髙田万由子さん「理想の肌は日々の積み重ねと保湿が鍵」と言い切るワケとは?
STORY1月号で長女・向日葵さんと「親子ジュエリー共演」していただいている髙田万由子さん。ずっと変わらぬ美しさでお肌もとても綺麗です。その秘訣を教えてもらいました。
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自然な美しさを保つ髙田万由子さんが頼りにしている美容液
私が目指す自然な美とは、白くて透明感のある肌です。ヘルシーでくすんでいない肌を目指していますが、多少のシワはチャームポイントとしていいかなとも思っています。特に重視しているのは「保湿」です。シートマスクは朝と夜に2回するのが日々のルーティンに入っています。朝はベッドから出てすぐにつけ、ベッドメイキングをしたりお茶を沸かしている間つけています。夜はお風呂上がりに化粧水の代わりとして使用しています。あまり長くつけているのもよくないと思っているので、一度に5分以内と決めています。さらにシートマスクの後に美容液をのせるのですが、20年以上使っているのがクレ・ド・ポーの美容液です。メイクさんに「綺麗に映ってカバー力もあるからおすすめよ」と教えていただいてからずっと使っているんです。
「美肌にはこちら!」というくらい信用しているブランドの一つで、特にこの美容液には引き上げ要素が入っているところと保湿力が高いので気に入っています。美容液は手にのせて優しくお顔全体を包み込むように押し込むことで、水分が逃げないよう工夫しています。長年住んでいたイギリスは日本より乾燥しているので、真夏でもこまめな保湿が必要なんです。そのため日々、保湿との戦いです(笑)。日本の夏は湿度があるのでケアが楽ですが、冬は本当に真剣にケアしないとすぐパリッとなってしまいますよね。スキンケアで整えて土台作りをすることがいかに大切なことかをイギリスに行ってから特に痛感しました。こまめな保湿を意識することが美肌への一歩だと思っています。
顔も頭皮も自己流のマッサージで引き上げを意識しているんです
保湿以外にはお顔のツボを押したり、肩のリンパを流したり、自己流のマッサージを毎日意識するように心掛けています。お顔や肩の血流がよくなったらそのまま頭皮のマッサージをして、最後に耳を包むように根から持ってぐるぐる回すんです。耳までケアするのがポイントで、すっきりしてお顔の引き上げにも繋がるので、私はよくやっています。額から頭皮に変わる部分って髪の毛があるから別物と思われがちですが、結局は一枚皮で繋がっているんですよね。なので、お顔だけ念入りにケアをするというよりは、首から頭の先までを揉みほぐすことでお顔がパキッとするのかなと思います。自己流は車の中やテレビをみているときの隙間時間でもできるので、1日の中で何度もしています。娘とお互いにし合うこともありますよ(笑)。日々の積み重ねで美はキープされていくと信じています。
未来を見据えて日々のケアがいかに大切かを痛感しています
私の場合は45歳から肌の状態に変化が出始めたように感じました。それまでは気にすることなく過ごしていたのですが、日々のスキンケアやメイクについても改めて考え直した時期だったように思います。変化を感じたときってどうしても隠したい場所をカバーしようと濃いメイクになりがちなんですが、実はそれは逆効果で、日々のケアが一番のカバー力に繋がっていくと知ったんです。土台をしっかりつくっていることでメイクに頼らないヘルシーな自分でいられる。それが自然で一番美しいことではないかと気づきました。45歳で自分自身を見直したあと、50歳でも変化があるかと構えていたのですが、大きな変化はなくキープできていたように思います。10年ごとにお肌に変化があるとしたら次は55歳でくるのかなと思っています(笑)。未来を見据えて、日々の保湿とマッサージでの基礎づくりを大切に、常に美をキープし続けていきたいですね。
Profile
髙田万由子さん 東京大学在学中に広告に起用されデビュー。唯一無二な知的でエレガントな雰囲気でドラマ、CM、バラエティ番組で活躍。長女の向日葵さん(24歳)は、日本とロンドンを行き来しマーケティング業に邁進中。
万由子さん衣装:ジレ¥24,200、シャツ¥17,600(ともにドレステリア/ドレステリア 渋谷スクランブルスクエア店TEL03-6419-7115)
撮影/鏑木穣<SIGNO> ヘアメーク・陶山恵実(万由子さん分)、小松胡桃(向日葵さん分)<ともにROI> スタイリスト/入江未悠 取材/小出真梨子
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