失敗するとメルヘンおばさんに!?【今どきの帽子】のかぶり方とは?

イベントの多い夏場に活躍してくれる帽子。でもそのまま被ったらどこか野暮ったい。かぶった後の涼しさ&オシャレ度をUPさせるヘアアレンジを紹介。今回は夏に大活躍のストローハット。帽子を脱いだ後の髪のベタつき対策も教えます。

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一番出番の多い〝麦わら〟の日は低めシニヨンでまとめて

夏の定番の麦わら帽子をスマートにかぶるなら、こなれ感のあるサイドシニヨンが正解!帽子のつばからのぞくゆるく仕上げたシニヨンが、オシャレなアクセントになってくれます。

Side

後れ毛もうるさくならない程度に作ることで、どの角度から見てもこなれた帽子姿が完成!

つばが大きすぎないタイプがかぶりやすい

つばの角度が浅くカジュアルにかぶれるタイプが人気。リボンがちょうどいいアクセント。〈左から〉ハット¥19,800(アース/オーバーライド 神宮前)ハット¥17,600(CA4LA/CA4LA プレスルーム)ハット¥29,700(Athena New York)

\これはNG!/

毛先にニュアンスがほしい!シニヨンにしないでただ結んだだけだと、ロングの毛束が背中にかかって暑苦しい印象になってしまいます。

ストローハット用ヘアの作り方

1:顔周りに後れ毛を

髪がまとまりやすくなるようにヘアミルクを全体につけます。顔周りに後れ毛を出したら、耳下くらいの低めでまとめて。

潤いで乾燥から髪を守り、一日中スタイルを軽やかにまとめてくれるヘアミルク。R&Aヘアミルク N 118ml ¥4,620(ジョンマスターオーガニック)

2:斜め下でゆるシニヨン

一つにまとめた毛束を左の耳下に持ってきてゴムシニヨンにします。シニヨンから出る毛束を長めにするのがコツ。

3:毛束を巻きつけて

長めに残した毛束を根元のゴムに巻きつけ、毛先をゴムに挟み込んで留めます。ゴムに挟めない場合はピンで留めて。

4:帽子をかぶる前の状態

顔周りにかかる後れ毛のバランスを整えます。衿足には後れ毛が出ないようにすると品よくスッキリと仕上がります。

5:つばは必ず少しめくって

使用したハットはつばの角度が浅いので、フロント部分を折り返しておでこが見えるようにバランスを整えます。

6:後れ毛を整えて完成

1で使ったヘアミルクを指先にとって顔周りの後れ毛の毛先につけます。束感が出ることでより涼しげな印象に。

家を出る前の仕込みテク:ベタつき防止にパウダーを

①おでこに前髪がはりつくのを防止するために、生え際部分にパウダーを叩き込みます。
②前髪を持ち上げて地肌にもパウダーをのせ、ベタ付きを防止して。

高吸油パウダーが余分な皮脂を吸収し、サラサラ肌を持続。ケイト フェイスパウダーZ(オイルブロック)専用パフつき¥1,320〈編集部調べ〉(カネボウ化粧品)

小顔に見せる顔周りのカットと華やかな巻き髪が人気。木村さんが手掛ける美ST世代向けヘアアレンジにも定評が。

⚫︎AFLOAT D’L(アフロート ディル)
東京都港区南青山5-6-26 青山246ビル4F

教えてくれたのは……AFLOAT D’L トップスタイリスト 木村紗矢香さん

2023年『美ST』9月号掲載 撮影/中田陽子(MAETTICO) モデル/野崎萌香 ヘア・メーク/木村紗矢香(AFLOAT D’L) スタイリスト/中村真弓 取材/よしだなお 編集/中畑有理

美ST