年齢を重ねるにつれて少しずつ増える美容のお悩み。そんなアラサー世代のリアルなお悩みを解決すべく、ヘアメーク・Georgeさんと美容家・大野真理子さんの美容塾を開講！第１回は、「大人の恋活メーク」についてのお悩みです。

〈お悩み〉年齢的にどの程度目元を盛っていいかわかりません。〝頑張ってる感〟のない盛れる恋活メークって？

30歳に近づきアイメークの正解がわからず、自信が持てません。無理して見えるのは避けたいけど、恋活では可愛く盛りたい。ピンクシャドウを使うのはやっぱり甘すぎますか？

恋活には柔らかさと清潔感！ピンク×目幅強調メークで相手の〝印象に残る〟目元に

飯田さんのセルフメーク、肌が白いから少し冷たい印象になって幸福感がないかな…？幸せそうな雰囲気や女性らしさをメークで引き出すには、やっぱり柔らかな印象だったり血色感がすごく大事。恋活には、ど美人よりも親しみやすい笑顔でしょ！そしてメークは濃すぎない、盛りすぎない清潔感！もともとの白肌は活かしつつ、色や質感でまずは〝柔らかさ〟を足していきましょう。

女性らしい〝柔らかさ〟を足すのに味方になってくれるのがピンク。ピンクの懸念点である甘さや腫れぼったさを回避するには、くすみピンクのパレットがオススメです。ピンクの柔らかさはありつつ、ちゃんと深みがあるので幼く見えません。目元を明るく華やかにするラメ感、そして夜のアンバーライトでも影を作らないピンクブラウンが優秀です！〝清潔感〟という意味では、メークを濃くしないこと、盛りすぎないこともポイント。とはいえ対面テーブルで食事をするくらい距離が離れていると、メーク感がなさすぎても盛れない。恋活では第一印象が重要なので、ちゃんと相手の印象に残りたいですよね…！そのためには印象的な目元を作ること！

アプローチとしては、目幅を縦にも横にも広げることを意識してみてください。目幅を広げるだけでメークが濃くなるわけではないので、清潔感をキープしながら目力がＵＰします。縦幅を広げるには、上向きまつ毛で気持ちも上向きに！横幅は肌なじみのいいグレーのアイラインを使えば、大胆に引いても強くなりすぎません。恋活メークに関しては、オシャレよりも好印象であること。目幅強調メークなら、がっつり盛らなくても「この人の目元、印象的だな」と思わせることができます。そこに明るい笑顔が加われば、もう最強！

撮影／nara（vale.）　ヘアメーク／George　取材／広田香奈　再構成／Bravoworks.Inc