「たるみやシワを受け入れられなかった」人気美容モデルが40歳で感じたこと

2023年、美STで活躍してくれた美STモデルズ。今、興味のあることから、2024年に挑戦したいことまで、たっぷり美を語っていただきました。年齢を重ねることで立ち止まったり、自分に向き合ったり……。素の樋場早紀さんの「今の気持ち」をお届けします。

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モデル・樋場早紀さん

《Profile》
1983年生まれ、宮城県出身。大学進学で上京後、スカウトを受けてモデル活動をスタート。美STや広告など幅広く活躍。自分で調べて試す、大の美容好き。

次々現れる変化を受け入れ前向きに楽しむと決心!

2023年は、自分の好きなことを楽しめるようになったことが大きな変化でした。美容の話ではないのですが、今、趣味の陶芸に時間をかけているんです。今までだったら成果にならないことを無駄だと捉えて行動できなかったのですが、「楽しければいいじゃん」と思えるようになって。きっかけは9月に40歳の誕生日を迎えたこと。それまでは、ここ2〜3年でガクッと急な変化を感じて受け入れられない自分がいたんです。調子が悪い日が増えたし、写真写りも変わり、たるみやシワ、影が気になって「写真を撮られたくないな」と思う日も。いろんなことに敏感になっていました。でも、40歳の誕生日当日に改めて数字を目の前にして「そりゃそうだよね」って、急に諦めがついて、今の自分を楽しもうと気持ちが切り替わりました。

日常生活では睡眠や運動など基本的なことを大事にしたいから、家でもちょこちょこ運動したり、睡眠環境を整えたり。休みがちだった24時間ジムもコンスタントに継続したい。スキンケアも今までと同じケアでは変わらないので、ちょっと高価な美顔器を購入しようかと検討中です。メイクもファッションももっと冒険したい。今はちょうど転換期。30代は「こうでなくちゃ」という枠に自分をはめて保守的になっていましたが、2024年はいい意味で周りの目を気にせず自分を解放していきたい。「まぁ、いっか」を口癖にして、前向きに楽しんでいきます。

《衣装クレジット》
ビスチェ※パンツとセット¥19,800(シークレット・トロフィー)カットソー¥13,200(ロートレアモン/ジャヴァコーポレーション)ピアス¥8,250(ステラハリウッド)

2024年『美ST』1月号掲載
撮影/須藤敬一 モデル/樋場早紀 ヘア・メーク/福川雅顕 スタイリスト/大塩リエ 取材/大山真理子

美ST