いま大人気の手帳を手がけた2人に聞く「手帳を使うと何が変わる?」

誰でも、いつからでも「自分を変える」方法がありました!新しい手帳術を知って、自分の人生をワクワク楽しく生きてみませんか。

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いま大人気の手帳を手がけた、2人のプロデューサーに聞きました

<右>青木千草さん
「CITTA」手帳プロデューサー。ヨガスタジオCITTA代表でもある。ヨガ歴19年。国内外で手帳セミナーを開きCITTA式手帳メソットを多くの人に広げている。著書に『CITTA式未来を予約する手帳術』『CITTA式人生が輝く手帳タイム』など。

<左>井上ゆかりさん
「pure life diary」プロデューサー。大学卒業後OLを経て独立。内向型コンサルタント。feppiness株式会社で手帳事業の統括に携わる他、事業のプロジェクトマネジメントに従事。著書に『人生の純度が上がる手帳術』『もう内向型は組織で働かなくてもいい』など。

<左>pure life diary <右>CITTA手帳

<右>CITTA手帳
10年間で累計33万部発行されている。夢が叶う「未来を予約する手帳」としてリピーターも多い。
A5サイズ¥3,960(CITTA)

<左>pure life diary
「ありたい自分になる手帳」とSNSで話題になり2022年版はたちまち完売。
¥3,980(ディスカヴァー・トゥエンティワン)


◯ 手帳を作ったきっかけは?

青木さん(以下敬称略) 
高校生の頃から手帳が大好きで、手帳売り場にずっといるような手帳オタクでした。でも30代の頃は、自分が100%気に入る手帳がなくて、無地のノートに自分で手書きの線を引いて代用していました。ある日、そんな様子を見た行きつけの喫茶店オーナーから「そんなに手帳が好きなら作ったら?」と言われたのがきっかけです。

井上さん(以下敬称略) 
私も20代から手帳が大好きだったのですが、気に入ったものがなくて……。いつか自分で手帳を作りたいと思っていました。そんな時に共同開発者の本橋さんから認知科学に基づくコーチングのメソットを使った手帳を作ってみないかと誘われて作ったのがきっかけです。

◯ どんなところにこだわりましたか?

青木
「ウィークリーページ」にはこだわりました。24時間軸を1週間見開きで見られるようにページを作りました。当時シングルマザーだった私は、生活していくために昼も夜も忙しく働いていました。そして気づいたら、子どもと過ごす時間がない……。そこで、どうしたら子どもと過ごせる時間ができるか可視化したかったんです。

井上 
この手帳は時間を管理しないというのがこだわりです。そして、〝TO DO〟ではなく、〝TO BE〟を目指しています。難しい言葉を使わないようにして、自然と書いたり、眺めたりすることで脳や心のしくみである認知科学のコーチングのステップを踏めるようにできています。私自身が内向型気質で自分を認められない時期もありましたが、そういう人もじっくり自分のペースで変わっていける内容にしています。

◯ 手帳を使うことで何が変わりますか?

青木
私の場合、手帳を使って、時間を可視化してみたら隙間時間が見つかり、子どもといる時間を作ることができました。また、ヨガの師に教えてもらった「自分を愛すること」を主軸にし「ワクワクリスト」に「本当はどうしたいのか?」を毎回自分に聞いていたんです。正直に思いを書き出すと潜在意識に残って行動が変わり夢が叶う速度がどんどん速くなりました。

井上 
続けることが目標の手帳ではないので、無理に書かなくてもいいんです。手帳を開いて一日数分でも自分と向き合う時間を作ることが大事なんです。本当の自分と向き合うことでありたい自分になれるのです。

◯ 手帳を持たない人へのアドバイスをお願いします

青木 
究極、手帳を使わなくてもいいんです! ただ自分に決して嘘はつかず、自分との約束を守り「振り返ること」が大事です。責めずに褒めること。週に一度は必ず振り返る時間を作って自分を愛する時間を大切にしてください。

井上

ゴールは同じですね! あくまでも手帳はツールです。ありがたいことに’23年版も完売しそうです。手帳が手に入らなくても『人生の純度が上がる手帳術』にメソットが載っているので、参考にしていただければと思います。

「時間」というものを俯瞰して可視化することで、隙間時間が見えてきます――青木千草さん

TO DO思考からTO BE思考で、自分の感情に向き合うことを大切に――井上ゆかりさん

撮影/大森忠明 取材/山崎智子 ※情報は2023年3月号掲載時のものです。

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