【ダイエット】正月太りしにくいのはどっちクイズ「お雑煮は白みそ?醤油ベース?」

クリスマスパーティ、忘年会、寝正月、新年会・・・・年末年始は、気が付いたら+2kg、+3kgのイベントがたくさん。でも実は、食べ物の選択、食べる順番、食べ過ぎった後の応急処置でお正月太りは防げるもの。クイズ形式で学んで、今年の年始はヘルシーに迎えてみては!

お正月のお雑煮、白みそ雑煮とお醤油ベースの雑煮、どちらが正解?

お正月と言えばのお雑煮。これを

お正月と言えばのお雑煮。これを食べてこそ、新年を迎えた気持ちになれる伝統的なお料理ですが、地域や家庭によって味つけ違うもの。お正月太りの観点からはどちらが正解?

    お正月と言えばのお雑煮。これを

    正解は…「醤油ベース」でした!
    お醤油ベースのお雑煮が、お正月太りの面からは正解です。

    お正月と言えばのお雑煮。これを

    「白味噌ベース」は不正解!
    白みそは、みその中でも甘く糖質が高い種類。ただこれは食文化なので、白みそのお雑煮を食べる地域の方は、お餅の量を半分に減らす、一緒に食べるお節の甘いお料理(栗きんとんや黒豆など)の量を減らすなどのバランスをとるのがおすすめです。

さらに先生からの正月太り予防のポイントは?

知っているようで知らない、正月太りを防ぐ基本のき

●迷ったらたんぱく質を摂取する。満足感を得られ、食べ過ぎを防げます。
●浮腫むので、塩分の多いものの摂り過ぎに注意。摂り過ぎたら、野菜やカリウムを含んだ果物、海藻類を食べ排出を促して。一緒に食べるのがベストですが、時間差があっても摂らないよりは摂った方が◎。
●睡眠不足も太る原因の1つ。約8時間寝るのがおすすめです。
●血糖値が上がり続け、脂肪がつきやすい状態をキープすることになるのでダラダラ食べるのは避けて。お腹が空いたら食べるというリズムを作ること。外出中は食べないと思うので、初詣や初売りなどお出かけもおすすめです。
●摂取した栄養は血流にのって全身に運ばれるので、健康の上も湯舟にきちんとつかり血流をアップさせて。
●掃除、家事はエネルギーを消費するので運動不足解消としておすすめ。特に、エネルギー消費量が激しい掃除は、床のぞうきんがけ。
●運動不足解消のためなら平らなところを歩くよりも、階段の上り下りがベスト。全速力で駆け上がって息が上がると有酸素運動になり、代謝がアップします。また筋肉がつくことで、更に代謝が上がる好循環に。食事を控えるよりも、太ももの裏など大きい筋肉を使った方が正月太りには効率的です。

教えてくれたのは・・・安中千絵先生

栄養管理士・フードディレクター

栄養管理士・フードディレクター。女子栄養大学栄養学部卒業。東京都立大学大学院修士課程修了。「美味しく食べて健康」をモットーに、食品の企画開発ディレクション、レシピ開発、料理撮影、PR、栄養情報監修などに携わり、講演や執筆活動など幅広く活躍。著書に『太らないのは、どっち?!』(青春新書プレイブックス)『おやつで痩せる』(PHP研究所)などがある。

監修/安中千絵 取材/味澤彩子 イラスト/Hasegawa Madoka 編集/ガヤ美