【チュール、ビスチェetc.】40代が無理なく春トレンドを楽しむには?同年代スタイリストの私物コーデで解説!
チュールスカートに、ビスチェに、短丈に、透けトップス…。この春は40代に難しそうなアイテムがトレンド入り。そんな難易度高めのアイテムをSTORYスタッフはどのように着こなしているのでしょう。同世代スタイリストに私物コーデとともに、40代がトレンドを着こなすうえで気をつけておきたいポイントやアイテム選びのコツを聞いてみました。
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【チュールスカート】はふくらみすぎないシルエットで!+αデザイン感があると高見えに◎
スタイリスト入江未悠さん
流行をほどよく取り入れた真似のできそうな「半歩先をゆく」着こなし提案に定評があり、キレイめなスタイリングや大人カジュアルが得意でSTORYをはじめ、ファッション誌や広告を中心に幅広く活躍中。
ファッションから自分のテンションをアゲていくタイプなので、トレンドアイテムは積極的に、ただし自分らしく取り入れることにこだわっています。洋服を購入するポイントは手持ちのスタメンワードローブにあうことが必須条件です。
トレンドアイテムを取り入れるときのポイントは、ワントーンやグラデーショントーンで揃えることと簡単でトライしやすいことです。グレーワントーン、アイボリーやオフホワイトなどのエクリュカラーのワントーン、黒のワントーンなどで色を合わせるがポイント。
今回はグレーのチュールスカートを主役にしたのでグレートーンでコーディネートしました。チュールスカートはふくらみすぎないシルエットがデイリー使いに最適、少しデザイン感があると高見えします。細かいドット柄だったり、一段もしくは2段ティアードタイプも使いやすくておススメです。
チュールスカートにジャケットとローファーなどのメンズっぽいアイテムを投入し、甘さの調整役に。簡単に今っぽい甘ニッシュスタイルが完成します。ワントーンコーデの締め色として黒のビスチェをちらっと見せるのもこだわりポイントです。
JACKET/AURALEE TOP/PRISTINE BUSTIER/UNIQLO and Mame Kurogouchi SKIRT/Re:EDIT BAG/CELINE SHOES/Church’s
【ビスチェ】はハリのある素材感×ペプラムシルエットを選べば万能アイテムとして重宝
一見、難しそうに見えますが、ビスチェはハリのある素材やペプラムシルエットのデザインを選べば腰回りの体型カバーにもなり、STORY世代にはオススメなアイテムです。どうコーデに取り入れるか悩まれるかもしれませんがシンプルなトップスに1枚重ねるだけで、いつものコーデをアップデートしてくれます。今回着用しているビスチェもペプラムでハリ感のある素材なので程よいふんわり感がでて、程よい可愛らしさも叶います。
定番のシャツやTシャツやブラウス、透け感のあるシアートップスとの相性も抜群ですしジャケットのインナーとしても使えるので幅広い着回しも楽しめます。通年使える素材のものも多いのでぜひ試してみてください。
KNIT/AEWEN MATOPH BUSTIER/AEWEN MATOPH PANTS/ENFOLD SHOES/MANOLO BLAHNIK
【短丈トップス】は身幅がゆったりとしているものを選んで華奢見えを狙って
スタイリスト石毛のりえさん
大人ならではの品と格をバランス良く兼ね備えた上質なカジュアルスタイルの提案や体型カバーしながらトレンドを取り入れることに定評があり。広告やカタログ、STORYはじめ女性誌で幅広く活躍中
いろいろな流行アイテムがある中で、コーディネートが簡単で、時々着るというより気がつけば手に取ってしまう、相棒的存在になるような短丈アイテムをチョイスしました。遠目から見てもトレンドアイテムを着用していることがすぐわかるのでSTORY世代にもオススメです。短丈トップスは上半身がコンパクトになって全身のバランスが良くなり、脚長効果がありスタイルアップが叶います。
短丈は腰骨にかかるくらいの丈感や横の身幅がたっぷりしてゆとりのあるシルエットを選ぶことがポイント。お腹や腰回りの体型が気になる人はブラウスのレイヤードすることで難なくクリア。今回着用の短丈はオーバーサイズの短丈なので身体も泳いで華奢見え効果も狙えます!スウェット素材ならハードルが低くなりますし、ボリュームがあるものや落ち感のあるパンツでゆるっと仕上げたら大人短丈コーデの完成です。
SWEAT/Whim Gazette TOPS/IN DRESS PANTS/ebure SHOES/MANOLO BLAHNIK PIERCE/tomorrowland GLASSES/JULIUS TART OPTICAL BAG/Maison Margiela
グレーやネイビーの寒色系のコーデになったので、シルバーアクセサリーでハンサム度をあげました。
【シースルートップス】はメンズライクなアイテムとあわせて気恥ずかしさを克服!
黒い薄手のニットやロンTの替わりにシースルーカットソーを合わせたら、手持ちのボトムスがすごく新鮮になったんです!さらにいつもより女度もアップ。もっと早く買えば良かったと後悔したくらい。インナーを同色にしてロンT感覚で着られて、きちんと感と女っぷりも手に入れられるシースルーは買わない手はないです!最初はJKのインナーとしてチラッと見せることからはじめたのですが、暖かくなってきたので一枚で着られるようになりました。
オールインワンのつなぎをパンツ風にアレンジして着用しましたが、シースルーアイテムはメンズっぽいアイテムとあわせることで気恥ずかしさもなくなりますし、コーデのバランスも今っぽくキマります。初挑戦する方はカーゴやワイドパンツ、デニムなどのカジュアルなアイテムと合わせるとヘルシーに着こなせるのでぜひ参考にしていただき春のトレンドのオシャレを楽しんで欲しいです。
TOPS/Whim Gazette ALL-IN-ONE/YLEVE PIERCE/HYKE GLASSES/EYEVAN 7285 WATCH/cartier BAG/LOUIS VUITTON BOOTS/totem
撮影/沼尾翔平 取材/先崎好美
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