2024年05月01日 12:00
/ 最終更新日 : 2024年06月04日 12:28
CLASSY.
【台湾旅行】アートがアツい!旅好きエディターのオススメスポット4選|CLASSY.
コロナ禍前から大人気の台湾。でも〝食い倒れ旅〟のイメージ強め?もちろん美味しいモノもたくさん、でもそれだけじゃない…!半導体分野の次に、官民あげてバックアップしているのが実はアート。写真を撮りたくなるインプット旅を、旅好き編集がナビします。
エディター小林の「アートな台湾旅」おすすめスポット4選
1.臺北市立美術館
カフェ・書店・レストラン…できることなら一日中ココにいたい
残念ながら3月24日で終わってしまいましたが、見応えたっぷりの展覧会「台北ビエンナーレ」も開催。
約15メートルもの天井高に光を取り込むガラスの壁、入った瞬間深呼吸したくなる気持ちのいいロビー。
元々は台湾が誇る有名建築家・高而藩氏による設計。グレーと白とガラスを基調にしたモダンな印象で、配管まで美しい…!建築好きの方もぜひ。
超絶センスのいい書店が地下1階に。オシャレなCLASSY.Couples的男女を何組も見かけました。カフェも2カ所あり、文化的なデートにも良さげ。
\ココでホッとひと息/
花博公園内にある「神農生活」@majitreat.twは、台湾各地の美味しいモノが全部見つかる!と言っても過言ではないショップ。激うま胡麻油から可愛いグラス、台湾産の地ビールまであり、目移り必至。小さいながらカフェスペースもあるので、クールダウンにも。
円山駅から花博公園を抜けて徒歩10分ほど、台湾初の公立近代美術館。月曜定休、火水木金日は9時半から17時半。土曜は20時半まで、17時以降は入場無料。
2.松山文創園區
最先端エリア・信義区にある台北の今がわかるカルチャースポット
広大な敷地内をぶらぶら散歩するだけでもたのしい。見応えのあるバロック式庭園も。
日本統治時代の「松山煙草工場」をリノベーション。当時の写真も飾られています。
有名アーティストだけでなく、若手の台湾アーティストの作品の展示やフリーマーケットも随時開催。何度行っても楽しめる。
5つ星ホテル「Eslite Hotel」(誠品行旅)も敷地内に。本好きにはたまらない図書館をイメージしたカフェがあり、窓からの景色も最高…!
\ココでホッとひと息/
松山文創園區内にある、「CAMA COFFEE ROASTERS 豆留文青」は、煙草工場の元ボイラー室だったそう。ちょっとお高めですが美味しいコーヒーとちょっとした軽食が取れます。席から二次元コードを読み取って注文。
台北101にほど近い、複合文化施設。1937年建設のタバコ工場をアートギャラリー・デザイン関連ショップ・カフェなどにリノベーション。大人気「誠品書店」も。
3.MoCA TAIPEI
ショッピングついでに行きやすい、現代アートの美術館
赤レンガと椰子の木のコンビネーションが「ザ・台湾」で素敵。延々と写真を撮りたくなる…。
中の展示スペースも元々教室だった場所をそのまま活用。壮大な文化祭のような雰囲気。
特筆すべきはミュージアムショップ。キャップやポーチなど、彼とお揃いで買いたくなるはず。
絵画だけでなく、映像作品や彫刻なども多数展示。アートに詳しくても詳しくなくても、アミューズメントパークのようにたのしめるのが現代アートの良さ。わからないなりに語りたくなる!
\ココでホッとひと息/
迪化街を北上した延三夜市という一帯にある、蒸湯(蒸しスープ)の美味しいお店「施家鮮肉湯円」。お昼時は地元のお客さんでいっぱいに。おすすめは白苦瓜のスープ。滋味深く澄んでいて、でもしっかりとした味は蒸しているから…?角煮がのったごはんや季節の青菜炒めもいっしょに頼めば、大満足のランチに。22時半まで営業しているので、飲んだあとの〆スープにも良さそう!
台北中心地のMRT中山駅からすぐ、現代アート専門の美術館。こちらも元々は日本統治時代の小学校をリノベーション。開館時間は10時から18時。月曜定休、入館料は50TWD。
4.迪化街
いいモノが安く手に入る問屋街が若い世代の力でリノベーション
書店「Kuo’s Astral Bookshop」の営業時間は月〜金14時から22時、土11時から22時。
同じく「Kuo’s Astral Bookshop」。その時々でおすすめの本がキュレーションされて展示。装丁を見ているだけでたのしい。
商館をリノベーションしているため、縦に長く4階建て。1階にはカフェもあり、疲れたらひと休みも。ビールも飲めて嬉しい…。
問屋街なので、もちろん書店やカフェだけでなく竹細工のお店でかごを買ったり、専門店でカラスミや台湾茶を買ったりもできます。
\ココでホッとひと息/
迪化街の永楽市場前にあるカフェ「ASW TEA HOUSE」。女性オーナーが30歳を期に脱サラし、台湾初の西洋式薬局をリノベーションしてオープンしたお店。台湾産の紅茶とスコーンが美味しい~。店員さんのシャツの柄は日替わりのようで、すごく可愛いんです。
古くから淡水河の水運とともに発展してきた問屋街。2000年に台北市から「歴史風貌特定専用区」に指定され、バロック調の装飾を施した商館が次々と素敵な書店やカフェに生まれ変わっています。
\台湾基本情報/
東京から4時間弱で行けるのが嬉しい台湾。LCCも多数運航しているので、サクッと金曜夜から土日で行くのもおすすめ。松山空港なら台北市内から10分ほどですが、桃園空港からもMRTを使えば快速だと35分くらいで着きます。MRT駅や車内では禁煙はもちろん一切の飲食が禁じられているのでとっても清潔。MRT に乗れば台北市内は大体どこでも便利に移動できます。他、バスも乗りやすく、タクシーも日本より安め。治安もいいので、女子旅にも最適です(とはいえ夜のひとり歩きなど最低限の注意は忘れずに)。 1TWD=4.69円(2024年3月現在)。
教えてくれたのは…エディター・小林麻衣子
本誌編集。主にファッションページ担当ながら服よりホントは旅(とお酒)が好き、インプットのためと称して2・3カ月に一度は海外へ。昨年からハマった台湾は、これまで〝ほっこり系〟と誤解。アートも建築もグルメも楽しめる、とすっかり虜。
撮影・取材・編集/小林麻衣子 再構成/Bravoworks,Inc.
※情報は2024年3月現在のものです。詳しくは各所公式Instagramをご確認ください。