萩原利久 先輩・松坂桃李との驚きの共通点「愛用バッグはコンビニ袋!?」
俳優の萩原利久さんが4月18日、都内で行われた映画『劇場版 美しい彼〜eternal〜』の大ヒット御礼舞台挨拶イベントに登壇しました。同作は、小説『汝、星のごとく』で本屋大賞2023を受賞した作家・凪良ゆうが描いた青春ドラマで、4月7日の公開よりTOHOシネマズの週末動員ランキングで初登場1位を記録するなど、大きな話題となっています。
『美しい彼』とは
無口で友達のいない男子高校生・平良一成(萩原利久)と、クラスカーストの頂点に君臨する清居奏(八木勇征)という対照的なふたりが織りなすボーイズラブストーリー。2021年11月にMBSドラマ特区で放送され話題となり、2023年2月からはシーズン2が放送された。劇場版は、ドラマのその後を描く物語。大学卒業を控え、人気カメラマンのアシスタントとして働き始めた平良と、俳優として活躍の場を広げる清居。互いを思うほどにすれ違う、愛おしくも、もどかしい純愛ストーリーとなっている。
ドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』や『イチケイのカラス』、映画『花束みたいな恋をした』など、話題作に次々と出演し注目を集めている俳優の萩原利久さん。舞台挨拶では、スタッフが目撃した萩原さんの素顔を発表するというトークコーナーが設けられました。
(C)2023 劇場版「美しい彼〜eternal〜」製作委員会
【目撃情報①】コンビニのビニール袋をカバン代わりにしている!
ドラマのシーズン1を撮影している時から、コンビニのビニール袋をカバンにしているとのエピソードを発表されると、萩原さんは「ホントです」と素直に告白。会場は驚きと笑い声に包まれました。
「現場に行く時の持ち物って、携帯と財布と鍵、それに台本くらいじゃないですか。『これだけのためにバックを持ち歩くのはな〜』ということで、朝ごはんを買ったときにつけてもらった袋に、私物を全部入れていました。コンビニ袋は僕のカバンですね(笑)」
それは、今年2月に放送されたシーズン2の現場でもお馴染みの光景になっていたようです。
「一度もらった袋はボロボロになるまで使います。破けてきたら新しいカバン(コンビニ袋)を買うという感じですね。これは事務所の先輩もやっていたことらしく、他の現場で『(松坂)桃李くんもやってたよね?』と言われたことがあります」
【目撃情報②】マクドナルドの三角チョコパイで大討論
W主演の八木勇征さん(FANTASTICS from EXILE TRIBE)と現場で、「マクドナルドの三角チョコパイは白派か黒派か」というテーマで盛り上がったそうです。
「僕は“黒派”で、八木さんは“白派”でした。ちょうど、ヘアメイクさんとスタイリストさんもいたので、どっち派かを話しあったのですが、結果は3対3。分かり合えないままに、ここまできてしまいました(笑)。会場のお客さんは黒が多数派ということで、次に八木さんにあった時は、胸を張って『三角チョコパイは黒だ!』と言えます」
【目撃情報③】猛暑の撮影中、エキストラに水の差し入れを
劇場版の撮影は、猛暑の中行われていました。キャスト以外で大勢参加していたエキストラにも、萩原さんの気遣いで飲み物の差し入れがあったそうです。
「僕自身が、ドラマや映画で素晴らしい座長の組に入れてもらうことが多かったんですよ。そこで、座長のみなさんが当たり前のようにしている気遣いを見てきたから、僕も褒めてもらえるようなことができたのかもしれません。それに、シンプルに僕の喉が渇いていたから、水を飲みたかったというだけかもしれませんよ(笑)」と、照れ隠しをしながら撮影時のエピソードを語っていました。
そのほかにも、「現場で台本を読んでいる姿を見たことがない」、「スタッフの名前はアシスタントまでしっかりと覚えている」など、萩原さんが行っていた影の努力が明らかにされたのでした。
舞台挨拶の最後には、『美しい彼』ではお馴染みのキャラクター・アヒル隊長が登場。「誰が来るかと思ったのですが、まさか…」と、驚きのあまり言葉を失う萩原さん。着ぐるみキャラクターを優しく舞台上にアテンドする姿も印象的でした。
『劇場版 美しい彼〜eternal〜』
TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開中
(C)2023 劇場版「美しい彼〜eternal〜」製作委員会
配給・カルチュア・パブリッシャーズ