アジアの貴公子降臨!ファン卒倒のイケメン韓国俳優「チ・チャンウク」


アジアの貴公子の異名を持ち、日本でも絶大な人気を誇る俳優チ・チャンウクが12月25日東京国際フォーラムホールAにてファンミーティング『2023 Ji Chang Wook Japan Fan Meeting ‘Ji’ngle Bells』を開催。昼・夜2部公演には全国から多くのファンが詰めかけました。Mart取材班は、昼公演に潜入。ドラマの画面だけでは見られない素のチ・チャンウクの魅力が詰まったイベントの一部始終をリポートします!

ミュージカルで鍛えられた美しい歌声で会場の心をわし掴み♡

オープニングにデビュー曲で登場する様子

現在、Netflixにて12月より配信中のドラマ「サムダルリへようこそ」や、ディズニープラスのコンテンツブランド「スター」で配信中のオリジナルドラマ「最悪の悪」での活躍が注目を集めているチ・チャンウク。これまで、名作「ヒーラー ~最高の恋人~」(2014)、「あやしいパートナー ~Destiny Lovers~」(2017)、「都会の男女の恋愛法」(2020)などなど話題作での演技やミュージカルでの活躍は多くの人を虜にしてきました。

11月15日に、待望の日本CDデビューを果たしたばかりで、今回初披露となるデビューシングル「あなたがいてくれた」の歌唱でイベントがスタートすると、抜群の美しい歌声に会場のファンの心を一気にわし掴みにしました。

話題作の撮影時のエピソードに会場も興味津々!

ドラマ秘話を語る様子
MC古家正亨さんの進行でドラマトークのコーナーが始まると、現在配信中のドラマ「最悪の悪」と「サムダルリヘようこそ」の撮影時の話に。「最悪の悪」では、初挑戦となるノワールジャンルで派手で過激なアクションを展開。潜入捜査官という難しい役どころを見事に演じきり新境地を開拓。一方、「サムダルリへようこそ」では済州島の暖かな人間関係に生きる気象予報士の一途で穏やかな青年を演じており、MCから「2つの作品では全く雰囲気の異なる役柄だけど、同時期に撮影していたのは大変だったのでは?」との問いかけに、「違う雰囲気で演技をしなければいけないのは難しかったけど、それぞれの作品の魅力があったので楽しんで撮影が出来ました!」とコメント。

「最悪の悪」について、ノワールの世界を演じることはチャンウクにとってもチャレンジだったそうで、「初めてのジャンルでしたが一度はやってみたいと思っていました。実はアクションシーンも多数あり、体力的には大変で、役作りには一番時間を費やしました。潜入捜査官として葛藤する難しいシーンにはすごく悩んだけど、周りのスタッフに助けてもらい、自分だけではなくみんなでつくり出した感じです」と、撮影当時を振り返りました。

さらに「自分の感情がうまく伝わっているか常に気を使って撮影しました。セリフが無い場合は表情や眼差しで表現しないといけないのでなおさら難しいんですけど、モニターでチェックしたり演出の方と様々な話し合いをしたり、撮影や照明スタッフと何度も話し合いを重ねて形にしました」と撮影時のエピソードを明かし、MCが会場に「みなさんご覧になっていかがでしたか?」と問いかけると割れんばかりの拍手が響き渡り、今回挑んだ作品の反響の大きさが表れるような場面となりました。

ファンに挨拶する様子

「サムダルリヘようこそ」は、ラブコメキングのチ・チャンウクらしい作品。MCから「チ・チャンウクといえばロマンスコメディを期待する人も多いと思いますがプレッシャーなどはありますか?」と問われると「特にそのようなプレッシャーはありませんでしたが、この作品は、作品そのものが温かいものになってほしい!という思いがあり、そういう風に演じられるかという意味でのプレッシャーは感じていました」とコメント。

また「劇中にアドリブはあったんですか?」と聞かれると「たくさんありました。リハーサルで俳優の動線を追加したり、監督とともに台本に肉付けしていって作品になりました」と製作現場でのエピソードを教えてくれました。

ここで劇中のワンシーンを再現する企画がスタート。深刻な表情で語るセリフが印象的な「最悪の悪」のワンシーンが流れると、MCから「出来ますか?大丈夫ですか?」と問われ、急な展開に「全然大丈夫じゃない(笑)」と日本語で返事。愛嬌のある返しにはひときわ大きな歓声があがり、ファンからの「ファイティン~!!」の声援に、奮起した様子で再現に挑みました。

Take 1では思わず吹き出してNG。つられて会場も爆笑。Take2では途中言葉に詰まってしまい、慌てて「すみません!」と立ち上がって会場に謝罪するや、もう1回やらせてとリクエスト。かわいいお願いの様子にも歓声があがり、ついにTake 3では集中力を高めた演技を見せ見事にシーンの再現に成功。一瞬で役に入った様子を目の当たりにした会場からは大拍手が起こりました。

MCとドラマの再現コーナー

「サムダルリヘようこそ」で演じるヨンピルは愛らしいキャラクター。実は実生活の自身と似ているところがたくさんあるのだそう。そんな愛嬌溢れるヨンピルの代表的なシーンが映像で流れ、ヨンピルが両手でそれぞれ銃の形をつくりウィンクしながら相手を打つようなポーズを見せるシーンに、会場は笑いの渦に。ドラマさながら、実際にステージの上から会場に向けてそのポーズをしてくれたチャンウクにハートを撃ち抜かれた人続出でした。

間もなく最終回を迎える「サムダルリヘようこそ」は、いよいよ主人公の2人がどうなるのかその動向が気になるところ。「心温まるドラマになったと思います。見ているみなさんの癒しになってくれたら嬉しいですし、みなさんの人生の応援になるようなドラマになってほしいですね。寒い冬に見て心が温まるドラマ。僕にとっても、とても思い出に残る作品になりました」と、作品への思い入れを語りました。

ドラマが終わるとヨンピルロスに陥りそうと心配なところですが、嬉しいことにこの後も続々と出演作の公開を控えているそうで「映画『リボルバー』が撮影を終え、2024年公開予定です。また、時代劇にも出演したので2024年中盤ぐらいには公開されます。このあと韓国に帰国したら新たなドラマ撮影のスケジュールも入っているので、それも見て頂けるんじゃないかなと思います」と、楽しみな出演作の報告でファンを喜ばせました。

ファンのエピソードに直々のコメントも♪

コメントする様子のチ・チャンウク

次の企画では、あらかじめファンから集めたエピソードをチャンウクが選び紹介するというもの。1人目はチャンウクがドラマで運動する姿を見て、自分もダイエットを始めたという内容。チャンウクが会場にこのエピソードを書いた方を見つけて直接会話すると1か月で6キロ落としたそうで「僕も作品によっては体重を増やしたり減らしたり頑張っています。落とすのも大事だけどキープも大事。がんばって。応援しています。目標を決めてみてはどうでしょう? 1か月で2キロと決めると1年で24キロ落とせます。笑」と、案外ストイックなアドバイスに会場の笑いを誘いました。

2人目はドラマ「THE K2〜キミだけを守りたい〜」のキスシーンにハマったというファンの方。チャンウクのミュージカルを見るために渡韓するほどで、生で聞いた歌がすごく素敵だったというエピソード。それに対し「キスシーンを一晩中見返してくれたということで、そう言う話を聞くともっと頑張らなきゃいけないと思います(笑)大きな力になります」とコメント。ドラマでの美しいキスシーンに一部からは「キス職人」とも呼ばれているチャンウク。益々今後のドラマでも、美しいキスシーンをファンに期待させるコメントとなりました。

3人目はチャンウクを応援することで半世紀近く年の離れた高校生の親友が出来たというエピソード。「とても心が温まります」と、この日学校の部活で会場に来れなかった親友のためにメッセージをプレゼント。スマホでの録画が許され「会いたかったです頑張れ!」と親友へのエールを送り、会場も温かい拍手に包まれました。

あこがれの人が目の前まで!客席を巡るチャンウクに会場は絶叫

後半は、会場と直接交流する「チャンウクは私のサンタさん」コーナーがスタート。なんと、客席近くまで行き、選ばれたファンとお題に沿ったゲームをしてファンが勝ったらサンタ衣装グッズの中から好きなものを選んでチャンウクに着せることが出来るというルール。「やりたい人!」と呼びかけると元気よく手をあげる人殺到! いくつかのブロックに分けてチャンウクが客席まで来ると、対戦相手をランダムに選んでいきました。

 

 

2階席にまで足を運び幅広く交流。「手押し相撲」、「けん玉」、「にらめっこ」、「年齢当て」、「腕相撲」など様々な対戦を展開しました。お母さんと一緒に来たという大学生の男性や、偶然同じ歳の女性、韓国のファンの男性などなど5名と対戦。対戦後はチェキの撮影もあり嬉しいプレゼントに皆さん大喜びの様子でした。対戦を終えてステージに戻る頃にはこのような出で立ちに。

ステージに戻り、ラストはバスケットフリースロー対決で、30秒以内に多くフリースローを決めた方が勝ちというゲーム。これまた対戦希望者が続出し「オッパー!!(お兄さんー!!)」とアピールする人や名前を呼んで挙手する人も。最後は見事勝利のゴールを決めたチャンウクに拍手が送られ「さすがスター」の一面を垣間見せたコーナーとなりました。

お着替えで一時退席した時間にはMCによる抽選会も開催。チャンウクのサインが書かれたカード付き花束・ジェラートピケのパジャマ・お正月の飾りセット、というラインナップが3名に当選し会場も大盛り上がりのひと時となりました。

なんと撮影解禁!チ・チャンウクにスマホのカメラが一斉集中

 

スマホで撮影OK!という、チャンウクからのプレゼントタイムも設けられ会場も大喜び。多くの方が自分のスマホを手に撮影を楽しんでいらっしゃいました。会場との集合写真では、「ほっぺでハート」のポーズをリクエストしたチャンウク。会場のみなさんも一緒に撮影出来て良い思い出になりそう。ファンからのサプライズのコーナーでは、ファンから寄せられたコメント動画が流れ、驚きながらも暖かいメッセージの数々を見て笑顔を見せました。

サプライズ発表!セカンドシングルリリース& 3月にツアー開催決定

最後に歌唱する様子
ここでMCからサプライズ発表があると告げられると、チャンウクから「実は2024年3月13日(水)にセカンドシングル「The Wind Of Spring」を発売することが決まりました」とファンに報告。併せて、セカンドシングル発売で来日も決定し、大阪・福岡・東京の3都市を回るツアーも開催されることがわかり会場からは大歓声あがりました。

「もう一曲披露したいです」と、デビューシングル収録曲「僕がいたこと」を披露。さらに、アンコールでは大人気のドラマ「ヒーラー ~最高の恋人~」から「守ってあげる」が披露され、ファンも歓喜。ステージにはハートの紙吹雪が舞い散り、ヒラリと舞うハートを見事にキャッチする様子にまた大きな歓声があがりました。

ドラマ「ヒーラー ~最高の恋人~」から「守ってあげる」が披露

最後に、「心温まるクリスマスになりそうです。ほんとうにありがとうございます。僕にとって特別なイベントになりましたファンの熱い声援に感動しました。そしてとても幸せな時間を過ごせました。心からありがとうございます。これからも様々な姿を見せたいと思うので期待していてください」と、感謝を述べ幕を閉じました。

「最悪の悪」では、多くの男性ファンも獲得したと言われているチャンウク。「サムダルリヘようこそ」で、最近沼にハマったという人も多い様。3月のツアーをはじめ、2024年公開のドラマも目白押しと今後の活躍から目が離せません。

このファンミーティングの模様は、3月23日(土)午後5時からCSテレ朝チャンネルにて放送予定。ファンミーティングのほか、直後に開催された入場者限定・プレミアムチケット特典「ミニアフターパーティー」の様子も放送されるとのこと。是非チェックしてみてください。

「2024 Ji Chang Wook  Japan  First  Tour -March-」公演日程

2024年3⽉8⽇(金)、9⽇(土)[大阪]オリックス劇場
2024年3⽉12⽇(火)、13⽇(水)[福岡]福岡サンパレスホール
2024年3⽉16⽇(土)、17⽇(日)[東京]東京国際フォーラム ホールA

※チケットは各種プレイガイドで発売中。詳しくはチ・チャンウク ジャパンオフィシャルファンクラブにて

チ・チャンウク ジャパンオフィシャルファンクラブ https://jichangwook.jp/

©JI CHANG WOOK Japan Official Fanclub

取材・文/加藤文惠