ニット×パンツ】ジャカード編みのニットが冬の表情を豊かに
今年のトレンドニットであるフェアアイル柄はどこかほっこりとして、それだけで主張があるので、合わせるアイテムはキレイめでシンプルなもののほうが大人は着こなしやすいです。
【フェアアイル柄ニット×ホワイトデニム】適度な赤が今年っぽく印象に残るニットコーデに
トレンドカラーの赤が印象的なニットは、レイヤードしたブラウスを手元から出すことで、ニットの持つほっこり感を抑制、足元も切りっぱなしのパンツのほうがより抜け感が出せます。
【フェアアイル柄ニット×コーデュロイパンツ】カジュアルでも色や素材で品よくまとめて
ハイネックでフェアアイル柄でと今季のトレンド盛りだくさんなざっくりニットは、大人は上質なアイテムを選びたい。デニムや小物をピンク系で統一することで、ただのカジュアルでは終わらない、まとまりに加えて感度の高いコーディネートに。
「オーバーネックニット」は差のつくカラーものがオススメ
【タートルネックニット×ロングスカート】ざっくりケーブルニットも首まであれば表情豊か
ケーブル編みのタートルネックはカシミヤ入りなのでカジュアルながら大人も上品に。編み地が印象的なケーブル編みニットなら羽織るだけで表情豊かに楽しめます。
【タートルネックニット×パンツ】ローゲージの太リブニットは、レイヤードでスタイルよく
ざっくりとしたブルーの太リブのローゲージニットに、ワンピースとパンツを重ね着してより奥行きのあるコーディネートに。ニットがカジュアルな分、ほかはキレイめにふることで、きちんと感を演出して。ネックレスで首元をさらに強調するのもオススメです。
【ハイネックニット】鮮やかなカラーニットでより鮮度をアップ
鮮やかなグリーンが印象的なニットコーデは、レイヤードの白、バッグの白、スニーカーの白と効かせてよりスタイリッシュに。ショートパンツ×ニーハイブーツの最旬コーデは、ハイネックニットを合わせることで肌の露出も軽減。大人がより自信をもって着られるように。
ボリュームスカートはチュールスカート
【ボリュームスカート×ボリュームニット】ボリューム×ボリュームでもチュールならすっきりと
すっかり大人にも定番人気となったボリューム袖のニットに、こちらもボリュームのあるチュールスカートを合わせて。ボリューム×ボリュームでもスラッと見えるのはチュールスカートの透け感のおかげ。ボリュームニットは袖を少しまくるなどして抜け感を出すのがオススメです。足元は靴下とビットローファーでさらに今っぽく。
【ボリュームスカート×パーカ-】すっかり定番化したコーデもブラッシュアップ
カジュアル感と可愛さのミックスがオシャレで今や定番人気となったパーカー×スカートの組み合わせは、今季のトレンドカラーでもあるグリーン×イエローでさらに鮮度をアップ。
【ボリュームスカート×モヘアニット】
トレンドである毛足の長いモヘヤのニットカーディガンに、たっぷりとした生地感のロングスカートを合わせて。冬のオシャレをめいっぱい楽しむのにふさわしいコーディネート。
注目の流行色は「赤」!縁起や顔色が良くなるラッキーカラーを活用して
【赤ニットコーデ】紺ブレ×デニムのおなじみコーデを旬顔に
ダブルの紺のブレザー×グレーデニムのおなじみのスタイルのインナーに赤ニットを差し込むだけで一気にこの冬らしい新しい印象に。ハイネックニットなら顔回りも生き生きと、華やかさもさらにアップします。
【赤パンツ】慣れない人はボトムスから、の鉄則を覚えておきたい
トップスの赤に抵抗感がある人はまずはボトムスから取り入れるのが定石。トップスにも同系色を合わせることで、着やすくなります。足元はビットローファーを合わせるのが今年っぽい。
【赤アイテム】オレンジみのある朱赤を取り入れてさらにチアフルに
「真っ赤」に苦手意識がある人は少しオレンジがかった朱赤を選んで。あるいは小物で、旬のミニバッグでワンポイントとして取り入れるだけでも冬のコーディネートに華を添えます。
定番【チェック柄】は小さめでさりげないの選ぶのが大人ポイント
【チェック柄スカート×カラーブラウス】チェック柄で一味加えたスカートコーデに
格式を感じるガンクラブチェックならオレンジのたっぷりしたブラウスもしっかりと受け止めてくれます。前後差のあるスカートなら足のラインがキレイに。
【チェック柄】着やすいベーシックカラーで取り入れるのが大人の正解
遠くから見るとチェックとわからないくらいの柄なら大人も取り入れやすい。茶系やグレーなどのベーシックなカラーで選ぶのがオススメです。
もこもこシューズは冬っぽさ満点
【ムートンパンプス×ストレートパンツ】トップスと足元、両方から魅せる
インパクトのあるムートンパンプス。それだけで目立つアイテムに、あえて明るいオレンジのニットを合わせてオシャレの相乗効果を狙って。
【もこもこローファー】エコボアをインしたローファーなら足元にもうワンポイントを
トレンドローファーにもこもこボアがつきました。可愛さだけでなく、足元の暖かさもばっちりです。ブラウンのゆったりした冬らしいコートを合わせて。赤いミニバッグが茶系&ベーシックカラーコーデのポイントに。
【もこもこシューズ】冬こそ履きたい遊び心いっぱいのサンダルとパンプス
ジア ボルギーニのサンダルはソックスと合わせて履けばこれからの時期もOK。ピッピシックのボアパンプスは遊び心とカジュアル感がありつつもヒールなのでキレイめに合わせることもできます。アイシーなカラーが目を惹く、足元のインパクトを主役にしたコーディネートが楽しめます。
「スクエアトゥブーツ」なら美脚と歩きやすさの両方が叶います
【スクエアトゥブーツ×柄ニット】トレンドコーデも安定感のある足元で安心
トレンドの柄ニットも足元はベーシックなブーツで合わせて。ボリュームスカートから見えるアイボリーのブーツがコーデに軽やかさをプラスしてくれます。ブラックやブラウン以外のブーツを一足持っておくと、コーディネートの幅が広がります。
【スクエアトゥブーツ×短か丈ニット】いよいよロングブーツを新調するならスクエアトゥで
シンプルなロングブーツは一足持っておきたいもの。ピンヒールだと心許ない大人に、スクエアトゥならスタイルアップと安定感の両立が叶います。シャツとブーツにインしたパンツの定番スタイルは短か丈ニットを重ねて今っぽくブラッシュアップを。
【スクエアトゥブーツ×スカート】フェミニン寄りのアイテムをスクエアトゥでしっかり大人に
シンプルなロングブーツは冬コーデの強い味方。大きめ衿のブラウスやアウター、プリーツスカートで、ややもすると甘くなってしまいそうなスタイルを、スクエアトゥのしっかりしたブーツが女性らしい好感度スタイルにまとめてくれます。
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撮影/平井敬冶(モデル) 清藤直樹(静物) モデル/明希知美 ヘア・メーク/陶山恵実(ROI) スタイリスト/小川真央