【ビビアン・スーさん】育児と仕事で大忙しの今、日本での「あの頃」を振り返る

──90年代を中心に日本でも一世を風靡。現在は一児の母であり、女優、アーティストとして多忙な日々を送るビビアン・スーさん。今年から台北市観光大使を務めるビビアン・スーさんに、小2の息子さんの子育て中のエピソードや、子連れで行く台湾のおすすめスポットを聞きました。

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ロケの最中、息子がインフルエンザに!

──ご自身のインスタには仕事や育児中の様子も。普段の生活はいかがですか?

今、小2の息子を育てています。ママの生活って24時間休みがないような状態が毎日続きますよね。今はシンガポールと台湾を行き来しながら仕事をしています。台北にいるときは仕事のスケジュールでいっぱいですが、シンガポールでは子どもに合わせて過ごすことがほとんどです。長期休み中はとくに子ども中心のスケジュールで、公園、遊園地、プールなどによく行っていました。子どもが幼児の頃は仕事の現場に連れていくことも多かったのですが、息子は今、シンガポールの小学校に通っているので、ロケなどの仕事中はしばらく離れて過ごすことも。この前、台湾で映画の撮影をしているとき、息子がインフルエンザにかかってしまって大変でした。仕事中も、家族の元にいる息子のことが心配でたまらず、2日間ほとんど眠れませんでした。FaceTimeを通じてですが、息子から体調が落ち着いてきたと聞いて、やっとほっとできたんです。

 

「ブラックビスケッツ」の再結成を楽しみに

 

──「ウリナリ」「笑っていいとも!」など日本での活躍を覚えている読者も多いです。

私自身、出演した日本の番組にとても感謝しています。「番組を見て、ビビアン・スーや台湾のことを知った」と言ってもらえることも多く、今回観光大使を務めるきっかけにもなったのですごくうれしいんです。去年、ブラックビスケッツを再結成して“Timing~タイミング~”の配信リリース日をブラピの日に決めました。今年の12月3日はブラピの3人で集まって記念になるイベントをやりたいので、今からアニキ(南原清隆さんのこと)にプレッシャーをかけています(笑)。

 

昨年「ブラックビスケッツ」を再結成しました!
難産の末生まれた息子も小学2年生になりました。
息子と過ごす時間を大切にしています。
写真はすべてビビアン・スーさんのインスタ 徐若瑄VivianHsu (@vivianhsu.ironv)より。

子連れ台湾のおすすめスポットは?

 

──ビビアンさんの故郷でもある台湾は子連れ旅行にも人気のスポットです。おすすめの場所はありますか?

子連れの台湾なら、夜市にぜひ行ってください。台北なら士林観光夜市、寧夏観光夜市、饒河街観光夜市などが人気です。屋台グルメだけでなく、金魚釣りやピンボールゲーム、アーチェリーなど、大人も子どもも楽しめるスポットです。台湾の北部、中部、南部はそれぞれ名物があるので、時間があれば、それぞれの都市の夜市を体験してみるのも楽しいですよ。台北に来たなら、ぜひ行ってもらいたい場所は「陽明山」です。山間部ですが台北市からのアクセスもよく自然が豊かで四季折々の景色が楽しめます。山菜や台湾の地鶏・土鶏などもおいしいです。個人的におすすめなのは「草山夜未眠」というカフェ。夕方に行けば台北市内に沈む夕日や満天の星空に変わる台北の景色を楽しむことができ、とてもきれいなんです。この間、海外に住む友達を連れて行きました。台湾原住民の体験ができる「九族文化村」も子連れにおすすめです。海外は会話が通じにくいのが不便という人もいるけれど、私は言葉より何より、笑顔がいちばん大切だと思っています。Google翻訳に頼れば、旅行中のコミュニケーションは十分できます。スマホの充電切れだけには気を付けて、ぜひ台湾に遊びに来てください!

ビビアン・スー(徐若瑄)

 

1990年デビュー。1997年、ウッチャンナンチャンの南原清隆、キャイ~ンの天野ひろゆきと「ブラックビスケッツ」を結成。1998年4月、ブラックビスケッツから『タイミング~Timing~時機』を発売し、『オリコン』『COUNT DOWN TV』で初登場2位、約200万枚の大ヒットを記録。同年12月には、第49回NHK紅白歌合戦に初出場、日本レコードセールス大賞、新人ゴールド賞を受賞と90年代後半に一世を風靡したことで日本でも知名度をあげる。その後、活動拠点を台湾と中国に転移、数多くの映画主演を務め、アジア全域の広告イメージキャラクター60個以上を務めた。 現在は女優、歌手、作詞家、プロデューサーとして、全アジアで活躍し、マルチな才能を発揮している。

 

ビビアン・スーさんが観光大使を務める台北市キャンペーンはこちら

https://www.travel.taipei/ja

 

取材・文/髙田翔子

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