大草直子さんが今欲しい「大人のデニムとシャツ」とは?

今月の『スタイリスト・大草直子さんの一押しアイテム』をご紹介します!

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BANANA REPUBLICのブラウス & NEEDBY heritageのデニムパンツ

今回のお題は、「大草さんが、今欲しい、シャツとデニム」。毎回、本当に頭を使うテーマをありがとうございます。

ということで、まず考えたのがシャツ。「シルクが良いなあ」と、真っ先に頭をよぎりました。藤原紀香さんが大流行させた、タイトフィットでセクシーなニューヨークスタイルのシャツの後、シャツ人気は少し低迷。

そしてその後再燃したのは、ビッグシルエット。衿を抜く、袖をがしっとまくる、体が泳ぐくらいのサイズ感で着るのが可愛い1枚。今は、すべてのタイプが揃っているからこそ、私がリコメンドしたいのは、前述のシルクシャツ

肩のラインは甘くなり、バストの位置が下がった、まろやかな大人のボディだからこそ似合うシルク。シルクに含まれるセリシンという成分は、肌とごく近い組成のため、保湿効果が高く、ドライに傾いた肌にもとても優しいんです♡

ただし高い? 洗える? とハードルが高いのも確かで、それをクリアしてくれるのが、「バナリパ」 の1枚

合わせるのは、女顔のシャツに対して、男顔のデニム。2023年にデビューした「NEEDBY heritage」は、本格的なディテールや加工を施した、男っぽいブランド。サイズを選べば、もちろん女性も使える、ジェンダーフリーです。少し硬めのデニムを、シルクのシャツと合わせて…なんていうスタイリングが、うなるほど格好いい、と思っています。

考え抜いた下着でシンプルに着こなそう

この組合わせは下着が重要。モールドタイプ(パッドが一体化した)のブラジャー、ラインが出ないソングかバックレースのショーツで、すっきり着こなしたい。ブラウス¥19,000(バナナ・リパブリック) デニムパンツ¥39,600(ニードバイヘリテージ/ゲストリスト)

大草直子・スタイリスト、エディター。1972年東京都生まれ。「ヴァンテーヌ」(現在休刊)の編集者を務め、その後フリーランスに。新しい年が始まります! 長く続いた(ような気がする)学びの時期(いわゆる天中殺)を経て、新しい年にワクワクしています(笑)。2024年もどうぞよろしくお願いいたします。

撮影/佐藤 彩 スタイリスト・取材/大草直子 ※情報は2024年2号掲載時のものです。

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