【口を開けて笑えない人必見!】感じのいい笑顔は作れます
思いっきり大口を開けて笑うのに抵抗がある人も多いのでは?美しく見える笑顔にこだわってみると、実は口を開けない笑顔こそ、美人見えな説が浮上。手で隠さなくても笑顔に自信をもてちゃう口閉じ笑顔メソッド、ぜひトライしてみて。
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実はここ最近の美ST表紙も「口閉じ笑顔」がセレクトされる率高し。印象に残り、さらに女性が美しく見え、その人らしさを追求する笑顔なのかも。
元々日本の文化は扇子などで口を隠して笑う奥ゆかしい笑顔が好まれていたように思います。さらに写真家として分析すると歯より白い部分は顔の中にないんですよね。ですから歯を見せると白目の白さが歯に負け、瞳で訴えることが出来なくなるように感じます。雄弁にその人らしさを語れるのは口を閉じて笑う笑顔。ミステリアスでこ惑的、なおかつ情熱的な表情に。日々女優さん達を撮影していて歯を見せない笑顔が印象的だったのは萬田久子さんと安田成美さん。お2人とも頰の筋肉を持ち上げるようにくっと口角を上げた後、最後に一瞬、唇の端だけを下げ、ちょっと困り顔の唇になるんです。そこが素晴らしく魅力的。一瞬の自然な抜けが、人を引き付ける笑顔のポイントになります。
自然な笑顔見せには「口角ほぐしエクササイズ」
思い通りに笑顔を作るには、顔の筋膜のセルフ ケアが有効です。筋膜のヨレを正すとたるみや シワの改善効果も。ぜひトライしてみて。
1:マリオネットラインの改善
両手を鎖骨と頰骨にセットし指で押さえながら上下に引っ張ります。そのまま頭を横に45度傾け10秒キープ。口角があがりやすくなる。反対も同様に。
2:上顎骨~頰骨のキワほぐし
オイルをつけ、小鼻の脇に指先があたるように人さし指をおく。人さし指の側面で頰骨のキワの部分を左右に小さくずらし、5回圧を。指を外側にずらし同様に。
3:頰全体をほぐす基本ケア
オイルをつけ、小鼻のわきにこぶしを置き頭を少し前に。第一関節と第二関節の間で左右に小さくずらすようにプッシュ。頰全体がほぐれます。
4:フェイスラインをほぐす
オイルをつけ両手の親指と人さし指で顎の中心にある骨をつかみます。頭を前に傾け耳の前まで3段階に左右に指をずらして、 3回ずつ圧を。
教えてくれたのは……顔筋膜リフト・セルフケアトレーナー 佐藤由美子さん
撮影/峠雄三 モデル/吉村ミキ ヘアメイク/甲斐美穂(RoI) スタイリスト/ Toriyama 悦代(One8tokyo) 取材/佐藤理保子 編集/菊池由希子