全部同じ人なんです!メークの達人に聞いた「大人が映える顔の作り方」

誌面を彩る美魔女たちにも悩みはつきもの。メークで欠点を克服し、魅力に変え、美しく仕上げています。メーク大好き美魔女の中でも特に定評のある3人のテクニックを詳しく解説します!

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コンプレックス解消!舞台でも写真でも“映え”の立体顔メーク

以前は目が離れているのがコンプレックスでした。整った骨格にも憧れメークを研究、立体感にこだわった今のメーク法を生み出しました。あるコンテストの世界大会で各国の代表者と触れ合ったことも大きな転機に。

メークは欠点を隠すものではなく、自分の好きなところを表現するものとポジティブな考えに変化。コンプレックスだった離れ目も「くの字アイライン」で気にならなくなりました。普段はもう少し薄めですが、“映え“を意識した日はこれがテッパンメークです。目標はオーラのある大人の女性。メークだけでなく内面も磨き続けたい!

《Profile》
ハーブ奏者・川崎優季さん
ミス小樽、横浜開港祭親善大使、ラジオパーソナリティを経て、現在はモデルやレポーターとして活躍。ハープは演奏会の他、ブライダル演奏も。著書に『美しさは、つくれます』。

ファンデは明、暗、ミックスと3色使いで顔に立体感を

ファンデは手の甲に取り、頰の上部に明るい色、その下に明と暗を混ぜた色、顔周りには暗い色を置き、指で顔全体に広げていきます。

ヘレナのプロディジー CELグロウ エッセンス ファンデーションはみずみずしく伸びがよく、ランコムのタンイドル ウルトラ ウェア リキッドはカバー力と軽く自然なつけ心地が快適。指で広げたら、スポンジでよく馴染ませ、中心部は厚塗りにならないように。

ハイライトとシャドウを駆使して骨格矯正

1.涙袋を作る前に必須の工程
涙袋を作る前に必ずやるべきは下まぶたの補整。ベアミネラルのコレクティング コンシーラーでくすみや色ムラを整えます。

2.おでこシェーディングで丸みを作る
生え際にPOLA B.A カラーズ コントラスト イルミネーターで影を作って額の丸みを演出。

3.あごを小さく見せ立体感もアップ
Tゾーン、Cゾーン、あご先にはハイライトの&be ルミナイジングパウダーで光を集めて、透明感のあるメリハリ顔に。

4.顔周りのパウダーで髪の張り付きを防止
ベースの最後にエトヴォスのラベンダー ミネラルUVパウダーで脂浮きを押さえツヤ肌に仕上げます。

顔の印象を決定づけるアイメークを重点的に

下まつ毛も書き足し
離れ目解決の一番の技はアイラインを目頭にくの字に入れること。ケイトのスーパーシャープライナーが描きやすい。少ない下まつ毛は描き足して目を大きく見せます。

人工涙袋も作成
眼輪筋の下のラインにPOLAのシェーディングを細めのチップでのせ影を作れば涙袋完成。目尻にアイシャドウのように真横に引いて、目の幅を広げてデカ目に。

左/目元を明るく
涙袋のハイライト部分はセザンヌの描くアイゾーンコンシーラー。白すぎず滑らかな細芯で◎。

右/漆黒ラインを上書き
ケイトのコンクジェルアイライナー WPでアイラインをなぞり長時間キープ。舞台でも大活躍。

2024年『美ST』5月号掲載
撮影/オノデラカズオ(f-me) ヘア・メーク/小澤 桜(MAKEUPBOX) 取材/渡辺美香 編集/漢那美由紀

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