お花畑の絶景!トラベルフォトグラファーさんオススメのスポット【大阪・万博記念公園】

絶景万博公園 すたすたさん母子が車の前で撮影

紅葉前線も日に日に南下中のようですが、皆さんがお住まいの地域で紅葉は始まっていますか?きれいな景色にひかれて休日はドライブという人も多いと思いますが、目的地やその道すがらに、ハッとする風景を見つけたら、それがシャッターチャンスです。今回はInstaguramでも素敵な写真を発信しているすた すたさんに、おすすめの絶景や撮影テクニックを教えてもらいました。

すたすたさん親子

(右)すたすたさん、(左)娘さん

大阪府在住。9歳男の子、4歳女の子のママ。「今しか撮れない瞬間」をテーマに季節の花や風景と撮影したお子さんの写真をInstagramで公開。観光地やホテルのPRも行う。Instagram @stastagramn

【すたすたさんの過去の作品】

すたすたさんの過去の写真作品

【左】万博記念公園の紅葉のじゅうたんにて。「公園は四季を身近に感じられるスポットです」 【右】大阪のコスモス畑。「コスモスは場所や品種に より開花時期が異なるので長く楽しめます」


【すたすたさんにとっての絶景とは?】
四季の花に親しむことでいつもの公園も絶景スポットに!

季節の花とお子さんの姿を成長の記録として写真に残しているすたすたさん。コロナがきっかけで遠出が難しくなり、近場の公園で過ごすようになってから写真の魅力に目覚めたそう。最近では休みの日にカメラ関連のお友達と子連れピクニックをしながら撮影会を行うことも!

「公園は遊具だけでなく自然も豊かでフォトスポットがたくさんあります。いつも遊び慣れている場所なので、子どもの自然な表情を撮ることができるのもメリットのひとつなんです

四季の移ろいをカメラに収めながら、花や緑に親しむのも親子のお楽しみ時間です。

「これは何の花かな?と話しているうちに、子どもも花の種類にだいぶ詳しくなりました(笑)。今は娘も子ども用のトイカメラで季節の花を一緒に撮影して小さなフォトグラファーになりきっています」

季節ごとに一面のお花畑をテーマに子どもを撮影

季節によって色の変化が楽しめるコキア。密集しているエリアで撮ると、もふもふの質感が際立ちます。空も一 緒に写すことで明るい雰囲気に!夏のわずかな期間しか観 賞できないナツズイセン。「タイミングが難しい花ですが、開花の時季には一面淡いピンクの幻想的な空間が広がります」

【撮影したロケーション】

すたすたさんの絶景写真

【万博記念公園】

1970年に開催された日本万国博覧会(大阪万博)の跡地を整備した公園。大阪府吹田市千里万博公園 ☎0120-1970-89(入園料)大人¥260、小中学生¥80(自然文化園、日本庭園共通。その他の施設はホームページでご確認ください) (営)9:30~17:00(最終入園16:30) (休)水曜、年末年始※4月1日~GWと10月、11月は無休
※万博記念公園内でプロのカメラマンによる撮影や撮影会を行う場合は、必ず事前申請が必要です。

万博公園 太陽の塔

【立ち寄りスポット】

大阪万博のときに芸術家・岡本太郎がデザインした公園のシンボル。事前予約で内部の見学も可能(有料)。※詳細は公式ホームページよりご確認ください。☎0120-1970-89 (営)10:00〜17:00 (休)公園に準ずる

【絶景撮影のコツ】

【1:おもちゃも小道具として活用】お気に入りのおもちゃを手に持つのもあり! 子どもに動きが出るので写真に躍動感が加わります。【2:お揃いの洋服でテンションアップ】ママとリンクコーデをすることで気持ちに一体感が生まれ、子どもも撮影前からわくわく気分に♪【3:お花の撮影には望遠レンズが◎】お花が密集している様子を美しく撮影できます。風景も切り取りやすく、広大な場所での撮影にぴったり。

旅行先や行楽地はもちろん、身近な場所にも素敵な絶景はあるはずです。皆さんも家族と一緒に絶景を撮ってみませんか?

Mart2023年秋号「いざ!『絶景』探しのクルマ旅」より

撮影/中島克樹(取材分) 取材・文/丹下紋香