キャンプに行くと不便を感じるのが上着や帽子の置き場所。そのために手持ちのハンガーやピンチを持参したいと思いつつ、家族分となるとかなりかさばるのであきらめてしまいます。そんなときにぜひ準備しておきたいのが、こちらのハンガーとピンチ。コンパクトで持ち運びしやすいデザインで、使い勝手も抜群なんです。今回はこちらの2品をクローズアップします。

無駄のないスリムな形で使い心地も◎

こんなに優秀なのに２本セットで110円とは驚き

広げるとハンガーに変身する折りたたみ式です。

折りたたんだ時のサイズは約5.4×22×2.3cmと細長い形状で、重さは何と1つあたり約66g。バッグにさっと忍ばせておけるスリムさと軽量さが魅力です。2個セットもうれしいですよね。

使い方は簡単。まずハンガー全体を広げてフックを引き出します。中央にある支え棒を上に押し当てれば組み立て完了です。ハンガーを広げたときの大きさは約40×15.2×2.3cmです。

広げると、折りたたんだ状態からは想像がつかないほどの大きさになるんです。耐荷重は約3kgで、支え棒でしっかりと支えられているので、安定感もあります。

メンズのTシャツを掛けてみました。折りたたみといってもアームに長さがあるので、肩の部分もしっかりカバーしてくれて頼もしい！　また、アームの両側に凹みがあるので、肩紐のある洋服のずり落ちも防いでくれるすぐれものですよ。

ピンチ付きで小物の洗濯にもぴったり

持ち運びに邪魔なピンチがすっきり収まる

広げるとピンチが付いたハンガーに早変わりするアイテムです。

折りたたんだときの大きさは、約23.1×6.4×1.7cmで重さは約95gと、こちらも軽量＆コンパクト。また、この状態ではハンガーかどうかはもちろん、ピンチ付きにも全く見えませんよね。

ピンチはアームの厚みを利用した空洞の中に、片側それぞれに2つずつ入っています。フックに掛けた状態でアームの中に収納することができるので、使用するときもしまうときもラク！

使用するときは、左右に広げるだけでOK。中央部分にストッパーがついているので、ハンガーを広げると自動的にストッパーの位置でアームが固定されます。広げたときの大きさは約40×22.6×1.7cm。広げることで隠れていた4つのピンチが登場します！

ハンガーにピンチがつくことで用途の幅がぐんと広がります。

靴下やハンカチなど、旅行先で汚してしまい足りなくなったときなどにも、ピンチに挟んでさっと干すことができます。自宅での洗濯とは違う「ちょこっとだけ干したい」というときは、この程度のピンチ数がちょうどいい！

タオルもきれいに干すことができるんです。もちろん、ハンガーとして洋服を掛けることも可能。シーンに合わせて多様な使い方ができて重宝しますよ。

2種類の折りたたみハンガーを計3本、折りたたんだ状態で持ってみましたが、片手で持ててしまうくらいのスリムさには改めて驚き。どちらもフック部分がアームの空洞の中に収納できるので、ひっかかりのない形。持ち運びやすく収納しやすいんです。

また、どちらのハンガーのフック部分も360度回転することができて、掛ける場所を選ばない点も優秀！　旅行やキャンプにはもちろん、場所をとらないので自宅で日常使いしながらスタンバイさせてもいいですよね。間違いなく「買い」なアイテムです。

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取材・撮影・文／西村絵津子